ホームシアター

AVアンプのサラウンド調整方法とコツを解説 【ホームシアターがうまくいかない人必見!】

ホームシアターのサラウンド調整って、そもそも何を目指すのか?🤔

2つあるんだ。

⭐テレビ画面上のモノの位置と音の位置を完全に一致させる。

⭐全てのスピーカーの存在がわからなくなり、その世界観に放り出された感覚。音が聞こえるというより、そこにいるという感覚。

この2つを目指すと映画館に近付けるよ👍✨

例えばアクション映画でよくある、ヒロインが悪者に捕まって人質状態。ヒロインの頭には銃が突きつけられている!

「拳銃を捨てろ!この女がどうなってもいいんか?!こら!」

えいが子
えいが子
でた…昭和の世界観

主人公は仕方なく銃を床に投げ捨てるみたいなシーン。

この時銃が床を転がって画面から消えて行った時に、音響はそれをリアルに再現できているかい?ということなんだ。

画面の外でも転がって止まった感じが伝わるほどの音と画像のフィット感が映画をリアルにしてくれる。

もうひとつは全てのスピーカーのバランスが揃った時に、ゾクッとするような空気感が生まれる状態。

ワイルドスピードなんかで車がド迫力で右から左に駆け抜ける感じは真のサラウンドとは言わない。質の良いステレオで再現可能だからだ。言うなればそういう分かりやすいのは👦子供のサラウンド。

じゃあ大人のサラウンドは何よ?

と言われれば、

冬山の凍てつく寒さを感じるか?

宇宙空間で無重力を感じるか?

この記事の手順でAVアンプの調整を進めていけば、自宅のホームシアターでそんな空気感を味わうことができるよ。

えいが子
えいが子
あたし高級なスピーカー持ってないけど、いい音響できるかな?
くろかわ
くろかわ
問題ないよ、ぼくのフロントスピーカーは3,000円以下、スピーカー単体の性能よりAVアンプの調整と豊富な機能の使いこなしが良好なサラウンド感のポイント

使ってるAVアンプのメーカーや機種が違う人も、この記事で紹介する手順と考え方は参考になるはずだからぜひ目を通してほしい。

*えっ!メインのスピーカー3,000円以下って何?…と気になる方は👇

AVアンプの調整は4つのステップで進めよう!

鉄則!AVアンプ調整の4ステップ

①スピーカーをちゃんと配置する

②測定マイクを使い、自動音場補正機能でセットアップする

③各種サウンド(サラウンド)モードを選ぶ

④マニュアルで各パラメーターを微調整(上級者向け)

これが鉄則の流れだよ。

因みに4ステップと書いたけど、お気に入りのサラウンドになるなら①②③の3ステップだけで完結が望ましい。

④は特にこだわる人向け、マニュアル調整でほぼ全ての調整は可能だけど、マニュアルにモード変更すると、メーカー推奨のエフェクト機能が使えないなど、いろいろトレードオフの関係になるのでよっぽど詳しい人以外はオススメしないよ。

①まずスピーカーをちゃんと設置する

AVアンプの自動補正機能が優れているからといって、スピーカーを適当に置いてもOKとはならない。

最初に決めたスピーカーの配置が、最終的なサラウンドの仕上がりに大きく影響してくるからね。

もちろん一般家庭でやることだから、いろいろ制約があって理想とかけ離れた配置になる。

こんなショボくても胸を張れ!
ここから紡ぎだされる
本格サラウンド音響w

でもその不自由さがホームシアターだと思うのよ。

せま~くても、和室でもいい
今できる自分のベストを尽くそう!

まずぼくのサイト記事を参考に、できる範囲で頑張ってスピーカーを配置してみてほしい👇️(ぼくの最新システム紹介動画見て!)

それから②のマイク測定に進もう。

えいが子
えいが子
よしっ…とりあえずスピーカーは置けたよ!完全に左右等距離に配置とかは無理だったけど、サラウンドは少し高めにしてみた
くろかわ
くろかわ
上出来だ、ここで15分~60分ぐらいかけてもいいと思ってる、レーザー距離計とかで納得できるまで角度合わせたりね。最初は解らないなりにこだわるのが大切

②測定マイクを使い、自動音場補正機能でセットアップする

ここからAVアンプで自動音場補正を使い基礎になるサラウンド環境を作る。

えいが子
えいが子
付属のマイクがないんだけど、買ってでも自動調整機をつかったほうがいいの?
くろかわ
くろかわ
そうだね、まずは自動音場補正を使うのが鉄則

自動音場補正を使いたくても、中古のAVアンプを買ったから、そもそもそんなの付属してなかったという人、紛失した人、壊した人もこの記事を読んで測定マイクを必ず入手しよう↓

中古のAVアンプの場合、マニュアルで調整できる項目が充実してるものを選ぶと音場補正機能が優秀な場合が多い。(例えば距離を合わせるステップが30cm刻みのモデルより1cm刻み)

とにかく自動調整機能を使おう!進化が凄まじい、人間の出番はあんまりないw

自動音場調整マイク
こんなマイクを立てて計測、10分ぐらいで完了するよ。
くろかわ
くろかわ
マイクが用意できたら自動音場補正機能の使い方について詳しく解説した次のリンクを読んでくれ
えいが子
えいが子
測定終わった~、思ったよりも簡単というか…あたしほぼ決定ボタンしか押してないよw

この②のマイク測定はAVアンプの指示に従うだけだから問題ない。

ここで重要なのは、とにかく自動音場補正機能を使用してマイク測定するということだけ(^^)/

一番悩むのは次!
③のAVアンプの各種設定とサウンド(サラウンド)モードを選ぶところなんだ。これマニュアル読んだだけだとほぼわからないからね。

くろかわ
くろかわ
マイク測定が完了して、結果が保存されるとAVアンプはどういう状態になるのか?いくつか推奨されるエフェクト機能と豊富すぎるサラウンドモードはどうすればいいのか?次の③のステップで映画館の音響に近づけていくイメージだ

③AVアンプの各種設定とサウンド(サラウンド)モードを選ぶ

とにかく上からリンクの記事をしっかり読んでみて欲しい👇

くろかわ
くろかわ
ここまでで、かなりホームシアターらしい音響は作れたはず、ここから先の内容は長すぎるから興味のない人は読む必要はないと思う(^^)/マニュアル調整で深くいきたい人はどうぞ

AVアンプのマニュアル(手動)調整の前に部屋の音の反射を考える🤔

この↑貧乏サラウンドシステムを見てほしい。フロントスピーカーRとトップミドル(天井)スピーカーRのすぐ真横に押し入れの扉があるだろう。

本来スピーカーと壁の間はスペースを開けたいんだけど…

それができないのがホームシアター。

押し入れの扉が近いとフロントLに比べて音量が上がってしまう。

反射して膨らむというイメージ。

この部屋の右端にシステムを寄せているから、サラウンドスピーカーを含め全体的に右側のスピーカーのほうが音量が上がってしまう。

例えばこの状態でアンプの自動音場補正をかけて音量レベルだけ見ると、

右-6.5 左-5.0という補正値になったりする。

つまり右のマイナスを大きくとって左右のバランスを整えようとしている。

一般的に、近くに壁があると音は膨らみやすいと覚えておこう。

AVアンプのマニュアル調整①サブウーファーとの繋がり(カットオフ周波数)を合わせる方法。

ハイパスフィルター

まず、これ。

サブウーファーという低音を専門に引き受けるスピーカーがある。

5.1chの.1(LFE)と表現されるやつだ。帯域は20hz~120hzを出す。

.1だからといって、バカにしてはいけない。

難しい言葉をあえて使う!

ボディソニックという。

身体にビリビリくる音の波動のようなものだ。

これと他のスピーカーから発せられる音とミックスされることで、

灼熱の森林火災

凍てつく冬山の寒さ

宇宙の無重力感

などが感動的に体験できる時がある。

だから超重要だ。

というわけでサブウーファーと、その他の5つのスピーカーとの低音バランスを調整する。

ここがけっこう音質に影響するところだからよく聞いてくれ!

カットオフ周波数の設定という難しい名前がついている。

また、低音と中音をクロスさせることから、クロスオーバー設定ともいう。同じ意味でOK🙆

例えばクロスオーバーを100hzに設定した場合、サブウーファーの気持ちになってみると…

サブウーファー「もともと俺が受け持っている低音成分.1chは20hz~120hzで出力する!それに加えて本来あんた達が出すべき、100hz以下の低音もまとめて俺が出すから、あんた達は100hz以下は出さないでいいよ。余計なことされると低音がモコモコしちゃうから!苦手なことムリにやらないで!」

音響の研究者が聞いたら

「‥…😨」

という内容だが

ほんとそーゆーこと、…まぁ、実際いじってみた方が理解が早い。

最初周波数を変えても変化がよくわからん😵🌀という感じだと思う。

それでいいんだ。感じるには少し経験もいる。

ぼくも昔は差がわからなかった。

とにかく夢中でやってみればいいんだよ。

サブウーファー ローパス
因みにこれは紛らわしいんだけど、LFEローパスフィルターというのはサブウーファー専用のチャンネルにフィルターをかけるもので、今説明している、スピーカーとサブウーファーのクロスオーバーとは関係ないよ。

LFEローパスフィルターって設定のあるAVアンプはとりあえず120hz固定でいい。

くろかわ
くろかわ
フィルターを通さない「バイパス」の設定がAVアンプにあるならスルーにしたほうがいいよ、あわせてサブウーファー側もdirectなどにしよう

より細かい設定は👇

次にアンプ内蔵サブウーファーを見てみよう。

ぼくが使っているのは、もともと5.1chシステムのセットで販売されていたもの。
こういうモデルはボリュームツマミぐらいしかない。

サブウーファー本体には電源スイッチとボリュームとラインインしかないものも多い。

単品サブウーファーとして販売されたものは、本体にボリュームとローパスフィルターがついてる機種もある。

この場合は200hzなど最大値にしておこう。スイッチがあるタイプならフリー(オフ)

↑ハイカットと書かれてるツマミがあるけどローパスフィルターのこと。
超小型のスピーカーを使う場合、最大150hzハイカットではなく
200hzまであるサブウーファーのほうがいいかもね。

カットオフ周波数の設定は基本的に全てAVアンプ側で行うと覚えておこう。

だからサブウーファー側は最大固定でOK。これを仮に50hzにしてしまうと、AVアンプ側で180hzにクロスオーバー設定しても、サブウーファー側は50hz以下の低い音しか出ないことになるので注意。

さて、具体的にやってみるよ(^^)/

まず、フロントスピーカーと、サブウーファーの2.1CHのステレオ再生がバランスよく鳴るように調整することからはじめる。

映画だけでなく、音楽をステレオで楽しむ時に最高になるように調整する。

庶民のサラウンドシステムではフロントスピーカーの口径は10~13cmを推奨している。推奨というより、サイズ的にも、せまーくやるから大きなスピーカーではムリだろうというのもあるし、このサイズはスピーカー市場でもタマ数が多く流通してて価格も安い。

サブウーファーと各スピーカーのカットオフ周波数を調整する技術は奥が深い。

興味ある人はいろいろGoogleで調べてみよう。

ここでは、とりあえずおおまかな目安を示す。

8cm→120~150hz

10cm→60hz~100hz

13cm→50hz~70hz

AVアンプでスピーカーサイズを設定する項目がある場合、「スモール」を選択しよう。

さて、スモール設定の場合、カットオフ周波数を設定するだけで、低域をどこまでサブウーファーに任せるかを決めることができる。

因みにラージを選ぶ意味は、割り当てられたチャンネル成分を、サブウーファーに頼ることなく、「スピーカー1本で高い音から低い音まで全て再生するよ!」ということだ。

ラージや大を選択すると、そもそも周波数設定項目自体が表示されなくなる。

その設定にした時に、サブウーファーというのは.1ch(LFE)というチャンネル本来の仕事のみをすることになる。

これがオーディオマニアのお父さん達としては理想なわけだ。

きっとドルビー社の社長も

「本来はそれが望ましい…」と言うだろう。

理屈は少しわかったかな?

まとめると、

サブウーファーは自分のお仕事(LFE)+他の小さいスピーカー達の苦手なところ(低音再生)もそれぞれ引き受けて、全チャンネル分合わせて低音再生するという超頼もしいお父さんなんだ。

この計算はカットオフ周波数を設定するだけでAVアンプが勝手にやってくれるんだ。

とりあえず、フロントスピーカーを120hzに設定して好きな音楽を聞いてみる。

エントリークラスのAVアンプだと、スピーカーごとにクロスオーバーを設定できないモデルもある。

サブウーファーとのクロスは一律で120hzとか。一律150hzとか。

廉価5.1chセットにみられる、5つのスピーカーが全て同じものを想定してるみたいだね。

こういう設定項目の種類は、発展性を考えたら重要。古い中古AVアンプを選ぶ時にはネットで取説を読んで調べてから購入するようにしよう。

次に、音を出したら、弾むような弾力性のある低音が出るか確認しよう。

低音が好きだからといって、単調にドンドン鳴るのは調整が合っていない。

ベースという楽器があるじゃん。

その楽器の音階が聞き取れるか、もしくはベースの音がしっかり音に埋もれず、分離してカッコよく聞こえてくるかをポイントに調整しよう。

難しいのは、サブウーファーの音量と、今回やってるカットオフ周波数の調整の2つの組み合わせで低音の質感が決まることなんだ。

ぼくの調整方法は、

例えばフロントが10cmスピーカーなら

周波数はまず仮に80hzでクロスオーバーを設定。

サブウーファー本体の音量ツマミを0にして、音楽を聞きながらツマミを回して音量を次第に上げていく。

するとあっ、サブウーファーきたな!鳴ってる!と感じる瞬間がある。

そしてさらにツマミを回すと、低音が出過ぎでウザイ!ボワンボワンする…になる。

今度はそこから逆にツマミを少しずつ下げていこう。

すると、すっきりとしながらも、力強い弾むような低音が出る位置にアタるかもしれない。

この時のツマミの感覚って0.5ミリとかだから、何度もうるさくしてからゆっくり下げていきアタリをつかむという作業を繰り返す。

そしていい感じになったら

再度AVアンプでフロントスピーカーのカットオフ周波数を

60 ←70← 80 →90→100hz

このあたりを変更してみて

「やっぱり100hzが気持ちいい!」👍😆

となるか、60hzのほうが繋がりがいいと感じるかはあなたのセンスで決めればいいよ。そんな感じだ。

くろかわ
くろかわ
ぼくの考えだと、クロスは低いほうがモノの定位や、移動感、高低差が鋭くなる

そしてまたサブウーファーの音量ボリュームをいじるみたいな感じ。

設定が決まるまではボリュームは作業しやすい位置に向けて設置したほうがいいよ。

サブウーファーがオットマン替わり

ぼくのはブランドのロゴとか向こう向いちゃってる。デザインより調整優先(笑)

この数値は1度決めたら変えちゃダメという性質のものではない。

音楽なら、低めの周波数で繋げてフロントスピーカー由来の自然な低音でスッキリ聞きたいという場合もある。

映画をみる時は量感のある低音をだしたいから、サブウーファーに180hzから下を任せるというときもあるだろう。

例えばぼくのシステム(庶民のアトモス)はこんな感じ↓

ぼくのシステムのように、低音再生が苦手なスピーカーをフロントに使ってるときは、なるべくサブウーファーに任せたほうが臨場感が良くなることもある。

サブウーファーのボリュームは本体ツマミで行う。(自動調整機能を使うときはツマミをセンターに合わせて計測した後にいじる)

AVアンプ側のサブウーファー音量調整もあるんだけど、

最後の微調整は本体ツマミでやろう

これ重要!もっと詳しく↓

ちなみに5.1chやアトモスの場合、フロント、センター、サラウンド、天井と周波数をそれぞれ個別に設定できるが、これら全ての周波数を同じ数値に合わせなければいけないということはない。

※アンプによっては個別に設定できないモデルもあり

実際のシステムはこちらに詳しく👇

これは聴覚上いいように自分できめればいいよ。

単純にサブウーファーレベル(音量)を上げ下げするのも立派な調整だ。

最後の仕上げはサブウーファー本体のボリュームツマミをミクロン単位(笑)で合わせれば完成。

まるで料理人が最後に塩をひとツマミ…みたいな感じ

料理わかんないけど!

「組み合わせが無数にあって何が正解かわかりまへん…」

🆗👌それでいいんだ、AVアンプは大人のオモチャ!理屈を考えながら気軽にいろいろ試して、自分の理想のサラウンドを作ればいいんだ。

あと音を聞く経験値も関係してくる。

よく生の演奏をたくさん聞けといわれるけど、ぼくはサラウンドに関しては、映画館に行った時に、

「ぼくのシステムでもこんな感じにしたいなー😍💓」

と憧れながら音を調整していくことが近道だと思う。

貧乏ホームシアターの先生は、映画館の音響なんだよ😄✨

映画館は別物!と初めから諦めてる人いるけど、しっかりサラウンド調整が決まると映画館並に楽しめるものなんだ!

少しは参考になったかな?

AVアンプのマニュアル調整②スピーカーレベル(音量)を合わせる方法。

アンプ説明書 音量の調整

各スピーカーの音量レベルをあわせていこう。

AVアンプで手動で音量を調整する時には、

「ゴーッーーーーーゴーーー!」

というやかましいノイズ音が出る。

具体的な調整方法は

各スピーカーを順番に再生していって同じ音量に聞こえるようにプラス、マイナスしていくというもの。

同じ音量に聞こえるようにするんだ。

例えば人間って真面目だから、右のスピーカーが0、左のスピーカーが2みたいな設定を嫌う傾向がある。

「☹️うーん、よく聞くと左はやはり1かな?右と左で2も違うわけないよなー」

とか勝手に補正してしまう。これをやめよう

まずはAVアンプのデジタル表示の数字は気にせず、ただ愚直に同じ音量だけを求めて集中して調整してみよう。

この音量の調整がぴったりはまると、映画を試しに再生したときに

「あっ、きた!サラウンドきた😄」となる。

ここ重要だから上手くいかない人にポイントというか、諦めちゃダメな理由を書いておく。

例えば適当だけど、5つのスピーカーの音量レベルが今、

-1 0 0 -2 -2 だとする。

サラウンド感は悪くないけど、いまいちしっくりこない…

そこで、

-1 0 0 -2 -1 にサラウンドLだけ1メモリ上げたとする。

その瞬間、ピタリとフォーカスが合うことがある。いきなりピントが合って音が超立体的になるから焦るぐらいだ。

逆の言い方をすると、かなり惜しいところまで調整ができていたとしても、1つズレているだけでいまいちに感じている状態の人は多い🤔

成功はもう目の前に迫っているかもしれないのに、

「できないよー!😭」

と諦めないように頑張ってほしい。

最後にもう一つ付け加えると、先ほど聴覚上の音量を合わせると言ったが、まずは基準を合わせてスタート地点に立つという意味合いがある。

また、ぼくみたいに左右の耳の聴力が少し違う人だっている。こういうの解決できるのがマニュアル調整のいいところだね。

映画を再生してサラウンド感が好みであれば、各チャンネルの聴覚上の音量の完全均一にこだわる必要もないんだよ。

映画を観て気持ちいいもん勝ちだからね(^^)/

動画で詳しく見れます↓

https://youtu.be/tAFj4r2Tmy8

ほぼ満足なんだけど、あと1歩リアリティが欲しい時の奥の手がある(笑)👇

AVアンプの5.1ch調整、音楽やYouTubeを楽しむ時のセッティングは?

お家で楽しむのは映画ばかりじゃないだろう?

せっかくの、夢の貧乏サラウンドシステムだ。

これで音楽や、YouTubeをワンランク上の音響で楽しめるよ✨

だから庶民のサラウンドシステムとはいえ、AVアンプを最適に調整したあなたの音響はそこらの街角で聞こえてくるBGMとは桁違いのレベルのはずだ。

しかしよく聞き込んでいくと、ドルビーデジタル映画サラウンド5.1chと、2chステレオの音源で音楽を楽しむのは同じ設定だとムリがあるかな?

と感じる日がくるだろう。

みんなそこに悩むけど、ぼくはアンプで全部行こうと決めた👇

えいが子
えいが子
くろかわもう終わろう!AVアンプの解説長すぎる~
くろかわ
くろかわ
あと3分!がんばれ!

基本のサラウンドを95%完成させて様々なコンテンツを楽しもう😆

調整に没頭してると感じるのは、全てに万能なセッティングは難しいということ。

映画ではいい感じなんだけど(ホームシアターだからこれが重要w)、YouTube見てるとセリフがいまいち綺麗に鳴らない。

とかね。

100%を目指しすぎて、音響しか見なくなってしまい、映画本来の楽しみ方を忘れてしまう。

それではもったいない。

サラウンド環境を95%いい感じに仕上げたら、たくさんの映画を楽しむことに時間をかけよう。

ぼくのオススメVODは

NetflixとAmazonプライムビデオ

特に貧乏…、値段を気にする人はAmazonが超コスパいい。激安だ!

映画コンテンツそのもの使い勝手、音質はNetflixのほうがやや上手に感じる。

500円/月以下だからね。映画に価値を感じる人にとってはタダ同然(笑)

NetflixはAmazonに比べて月額はやや高い。スタンダードプランで1480円。

前から気になっていた、音響対決もしてみたよ!⬇️

動画配信サービスの5.1chサラウンド配信を楽しむなら👇

映画を楽しむのに決まりはない!

でも、今より少しだけいい音で観れたら…

その方法はぼくのサイトに書いてある。

いろいろ読んで映画音響を楽しんでね(^^)/

この記事おわり!

ぼくの映画館使用AVアンプ👇この価格でアトモス対応の神機