ホームシアター

AVアンプのサブウーファーモード、「LFE+メイン」や「ダブルバス」設定を理解して映画の重低音をカッコよく!

AVアンプのサブウーファーモードと、小型ホームシアターの60hz以下の低音~重低音の設定について語ろう。

えいが子
えいが子
ホントにみんな低音域好きだよね~

例えばDENONのAVアンプの場合、スピーカー⇒マニュアルセットアップ⇒低音⇒サブウーファーモードと進むと、

サブウーファーモードは「LFE」と「LFE+メイン」が選べる
*サブウーファー「無し」にしてると 「LFE+メイン」は選べない

こういうのあるでしょ?

でもこれだとよくわからないよね?

⭐「LFE」(お買い上げ時の設定)

・ ぼくみたいに小型スピーカーを使ってコンパクトなホームシアターをやる場合の基本設定。(全てのスピーカーが「小」の場合)

・低音まで良く出る大型スピーカーを使って立派なホームシアターをもってる人にオススメのモード。

⭐「LFE+メイン」

スピーカー設定を「大」にしたとき、低音域が不足すると感じる場合に使うと低音が強化されるモード。

DENONなら上の表記

ONKYOなら「ダブルバス」なんていうけど、ほぼ同じ意味。

ONKYOの取説だと「LFEチャンネルを持たないソースでもサブウーファーで低音を強化できます」みたいな感じで記載されてる。

初めてAVアンプ使うと、この切り替えの違いというか…意味が分からないよね。

えいが子
えいが子
違いがさっぱりわからん
くろかわ
くろかわ
例えばフロントスピーカーを「大」(フルレンジ)で鳴らす場合、さらにSWからもフロントの低域成分を重ねて鳴らす機能。カットオフの調整で大きく被せて量感を稼いだり、クロスを離してスッキリ足したりできる
えいが子
えいが子
チャーシュー麺がオススメのラーメン屋さんで、肉(低音)が好きな人がチャーシューをダブルでトッピングするような感じやな…

サブウーファーモードの「LFE」を使うときの具体例

ぼくの小型スピーカの5.1.2chサラウンドシステムで基本のLFEモードを説明すると、

サブウーファーありで、全てのスピーカーのスピーカー構成は「小」。

各スピーカーのクロスオーバーはこんな感じ。

小型スピーカーのホームシアターでAVアンプの自動音場補正を使うとよくあるパターンの結果だよね。

この時、センター、サラウンド、トップミドルの各クロスオーバー値以下の低音は、フロントスピーカーL、Rとサブウーファーに適切に割り振られて再生される

えいが子
えいが子
低音って全部サブウーファーが受け持つのかと思ったら違うのね…フロントからも出るって意外

サブウーファーは本来のLFEチャンネル(.1)の再生に加えて、各チャンネルのクロスオーバー値以下の成分をまとめて鳴らす。

フロントのクロスオーバーは60hzなので、各チャンネルの低音域にさらに低い60hz以下の信号が含まれていれば残りの成分はサブウーファーが受け持つ。

このあたりの割り振りの詳細は不明だけど、各社のAVアンプはだいたい同じ仕組みになってるはずだ。

これを知ると、マニアが口を揃えて「フロントスピーカーはいいのを使え!」というのも感覚的に理解できるよね。

これがLFEモードのいちばんオーソドックスな使い方でぼくもよくやる。

次に、立派なスピーカーを持っていて全て低音がしっかり出るから、「大」に設定してフルレンジで鳴らすシステムの場合だ。

フロント フルレンジ

センター フルレンジ

サラウンド フルレンジ

サブウーファーあり。

この場合はサブウーファーも本来のLFEという低音のエフェクトに特化したチャンネルの成分だけ再生する。

これはわかりやすく高音質が狙えるね。理想的だ。

つまり、「LFE」モードの場合、音声成分のトータルの情報量はクロスオーバー値を変えても合計100というのは変わらないというイメージをもってほしい。

それに対して、

次に説明する「LFE+メイン」というのは音声成分のトータルの情報量100が、ざっくりだけど低音がダブる分100~115ぐらいになるイメージなんだ。

分かりやすく「LFE」モードで例にあげたぼくのシステムの状態で説明するね。

サブウーファーモード 「LFE+メイン」を使うときの具体例

👆ぼくのシステムのフロントスピーカーNS-BP110の形みてよ。

長ーいエンクロージャーで独特の低音の響きを持つ、まさにYAMAHAの楽器だw

くろかわ
くろかわ
「LFE」設定のままでも悪くはないんだけど、もう少し低音の響きや量感を良くしたいな…と思ったら

フロントを「大」フルレンジで鳴らす。

NS-BP110はカタログスペックで最低周波数55hzのスピーカーでフルレンジで出るとこまで自然に任せるという感じにする。

厳密にはフロントチャンネルに含まれる最低周波数成分は再生しきれないけど、 NS-BP110が本来持っている、心地よい自然な響きを優先させた格好だ。

「LFE」モードのままだと「フルバンド」となる
「LFE+メイン」 モードに切り替えると、「大」の設定のままでもクロスオーバーが使えるようになる。クロスオーバーと言っても、フロントスピーカーはローカットされず、サブウーファーが重ねて鳴らすフロント成分を60hzでローパスするというしくみだと思う。
えいが子
えいが子
ややこしい!

サブウーファーを「LFE+メイン」にしてクロスオーバーを60hzや40hzに設定して重低音を重ねても迫力ある音響で悪くない。

60hzだとフリーで鳴らすフロントとかなりダブる部分があって、音の厚みは凄くなる、コンテンツによっては迫力満点で面白い。

40hzだとかなりスッキリしつつ、映画本来の重低音が再生される。

このあたりはフロントとサブウーファーの性能で評価も分かれそう。

ただし、低音の雰囲気をコントロールする引き出しとして、この機能を理解しておくと好みの映画音響に近づけるんじゃないかな。

というわけで、今のシステムの好みとしては「LFE」モードでフロントは「大」がぼくのお気に入り(^^)/

くろかわ
くろかわ
全てのスピーカーを「小」にして映画の5.1chを再生する時は「LFE」と「LFE+メイン」を切り替えても音に変化はないよ。

AVアンプのLFE設定で低音の量感をコントロールして好みの映画音響を創ろう!

ホームシアターは全員環境と機材が違うはずだから、映画の低音再生で何が正解というのはないのよ。

BOSEのスピーカーの独特の低音を最高という人もいるし、不自然と表現する人もいるのと同じ。

低音は自分の好きな響きを選ぶというのが正解だと思うのね。

ただし、理屈は知っておきたいじゃん。

「こっちの設定にすると、なんだか音がいいね…」よりも、自分で理屈を知った上で、選択して調整した実感があると映画音響趣味は楽しくなる

再生コンテンツによって雰囲気を変えたいときにもスムーズにできて気持ちいい。

えいが子
えいが子
音が良くても、理屈がわかんないとモヤモヤするよね

庶民のホームシアターの場合、「全て大型スピーカーで「大」に設定してフルレンジ、サブウーファーはLFEチャンネルのみ…いや!各chの低域再生が30hz以下まで伸びるからサブウーファーすらいらん!

というわけにはいかない。

理屈ではいいかもしれないけど、装置がどんどん大掛かりになっていく。

くろかわ
くろかわ
原音再生とか、元のサウンドデザインを忠実に…となるときりがないので雰囲気重視でいこうw

映画ってカッコいい低音も魅力だからLFE設定はいろいろ試してみよう。

あと、AudysseyやDynamicEQ設定も低音に関係してくるから、こちらも試してみよう。