ホームシアター

アトモスの天井スピーカー配置【5.1.2chはトップミドルが最高なのか?】

アトモスの天井スピーカーってどこにつければいいのか?これがとても悩ましい。

「自分の聴覚上、好きなものを選ぶ」という場面はオーディオやホームシアターを楽しんでいるとよくある。

サブウーファーのクロスオーバー値とか、AVアンプのDSPモード選択なんかはこの典型だろう。

しかし、アトモスの場合まだまだ情報が少なく、いろいろな事例を知りたいという要望はあるように感じる。

結論からいうと、天井に2個スピーカーを取り付けるときは、トップミドルの範囲内が最適ということになるのだけど

えいが子
えいが子
ミドルの範囲のどの辺よ?
くろかわ
くろかわ
そうだよね、角度はどうするか?とか、いざ取り付けようとするといろいろ疑問がでてくるよ

さらに、お部屋の環境によっては、トップフロントや、フロントハイトの位置にしか取り付けられないということだってあるもんね。

今回は天井にスピーカーを1組しか設置できない5.1.2chのドルビーアトモスの場合の、最適なトップミドルスピーカー位置について、ベストはどのあたりなのか?検証してみた。

くろかわ
くろかわ
【天井スピーカー配置 アトモス】とかで検索してもあんまり情報がでてこないんだ
えいが子
えいが子
リアルアトモスやろうとする時点であんたより音響詳しい人達なんだよきっと…だから誰も困ってないんじゃん?
くろかわ
くろかわ
ぼくは一部のマニア層以外にもドルビーアトモスを楽しんでもらいたいんだよ!夜勤明けの看護婦さんが自宅で🍺飲みながらアトモスで映画鑑賞とかいいじゃないか

5.1.2chアトモスのトップスピーカーの配置ドルビー公式の推奨は?

ドルビーの公式の5.1.2ch配置を見ると、👆のような図が示されている。

ドルビー公式より引用

これを見る限りは、どうやらトップミドルに設置が推奨のようだ。

よーく見ると、実線で描かれたスピーカーは、リスナーの真上よりやや前方という位置。

点線で描かれた範囲内(65~100度)で設置が望ましいということだろう。

でね、

65~100度という範囲は結構広いんだよ。

そして実際に聞き比べてみると印象がだいぶ違う。

まず、アトモス初めてという人に伝えたいのは…

くろかわ
くろかわ
天井から音がする感覚はない
えいが子
えいが子
えっ!上から音しないの?

アトモスは天井とか上からというイメージが先行しすぎている。

まず天井に設置したスピーカーが鳴っているように聞こえたら、それは設置や調整が間違っている。

天井というか、すべてのスピーカーから何も音が出ていない感覚。スピーカーの存在は無になっていないといけない。

もちろん意図的に頭上の音を強調するようなソフトもあるけど、それはかなり少数派だ。

天井をシュワちゃんが歩いちゃうみたいなやつは、最低5.1.4chとか上の移動感も再現しやすいシステムのほうがいいね。(ドルビー公式も天井スピーカーは2個でも体験できるけど、4個がいいよと言っている)

ぼくの感覚でアトモスでいいなぁと思うとこは、

低音に厚みがある。同じ作品をドルビーデジタルプラス(配信)で観てからアトモス版(Blu-ray)を観るとぜんぜん違うよ。重さのある移動感がカッコイイ。

定位がはっきり、車の音が、車から出てる(何言ってんだろ笑)とにかく人、モノにピントがしっかり合う

上からというより、上方向にゆとりができる、ドーム状に空間が広がる。北半球感があるよ。(5.1ch比)

このようなアトモスの魅力を最大限引き出すという視点で調整していこう(^^)/

超コンパクト!アトモスシアターのトップスピーカー配置

ドルビー公式80度推奨に対し、ぼくの場合は76.3度
なんか妙に納得した。公式は当たり前だけど参考にするべきだね。

まず、90度、真上をやってみた。

なんかぱっとしない。ドーム状に空間が広がる感じはイマイチ。感覚的にステージが後方に感じる、頭上は耳の形状も含めて考えたときに音が聞き取れない苦手な方向なのかも。

もはや後方感があった。

音響そのものはアトモスしてて音はいいんだけど、真上からの音に、無意識に身体が構えてしまうのかもしれない…聞いていてなんか疲れる。

疲れるってやっぱり嫌だよね?

このあたりの感じ方に、個人差がある可能性もあるから、自分の身体と相談しながら、圧迫感がなくて、解放感があり、不自然に前から聞こえてくることがないようなポイントを探るべきなんだろうね。

それを少し前方(頭上から30cm前)にスピーカーを移動することで、音の圧迫感が薄れ、いわゆるサラウンドの北半球といわれる上方向の広がりもでる感じ。

今はこれ、フロントスピーカーからリスナーは90cm
フロントから60cm離れた場所の真上がトップミドルという配置
AVR-X1600Hの自動音場補正機能でも距離は結構リアル

さらに調子に乗ってもっと前にすると…うーんよくわからないけど、前からのインフォメーションが増える?聞こえる?

もうこれ以上はAVアンプのアサインモードをトップフロントに切り替える必要があるのかもね。

えいが子
えいが子
香水選ぶのと一緒でずーっと聞いてるとわけわかんなくなるよ

このぼくのシステムぐらいの角度(76.3度)なら、特にアングルを設けず真下に向けるで、大丈夫だ。

トップスピーカーのAVアンプ設定でフロントとミドルを切り替えると音場はどうなる?

スピーカーの実際の設置場所として、トップミドルと言っても幅があることがわかった。

これと別にAVアンプの設定として、アサインモードを【トップフロント】にするか【トップミドル】にするかを選択できる。

ぼくのシステムのように、ミドルの範囲っぽいけどフロント寄りでもあるという配置の場合、どちらを選択するとしっくりくるのかという問題がある。

これはレディプレイヤー1のカーチェイスシーンを見ていて、オンタイムで【トップフロント】と【トップミドル】を切り替えて聞き比べていた時のこと。

自分の車視点で、左後方から他の車が迫ってくるシーン。

【トップフロント】左後方3メートルぐらいで並走する感じ

【トップミドル】左後方1メートルぐらいで並走する感じ

聞こえる範囲が広がるというか、実際にはシフトしてるだけかな?

でもよく考えてみると当然のような気もする。

天井スピーカーをトップフロント配置の場合、ミッドの設定に比べて後方の音場は広げるようにプログラムされる気がする。

それをミドル寄りにスライドさせて設置しているのだから、その分後方にステージがシフトするのかもしれないね。詳しいことはわからんけど。

もちろん、基本の5.1ch配置とのバランスが基礎になってるから、微妙な違いではあるけどね。

これは天井高やホームシアターサイズ、部屋の形状によっても変わるはず。

ぼくの超コンパクトアトモスの場合はこんな感じだ。

まとめると、

初めて天井にスピーカーを設置する場合は、リスニングポイントの真上から前方に25~30cmぐらいずらしたところから初めてみよう。(天井高が2m3m4mと変化すればもっとずらす)

トップスピーカー左右の幅も、まずは基本に忠実にフロント左右と同じ寸法がいいだろう。

そして、AVアンプの設定は、70度ぐらいまでは、トップミドルがしっくりくるはず。

モノの位置がリアルに感じる方を選ぶといいよ。実際に切り替えて比較できるよ。

ぼくもまた新たな発見があれば記事を書くよー

あなたのアトモスシアター作りの参考になれば嬉しい。

👇ぼくの映画館使用モデルはこれ。