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動画配信サービスのドルビーアトモスを解説【Netflixの意地を見た!】

ネットフリックスのアトモス作品

動画配信サービスのドルビーアトモスは※Netflixだけが孤軍奮闘してる。

世界中でサービスを展開してるから、圧倒的に規模が違う(2億人だったかな?)とか理由はいろいろあるんだろうけど、アトモス配信もちゃんとやってくれるあたり、VODの老舗としての意地を感じる。

Netflixはやっぱり映画屋だ。

※定額制見放題サービスという条件。買い切りや有料レンタルなら、iTunes他いろいろあるけどここでは省く。

まぁ、正確にはNetflixオリジナルという、Netflixが資本を投下して製作していたり、買い取った作品群がドルビーアトモスに対応している状況なんだけどね。

くろかわ
くろかわ
2021年5月の段階で272作品
えいが子
えいが子
スゲー頑張ってんじゃん!

※2021年10月6日に再度確認してみたところ、「アトモス作品」で音声検索ができなくなっている…もし興味ある人は最新情報も見てね👇

日本ではドルビーアトモス環境は、まだ一般には広がっていない。これは断言できる。

だから他のサブスク(VOD)サービスがドルビーアトモス配信を本気でやらないのも頷けるし、ユーザーがどのデバイスで視聴してるかとかもデータとれてるもんね。

スマホ、テレビアプリ、タブレットで9割越えてたら普通はサラウンド配信するんじゃなくて、価格競争したほうがビジネスとしてはいいんだろうね。

その典型がディズニープラス!

ぼくはディズニープラスに登録しようと思ったんだけど、5.1chですらなく、フルHD画質+ステレオ音声のみの配信と知ってやめてしまった。

ディズニーなのに夢のない仕様…

スターウォーズ関連作品とかせめて5.1chで視たかったなぁ。

本国では4Kとアトモスの最強タッグで配信してる作品もあるのに…

Netflixのオススメドルビーアトモス作品

※Netflixでドルビーアトモスを楽しむには、いちばん高いプレミアムプランを契約する必要がある。(月額1980円)

まず、フォーミュラ1栄光のグランプリが良かった。もともと5.1chでシーズン途中まで視聴してたんだよ。後半からアトモスで見たからその差がハッキリわかったというのもある。

アトモスファンならご存知だとおもうけど、アトモスは低音が凄い。

天井スピーカーによる高さ方向の表現ばかり注目しがちだけど、同じシステム、同じ音量で再生していてもアトモスに切り替えると格段に低音の厚みがある音になる。

引用:Netflix「フォーミュラ1栄光のグランプリ」

これってF1の音響でいったら、エンジンサウンドが痺れるカッコよさになるから重要。

あと音場が広い、広いというか厳密には、5.1chの時よりモノの移動感がハッキリとわかるようになるから、車が画面外に走り去っていったあとのエキゾーストまで余韻としてしっかり聞こえるから、結果空間が広がってるように感じる。

画面端のほうの音にもフォーカスがあっているという印象。

そもそもNetflixオリジナル作品群は元のクオリティが高い。最新の4K+アトモスを前提として製作されているものが多いから、フルHD+5.1ch環境で視聴しても、他の一般的な作品に比べ、映像も音声もワンランク上に感じるんだ。

アトモス環境がまだ整っていない人、逆にアトモス対応のシステムだけど、4Kはまだという人でも満足感は高い。

Netflixでアトモス対応作品を初めて観たとき、これはいい時代がきたな…ってホント思ったよ。このレベルが自分の部屋で楽しめるからね。

あとは、モーグリ。

Netflixオリジナルは海外ドラマ作品がメインなんだけど、数少ない映画作品の1つ。

舞台はジャングル。密林の中を歩くと360°小さな虫の鳴き声や羽音、小動物が葉の隙間を通り抜ける音など、たくさんの音に包まれる。

こんな場面もアトモスだと楽しい。右後方から回り込むように移動してくる大蛇とか、音で接近がわかる。

引用:Netflix「モーグリ」
オオカミの遠吠え、トップスピーカーが鳴り、高さ方向に広がりがある。

アトモス得意の雨が降る表現もいい感じ。

アトモスホーム(家庭用のアトモス)だから、アトモスシアター(映画館のアトモス)ほどのオブジェクト数はないにしてもなかなかいいよ。

モーグリは映像、音響ともに美しいから、是非ともプロジェクターの大画面で楽しんで欲しい。

これなんかただのドキュメンタリー作品。

本来ならステレオでもいいんだよ。でもまさかのアトモス配信。

こういう細かいところで感じられるのは、NETFLIXにとっては4k+アトモスは標準的なフォーマットになりつつあるということだね。

動画配信サービスの音声フォーマットはドルビーデジタルプラスアトモス

音声はBlu-rayのアトモスがロスレスのドルビーTrue-HD方式で収録されているのに対して、Netflixなどの配信音声はドルビーデジタルプラス方式という圧縮されたフォーマットで伝送している。

とことん音質にこだわる人からは、それってどうなの?という疑問もでるのかもしれないけど、

ぼくの聞いた感じだと、そこまで気にならない。ホームシアターとして楽しむのに実用レベルのアトモス音声になっているよ。

オーディオ界隈の圧縮音源で分かりやすくいうと、音楽CDとMP3の比較に似てる。

「CDの音と実際に聞き分けられる?128kbps以上からは、MP3でもほとんどの人にはわかんないよ」

みたいなやつ。

ぼくにはCDとMP3の音楽の差よりもっとわからないように感じる。

ステレオ音楽をヘッドフォンで聴くより、チャンネル数が多く、スピーカーをたくさん配置する映画サラウンドのほうが、その差もわかりにくいよ。

そして何度も書いてるけど、作品によってサラウンドに対する意気込みがぜんぜん違う。

Blu-ray作品でもアトモスじゃなくてもいいんでは…という微妙な作品もあるし、配信のアトモスでも、上で紹介したような気合いの入った作品もある。

映画は映像で印象が補完させられる部分もあるしね。

だから、まだ体験したことのない人には、Blu-rayのアトモスに比べて、配信のアトモスだからといって、明確に音質で劣るというものではないということをお伝えしたい。

そんなことより、好きなときに好きなものが見れる動画配信サービスで、アトモス音響を実現させていることを喜びたい。

動画配信サービスのアトモス配信の未来に期待!

話題作ローマ、生活音だけの映画をアトモスで…不思議な感覚だ

というわけで、これからの時代は、大いにドルビーアトモス配信はありだと思う。

ぼくみたいな庶民が、気軽にアトモスコンテンツを再生できるようになると嬉しい。

試しに再生した映画が、あれ…なんか違うな~と止めてしまって、次の映画を再生する。そんなことを小1時間繰り返すなんてこともできる。

わざわざレンタルや販売では購入しないような作品にもVODなら気軽に試せる。

どうせ見放題だから見てみよう…からの運命の作品との出会いや新しい発見があるかもしれない。

くろかわ
くろかわ
そういう意味でNetflixの例外なく全てが見放題というのは魅力
えいが子
えいが子
確かに、見たい作品が「+299円で視聴する」とか表示されると悲しい

今後5Gとかの時代になれば、アトモスのロスレス音声も伝送できそうだしね。

くろかわ
くろかわ
5Gよく知らんけど…
えいが子
えいが子
テキトーなこと言うのやめれ

アトモス対応のホームシアターをもってる人は、是非ともNetflixのプレミアムプランで配信のアトモスを1度試してみてほしい。

ただし冒頭で紹介した通り、作品数は272作品とまだまだこれから。

例えば、1ヶ月だけプレミアムプランにして、興味あるアトモス作品だけを視聴してみて、4K作品にこだわらないのであれば、その後スタンダードプランに変更してしまうのもありかな…

意外とドラマ作品多いから1ヶ月ではきついけどw

というわけで、2021年動画配信サービスのドルビーアトモスに興味のある人は、Netflixから始めてみたらどうだろう。

安価なドルビーアトモス再生デバイスとして第三世代ファイヤースティック(ノーマル)がNetflixのアトモスに対応している。ただし、ノーマルスティックは画質画質フルHDまでだ。4K映像は再生できないから注意。

4K+アトモスが視聴できるのはFire TV Cube(1.5万円)

そして10月7日にぼくの家に届く4kMAX👇

これもレビュー予定、旧モデルがなぜかアトモス非対応だったので、MAXはやってくれると思うんだけど…実機でちゃんと確認して報告するね(^^)/

ファイヤースティックって快適にVODホームシアターするなら必需品。

恐らく世界一安いアトモス再生デバイスじゃないかな?間違ってたらごめん。