ホームシアター

【7.1chの音源がない問題】2021年からのスピーカー構成はどうする?

リアル7.1chの音源ってどこにあるんだろう?さらに再生方法ってほとんどの人はわからないと思う…

サラウンドバック?サラウンドハイ?アトモスと違うの?

7.1chのホームシアターって今さらどうなの?5.1chより音がいいの?

5.1chからの次のステップアップがどうするべきかわからない…という人もいると思うんだ。

7.1chの現状と、今後ホームシアターを楽しむのに最適な方法を紹介するよ。

7.1chの音源ってどこにある?

これゲームだけど、PS3の「バイオハザード5」
リニアPCM7.1chで出力されてるのが確認できる…PS3すげーな!

まず、再生するシステムの前に、5.1ch以上の音源はどこにあるのだろう?

6.1chや7.1ch…

これがいきなりわからない。

誰も知らない。

くろかわ
くろかわ
実はぼくもよくわからないんだ
えいが子
えいが子
無邪気!
くろかわ
くろかわ
映画音響サイトを運営しているのにわかんないからね…

さらに、ネットで「7.1ch 音源」や「7.1ch やり方」と検索しても何も出てこない。

ネット検索でヒットしないって恐ろしくない?

一番最初にヘッドホンとかの話がでてきちゃうw

どうやら2020年の現在においては、7.1chといえば、ひと昔前の、7.1chサラウンドホームシアターを指すのではなく、擬似サラウンドの7.1chヘッドホン製品を指すことが一般的なようだ🤔

ネットでは、かなりのアンダーグラウンドな内容もほぼ網羅されている世の中なのに…7.1chには誰も興味がないの?なんか悲しい。

サラウンドってなんでこんなに流行らない?→

そもそも検索のキーワードが違うのか?

何と検索すれば、7.1chをやる方法がわかるのかがわからない🤔

これだけは言える!

7.1ch映画音響を自宅で楽しんでいる人は日本に1000人に1人もいないんだ。

だから普通に町を歩いてる人は誰も知らないという感じ。

6.1chと7.1chはどこにある?

とりあえずDVDやBlu-rayのディスクメディアはどうなんだ?

おなじみのDVDやBlu-rayのパッケージ裏面だ!
数年前はドルビーTrueHD7.1ch(ロスレス)という表示のBlu-rayソフト多かった印象だが
最近のBlu-rayタイトルは、ドルビーtrue-HD:ドルビーアトモスという表記が多い。

まず確実なのはBlu-rayだ!パッケージ裏に7.1ch音源の記載があればリアル7.1ch再生できる。

しかし、DVD映画ソフトはドルビーデジタル5.1chか6.1ch(EX)まで。

容量の関係でロスレスのHDサラウンドの7.1chは収録できない。

Blu-rayならドルビーtrue-HD方式の5.1ch~7.1chまで、アトモスなら基本的に7.1ch収録になっているよ。

最近のトレンドなのか、PSのゲームにしても映画にしても、パッケージにチャンネル数の記載がないものが増えているから余計7.1chってオワコンなの?と誤解を招くことになってるよ。

次に、庶民の味方、VODのサラウンド事情を見てみると…

VODというのはビデオ・オン・デマンドのことで、月額料金を払ってデータ配信で楽しむ映画のスタイルだ。

有名なのはAmazonプライムビデオとかNetflix。

ぼくは両方契約してる。

ふたつ合わせて2000円弱ぐらいかな。

大人の趣味としては安いよね…VODはBlu-rayなどのディスクメディアを購入して映画を見るより安く楽しめる。庶民の味方だ。

特にAmazon Fire TV Stick+VODの圧倒的な快適さを知ってしまったらディスクをレンタルして返却とか、もう無理だなぁ…

VODでもドルビーデジタルプラス5.1chで映画が楽しめる。

(Netflix、Amazonプライムビデオのみ、他は実用レベルではない)

今はこれが庶民のホームシアターの王道だろう。

VODの世界は7.1chやドルビーアトモスには非対応?

VODに7.1chに対応しているサービスはない!

いや、正確にはあるかもしれないけどぼくが知らないというレベルだから…

ほぼないと言ってOKだ。

あとドルビーアトモスもね。

ドルビーアトモスもVODはほぼ対応してないといっていい。(*対応が確認されているのは、ネットフリックスプレミアムプランのみ。Amazonプライムは1作品のみなので除外2021年3月現在)

取り敢えず頑張っているのはNetflixだけ。しかもNetflixオリジナル作品のみだからメジャータイトルはない。

また、対応が増えてきてる雰囲気も感じない。

初めて対応してからもう何年も経っているのに、広まらないというのは需要がないのだろうね。*しかも実際にVODのアトモス再生やろうとすると、実現のハードルがめちゃ高い!

例えば映画コンテンツを5万本配信していて…

「18作品ドルビーアトモスに対応しています!」

といわれても困るよね😕

そんな世界なんだ。

唯一ドルビーデジタルプラス5.1chはNetflixとAmazonプライムだけ実用レベルで楽しめる。他のU-NEXTとかHulu等のVODは実用レベルでないか、または非対応なんだ。※2021年3月現在

ゲームの世界で7.1chサラウンドはどうなの?

出典: PS3「バイオハザード5」

ぼくはゲーム詳しくないから他のサイトを眺めてみたが、

まぁ任天堂スイッチやPS3~5などは5.1ch対応はあるみたい。

表記としてのリアル7.1chはちょっとみつけられなかったけどゲームによっては7.1chもあるんだろうね。

さきほどの「バイオハザード5」もパッケージ表記ではリニアPCM5.1ch。

でもぼくのAVアンプを繋ぐとなぜかリニアPCMで7.1ch出力してる…リアル7.1chなのかよくわからん。

ゲームのパッケージって対応音声にあんまり興味がないみたいだね…けっこう投げやりの表記ある。「ドルビー対応」とか雑(笑)

開発の人達は苦労して作ってるのになんで?

というわけで、いろいろな映像コンテンツを見てると、リアル7.1ch音源はどうやらオワコンっぽい。

7.1chAVアンプでドルビーデジタル5.1chデータを6.1chシステムで鳴らす!

庶民の5.1chシステム
これはぼくの和室で研究中の庶民の5.1chシステムだ。
音響システム総額3万ちょいだよ。
1.2m×1.8メートルのスペースで超近距離サラウンドを実現している。
今回はこの5.1chシステムの背後に1つスピーカーを設置して6.1ch再生をしてみよう。

このように、再生する音源のチャンネル数(5.1ch)より多いスピーカーシステム(7.1ch等)にAVアンプで振り分けて鳴らすことをアップミックスという。

ヤマハのNS-C210

今回サラウンドバックに使用するのはヤマハのNS-C210というセンタースピーカー。

7.1chにするにはサラウンドバックLとサラウンドバックRの2台のスピーカーを背後に2つ設置するのが基本的な形。

だけどさ…ぼくの5.1ch小さすぎるから、2台置くのはきつい…

そこで今回はAVアンプで、サラウンドバックを1台で使う 6.1ch設定とした。

これは簡単に1台で使う設定にできるよ。サラウンドバックチャンネルはサラウンドの規模によっては1台でもOKなんだ。

ヤマハのNS-C210 の内部は3つのユニットが並ぶ。8cmのウーファーが左右に、その真ん中にツーイーターがある横長タイプ。音の広がりは良好なので60cm離した設置とした。

ソース(音源)はドルビーデジタルプラス5.1ch信号。これをドルビーデジタルプラスEXモードにして映画を視聴した。

ちょっとややこしい言い方になるけど、

「ドルビーデジタルプラス5.1ch(音源)を7.1chアンプで6.1chシステムで鳴らす!」という感じ。

えっ・・・

「Blu-ray等のリアル7.1chソフト(音源)を7.1chアンプで7.1chシステムで鳴らす」のではないの?

うーんそれは通常のやりかた。もちろんそれでもいいんだけど、現実には7.1ch音源は現状少ないわけじゃん。

たまたま中古で手に入れたAVアンプが7.1chアンプだった場合、5.1chを楽しんでいるときに、

「せっかく7.1chぶんのアンプがあるのにもったいないな…」

と貧乏根性(笑)がでることないかい?ぼくはまさにそうだった。

でも日々使ってるのはAmazonプライムビデオだったり、ネットフリックスで5.1chまでの音源だから、AVアンプの拡張機能で6.1chなり7.1chにして視聴というのが実際にできることだと思うんだよ。

さて、5.1chと6.1chを切り替えながら比較すると、サラウンドスピーカーの存在がかなり消える。つながりが微妙にスムーズになる。

ただし切り替えた瞬間に、聞きなれた人だけ聞き分けられるといった僅かな差。

設置の難易度からすると、おすすめとは言い難い…

スペースが余裕で邪魔に感じない環境の人にはありというレベル。

結論:多少サラウンド感が増す程度きちんと調整できないとむしろ劣化のリスクも

元が5.1chデータだから、それをしっかり鬼調整してサラウンド感がキマッていれば拡張機能でサラウンドバックを追加した効果は薄い。

逆にちょっとイヤらしい言い回しになるけど、5.1chの調整や設置が甘いシステムのほうがサラウンド感の向上を感じることができると思う。

というわけで2011年頃の7.1chAVアンプを使っている場合は、7.1ch音源なんてもう探さなくていい、5.1chをしっかり調整して映画を見たほうがきっと幸せになれる。

でも…もっと上質なサラウンドを!

ということなら、【ドルビーサラウンド】で映画を観よう。

今までなんとなく5.1ch→7.1ch→アトモスという進化の図式をイメージしてたと思うけど、

7.1ch音源は少なく、アトモス音源はまだまだというところで…

5.1ch→ドルビーサラウンド5.1.2ch→アトモス

というのが現実的だ。

で、このドルビーサラウンドって?となるだろうから、絶対この記事を読んでほしいんだ。これから10年楽しめるサラウンドを知ってほしい👇

アトモス対応のAVアンプで天井にスピーカーを設置する必要はあるけど、従来のアップミックスとは比較にならない自然なサラウンドで映画、音楽、YouTubeが楽しめる。

これからアトモス音源がもっと安価でお手軽に普及するまでは並行して、【ドルビーサラウンド】で楽しむのがいい。過去の映画がすべて現代のサラウンドに蘇る楽しさを味わえるよ(^^)/

2050年のサラウンド予測(笑)

それじゃあ…今後アトモスは普及するの?と言われれば「わからない」

厳しい言い方をすれば今でも主流は5.1ch、アトモスは発表からの期間を考えると大いに苦戦している。

本来アトモスの方式はオブジェクトオーディオという非常に革新的な仕組みだ。

だから方式自体はアトモスのようなサラウンドはどんどん進化すると思う。

でもね!

今、ドルビーアトモスで7.1.4とか本格的なシステムでホームシアターしてる人もいる。

これにはスピーカーが12台必要。

えいが子
えいが子
笑いがこみあげてくるのなんでだろw

普通出来ないよ!庶民の家では。このスピーカー大量設置のハードルが普及を妨げてるのは明らかだ。

ぼくは将来的に、2.1chで全てのサラウンド感が再現できるように進化してくれることに期待してるんだ。

スピーカー3つ。LRと低音出すサブウーファーだけの潔さ。

夢を描いた↓

なぜ、そんなふうに考えたのか?

例えばこのYouTube動画を再生してみてほしい。

最悪スマホでもいいけど、

システムは2.0ch、またはAVアンプで低音が出る2.1ch環境で。

「これアトモスとか書いてあるけどYouTubeは2chステレオだよ!実際のアトモスの音響はぜんぜん体感できないよ!」

と言われるだろう。

そのとおりなんだよ。

でもね、

妙にサラウンド感じない?

最近のTik Tokのイヤホン推奨みたいな実験映像なんかもほんとに背後の扉が開いたような恐ろしいリアル音響をLRのステレオだけで再現している…

イヤホンは片方の音をシャットアウトする構造だから錯覚させることが容易だとしても、ぼくは人間の耳は2個しかないという考えに賛成だから、LRのスピーカーだけでいつかすべて再現できる時代がくるような気がするんだよね。

その時、たくさんのスピーカーを使うのはもう時代遅れになるよ。

マニアな人達はそうじゃないと言うかもしれないが、庶民が自宅で映画を楽しもうとしたとき、

くろかわ
くろかわ
全てのシーンでこんなサラウンド感が安価な機器でお手軽に楽しめたら、それはそれで良くないかい?

ということなんだ(^^)/

もう、ぼくらが用意するハード(音響再生機器)はそこそこの機器でOKで、ソフト(サラウンド音源)の分野がどんどん進化してくれたら、みんながいい音で映画が観れてハッピーなんだけどな(^^)/

夢はそのくらいにして、その日が来るまではリアルスピーカーの5.1chや、アトモスを研究するぞ~

映画を楽しむのに決まりはない!

でも、今より少しだけいい音で観れたら…

その方法はぼくのサイトに書いてある。

いろいろ読んで映画音響を楽しんでね(^^)/

この記事おわり!

ぼくの映画館使用AVアンプ👇この価格でアトモス対応の神機