カーオーディオ

車で本格ドルビーアトモスや5.1chを!【シアターカーの作り方完全マニュアル】

車好きで、カーオーディオこだわる人は多い。

でもそれは 2.0や2.1ch。上級者になるとフロントマルチだったり、

つまり…音楽再生メインのステレオユーザーなわけだよ。

カーオーディオではざっくりピュアオーディオ系と音圧系があるようだけど、映画音響のリアルサラウンド5.1ch等のサラウンド系は絶滅寸前といっていい。

「せっかくサブウーファーを積んでるんだからドルビーアトモスに対応させて映画館みたいなド迫力の…」というニーズもあるにはある。

えいが子
えいが子
なんで絶滅してしまったの?
くろかわ
くろかわ
最大の理由はドルビーアトモスやドルビーデジタルをデコードする5.1ch以上の出力を備えたヘッドユニットが現行で販売されていないことに尽きる。しかし、メーカーが悪いのではないよ。ユーザーが車でサラウンドしたいという需要がなかったからだとぼくは推測してる
えいが子
えいが子
まぁ…普通にホームシアターだって下火で苦戦してるからね。

今までのカーオーディオでは5.1chのリアルサラウンドは黒歴史…というと怒られちゃうかもしれないけど、ぱっとしなかったわけ。

当時はDVDが主流でディスクメディアの時代。

サラウンドフォーマットはドルビーデジタルかdtsの5.1ch。

5.1chサラウンドで映画を観るにはTSUTAYAで借りるか、DVDを買うしかなかった。

5.1chのようなサラウンド音声で収録されている音源が手軽に入手できなかったのも車でサラウンドが流行らなかった大きな要因

えいが子
えいが子
車内は音が悪いとか、サラウンド感が再現できない環境だからという理由じゃないのね?
くろかわ
くろかわ
そうだよ、カーオーディオの場合、ホームシアターを高音質にするポイントである、「フロントにいちばん良いスピーカーを」の法則に当てはまる場合が多いからね。バカにしてはいけないよ

カーオーディオもしっかり取り付け調整するとけっこう臨場感のある映画音響になる。

ぼくはホームシアターとカーオーディオを両方楽しんできたから感じることがあって、

車の2chステレオ(フロントのみ、リアは鳴らさないシステム)で映画を観ても、運転席と助手席で映画を観る分には普通に楽しめる音響なんだよ。

えいが子
えいが子
たしかに…あんたの車で映画観てると、サラウンドだと思ってAVアンプ確認したら2.1chステレオという時あるよ

車は狭い密閉空間だから、オーディオとしては、ホームに比べてルームアコースティック(音の反射、反響、空間の狭さ)がムズいと言われる。

特にツーイーターの高音域の反射がキンキンやかましい問題とか、低音域がマスキングされる問題とか普通の部屋ならそこまで気にならないことの連続だ。

えいが子
えいが子
ドライバーが左右のスピーカーの中央で聴けないのも痛い…

カーオーディオは音楽の再生ではかなり難易度が高いけど、映画音響については、この狭く密閉された箱型のスペースが、予想外の臨場感を生むこともあってけっこう好きだ。

そんなわけで、車では5.1chまでやる必要ないかな?とぼく自身も思っていたのだけど…(音楽再生との両立がムズいという理由もある)

2022年を過ぎて、近年ようやくファイヤースティックのようなサラウンド対応再生デバイスとか、AVアンプとか、ポータブル電源、ミニモニターがいろいろと急速に進化してきて、

くろかわ
くろかわ
…今なら、もっとお手軽に車で高音質5.1chやドルビーアトモス5.1.2chいけるんじゃないか?

と思った。

ということでぼくの愛車モビリオをドルビーアトモス5.1.2ch再生まで可能なシアターカー仕様にしてみたので、その方法を詳しく解説するよ。

このモビリオのドルビーアトモスを実際に聴きたい人は↓

この記事はアルファードなどの大型ミニバンをカスタムしまくって特別な空間にしたい人、同乗者、ゲストに最高のリアルサラウンド空間を提供したい人。

車種問わず、自身の愛車を映画館にしたい!という映画好きの人にも参考になれば幸せだ。

車で本格5.1chサラウンドやアトモス再生に必要なもの

えいが子
えいが子
車用の現行ヘッドユニットがないんでしょ? どうするの、昔のカロッツェリアの中古をメルカリで…
くろかわ
くろかわ
いや!そうじゃない。普通にホームシアターの本格的なAVアンプを車内に持ち込むのだ
えいが子
えいが子
なんだかお金がかりそうじゃん…まっさらな純正装備の車にのってる人がリアルサラウンドやろうとしたら、総額いくらかかるのよ?
くろかわ
くろかわ
DIYで予算を抑えてやるなら総額5万~10万円ぐらいだ。この記事で紹介するシステムも中古や15年前のスピーカーやらで正確な金額は不明だが…同等のものなら8万円以下で揃えられるぐらい

サラウンドは値段じゃない、設置と調整次第で安いスピーカーでも化けるから最後まで読んでくれ!

車で本格サラウンド5.1chに
必要なものリスト5品

①ホームシアター用AVアンプ(5.1ch以上、AC100Vコンセントのもの)

②ファイヤースティック(第三世代ノーマルか4KMax)とNETFLIXやYouTube再生に必須のWI-FI環境(ポケットワイハイかスマホのテザリング)

③ポータブル電源(インバーターでも可)

④外部モニター(10~15インチぐらい、フロントのナビの画面でも可だがもう少し大きなものを別途用意するのがベスト)

⑤小型スピーカー必要数(フロントのドアスピーカーを使うなら、あと最低2個用意すれば4.0chでもOK!、本格的に5.1chやるならサラウンド2個とセンター1個、サブウーファーが必要、リアルアトモスならさらに2個必要)

ドルビーアトモスや4Kを再生するなら、AVアンプ、ファイヤースティック(再生デバイス)、HDMIケーブル、モニターはそれぞれ対応品を用意する必要がある。

カーオーディオとしてやる!と意気込むと電源、接続、アンプ、スピーカー全てにおいてといろいろ難しい問題がでてくるので、発想を変える。

くろかわ
くろかわ
車と思わない!最大のポイントはACコンセントを使う点。ただの狭い空間でホームシアターするというイメージが大切だ。その上で、フロントのドアスピーカーはそのまま活かしたい…、サラウンドは別途用意しよう…とか順番に置き換えていけばいいんだよ

予算的なことが気になる人はこちらの記事が参考になる。

ここからはホームシアターとほとんど一緒だからね。

というわけで、まずは最重要のAVアンプから順番に解説するね。

車でドルビーアトモスのAVアンプの選び方

予算のある人や、ドルビーアトモス再生が絶対条件という人はアトモス対応アンプがオススメ。

X1600HというAVアンプはドルビーアトモス対応アンプとしてはエントリークラスだけど、車内で使うにはすでにオーバースペックなぐらいの機能がてんこ盛り。

くろかわ
くろかわ
本音をいうと、5.1chで十分に映画館音響なんだけど…男の子のロマンというのかなぁ…車でドルビーアトモスやりたかったのよ。タイヤのインチアップと同じでさ最初は18インチで満足してたのに20インチ入るなら多少タイヤハウスに干渉しても…みたいなのと一緒だね
えいが子
えいが子
例えがよくわからん…

これ以上高価なAVアンプを使う意味はないどころか、消費電力や本体重量、本体サイズが肥大することを考えるとむしろマイナスなくらい。

くろかわ
くろかわ
実はドルビーアトモスを再生する機会が少ないとしてもアトモスアンプを使うメリットがあるんだよ…

その理由はドルビーサラウンドという優秀な音響モードを備えているから。

ドルビーサラウンドって何?という人は↓

アトモスアンプが予算的に厳しい場合は、中古の1万円前後で狙えるアトモス非対応の5.1ch~7.1chアンプにしよう。

しかし、安いからといっても年式が古すぎるモデルではダメ!購入する時に確認するべき最低限のスペックがあるのでこちらで要確認だ↓

カーオーディオからサラウンドに興味をもった人、サラウンド未経験の人には誤解を招きやすいので補足しておくと、

映画音響において、

「ドルビーアトモス対応アンプは音が良くてアトモス非対応のアンプの音質はアトモスアンプより落ちる」という認識は間違っている。

車に例えると4WDやFRといった駆動方式の違いぐらいとおもっていたほうがいい。

どっちが速い?というより車種によるじゃん。

ぼくは現在4 台のAVアンプを使ってるけど、いちばん音がきれい(SNが高くて好き)なのは12年前のONKYOのアトモス非対応アンプだったりする。

だからアトモス非対応だからといって悲観する必要はないよ。

但し年式の新しいアトモスアンプのほうが調整機能やサウンドモード洗練されているというのはあるから、調整自由度の理由から可能ならアトモスアンプをオススメしたい。

映画作品も同様で、あまりピンとこないアトモス作品もあれば、アナと雪の女王2、カンフーパンダのような5.1chでも超ド級のサラウンドクオリティ作品もある。

だから中古の5.1chAVアンプは音がいまいちとか侮らないほうがいい。

だって10年少し前の製品といっても当時は6万~10万円したようなオーディオ機器でホームシアター用につくられてる。

音にうるさいオーディオマニアのおじさん達にバカにされないような音じゃなければリビングに置いてもらえない環境で鍛えられた製品なんだ。

言ってはわるいけど、同じく10年以上前のカーオーディオ製品とはちょっとレベルが違う。

車にファイヤースティックとWI-FI環境を用意する

理由はいろいろあるんだけど、車でサラウンドを楽しむならファイヤースティックを用意するべきだ。

声で検索など、車での操作性が抜群なのと、ファイヤースティックじゃないと豊富な映画配信サービスのサラウンド再生ができない

えいが子
えいが子
えっ!他にもサラウンド対応のデバイスあるでしょ?
くろかわ
くろかわ
あるよ、でも総合的にファイヤースティックが最高なのは間違いない、これが映画音響オタクの結論だ!
えいが子
えいが子
オタクが言うなら信じよう

でね、ファイヤースティックを使うとなると、Wifi等のネット環境が必要になる。

えいが子
えいが子
因みにファイヤースティック内部に映画をダウンロードしてオフラインで見ることはできないよ!
ダウンロードができない仕様。あと、スマホにダウンロードしてHDMI変換しても5.1ch等のサラウンド音声はダウンロード非対応だからムリなのよ…

車でファイヤースティックとWifiを使う詳細については下の記事を読んでくれ↓

車でドルビーアトモスはポータブル電源がベスト

移動式ホームシアターカー、モビリオで使っているポータブル電源はMaxPowerのMP700Jだ↓

これからのオススメは断然ポータブル電源。

普段から車のバッテリーや電装関係を扱うのに慣れていればインバーターでもいいんだけど、別途サブバッテリーを用意しないと、エンジンをかけながらじゃないと動作しないシステムになってしまう。

停車中にアイドリングしながら映画鑑賞はエコじゃないし、マナーも悪いし、何よりも音響に悪影響がある。

エンジンを切って、車内の騒音を極限まで減らすのが、映画サラウンドを高音質で楽しむ秘訣だ。

カーオーディオ、カーサラウンド用にポータブル電源を買うときは、ファンの音がしない静音のを選ぼう

とはいえポータブル電源も決して安いものではないので、エンジンをかけて安価にインバーターでやるなら、

定格で300wクラスのインバーターが必要になり、バッ直か別にディープサイクルのサブバッテリーを用意しなきゃいけない。

それらの予算をトータルするとポータブル電源買うのとあんまり差がない時代になっていることに気がつく。

しかもポータブル電源は船舶用のディープサイクル鉛バッテリーに比べて異次元の長寿命、軽量化、費用対効果がある。

「ぼくの映画館」ではもう車の電装はポータブル電源一択と言いきりたい!

もしもの災害時の備えにもなるし、もう車のメインバッテリーに負荷をかける時代ではないよ。

話はインバーターに戻るけど、アクセサリーソケットから取る120~150Wクラスのインバーターだと消費電力がギリギリになりやすいからAVアンプを安定してドライブできない。

ぼくはギリギリで使うので、ホントによくアクセサリーソケットの10Aのヒューズを切ってしまった苦い過去がある。

それがめんどうなので、車のバッテリーから直接電源をひいてきて、リレーをかませてから、DCソケットをアクセサリーソケット経由じゃなくてバッ直(バッテリーから直接配線を取ること)だと、電力消費量が大きくなったときにダイナモの発電が追い付かなくてバッテリー上がりの危険性もある。

やはりポータブル電源が最適だ。

ただし、十分な容量を確保しようとすると、4~6万円~ぐらいはする。

初期導入費用がやや高いのがネックだけど…

長寿命+災害時の備え+車やアウトドア趣味の幅が広がると考えると2022年からのポータブルバッテリーは決して高くない

ポータブル電源でも、車で使うのがメインなら、充電しながら使えるパススルー充電に対応しているモデルなら完璧だ。

少し詳しく説明すると、

車のアクセサリーソケットに車用インバーターを接続してコンセントが使えるようにしている車両があるとして…

①インバーターのコンセントにポータブル電源のAC充電ケーブルを接続してAC充電。

②車用インバーターは外して、車のアクセサリーソケットに直接ポータブル電源のDC充電ケーブルを接続してDC充電。

くろかわ
くろかわ
①の充電のほうが高速になるポータブル電源が多いけど、問題はその差。ぼくのMP700Jは10w程度DCが低いくらいなのでシンプルに②の方式で走行充電してる
えいが子
えいが子
いろいろなポータブル電源のレビューを調べると車のDC充電ケーブルからだとACコンセント充電に比べ半分ぐらいになってしまうモデルもあるみたいだから要確認だよ!

車内で使用するAVアンプ、ファイヤースティック、サブウーファーなどの音響機器の電源は全てポータブル電源からとるというのが理想だ。

更に充電を強化したいなら、車のルーフにソーラーパネルを設置すれば完璧。

このようにしておけば、走行中、エンジンオフで停車中どちらもバッテリー残量をあんまり気にせず楽しめる。

くろかわ
くろかわ
これで電源問題は解決だ 、ぶっちゃけ音響機器は普通に使う分には消費電力たいしたことないのよ

車で映画鑑賞にオススメのミニモニターを解説

ぼくが使ってるのは14インチのこれ↓

画面サイズは悩んで14インチにしたんだけど、5ナンバーミニバンや、アルファードなどの大型ミニバンなら14インチ最適だと思う。軽自動車の場合は10インチくらいかな…

くろかわ
くろかわ
4Kモデルと迷うかもしれないけど、フルHDモニターでもHDR対応ならディズニープラスや、Amazonプライムビデオのドルビーアトモス再生ができるよ

気になるモニターの消費電力だけど、

フルHD14インチHDR対応モニターで最大輝度にして約15~18w程度だよ。詳しくは↓

車でドルビーアトモスにオススメのスピーカー

フロントスピーカーはもちろんフロントドアスピーカーを使おう!

フロントドアスピーカー

ノーマル(純正スピーカー+デッドニングなし)だと低音がブーミーなのはある程度妥協しても、まずまずの口径があるので量感が稼げる。

5.1chの場合、独立した低音メインのLFEチャンネルをサブウーファーから出力するので、純正ノーマルでもサブウーファーとのクロスオーバーを調整すればドアスピーカーで十分サラウンドは楽しめる。

フロントスピーカーはサラウンド音響のメインとなるスピーカーだからいちばん重要だ。

車のドアスピーカーは低い位置に設置してあるので音場が低くなりがち。

特に純正スピーカーの場合、多くの場合フルレンジだからツーイーターがない。

映画サラウンドも音楽も可能ならツーウェイスピーカーにしてモニター映像とのステージの高さをなるべく揃えたいところだ。

ぼくのモビリオはアルパインの15年前のDDLの17cmをずっと鳴らし続けているよ。

↓これが現行モデルかな?

アルパインのこのモデルはずっと「ベストボーカルスピーカー」というキャッチコピーで売ってきただけあって、女性ボーカルとか綺麗でそこに惚れてるんだよね。

もちろん映画サラウンドのフロントにも使える。

ぼくのモビリオは軽くデッドニングしているけど、アルパインの17cmはAVアンプの自動音場補正機能で「大」(サブウーファーとクロスオーバーさせずにフロントchをフルレンジで鳴らす)と判定されるけど、

実際にはフロントchに収録されている低音の下のほうがちゃんとでていないことがわかるから「小」にして40~50hzでクロスオーバーかけている。

この帯域になると映画のほとんどのシーンでは差がほとんどわからないんだけど(特に作品によってはここまで低いところは入ってなかったりもする)

たまにやってくる重低音のシーンで締まりのある低音が出てカッコいい。

フロントスピーカーの低音域は映画コンテンツで調整するより、音楽コンテンツで調整したほうがわかりやすいよ。

えいが子
えいが子
確かに…炎上しながら崖を転がり落ちる車のシーンとかだと、内張りがビビってるドアスピーカーのほうが迫力満点に聞こえてよくわからんもんね
くろかわ
くろかわ
そうなんだ、だから純正でもサラウンドは楽しめるから安心してほしい、もし今後ステップアップするならツーウェイにしよう!ツーイーターがあるほうが金属音や環境音がリアルで音場の高さも上げれるんだ

サラウンドスピーカーは↓

これはYAMAHAがアメリカで販売してたスピーカー。

ハードオフでペアで1980円で購入。

特に高性能というものではないけど、造りも頑丈なのでモビリオのサラウンドスピーカーとした。

口径9cmほどのウーフアーは狭い車内だとサラウンドスピーカーとしてはやや大きいかなと思うけど、鳴らしてみるとドアスピーカーとの繋がりも良かったので決めた。

こういう普通の安いスピーカーでもサラウンドは楽しめるよということを伝えたいからという理由もあった。

もし、今サラウンドに使いたいスピーカーをもってない!という人にはこれ↓1個3000円前後で新品が買える。

車のサテライトスピーカーでは有名なパイオニアのこれ↓もいいと思う

機会があればぼくもこれ使いたいくらい…

くろかわ
くろかわ
サラウンドスピーカーは、スピーカーの性能よりも、設置の高さと向きが重要だ

次にサブウーファー↓

カーオーディオでパッシブのサブウーファー10インチとか12インチ1発を積んでいる人はそのまま使える。

口径が大きいと、映画表現では雰囲気を出すのに有利だからね。

コンセントで車用のサブウーファーどうやって鳴らすの?という人は下の動画をみて欲しい↓

これから映画サラウンド用にサブウーファーを用意したいという人はホームシアター専用品を使おう↓

口径は大きくないものの、広がりと量感のある映画表現に有利な低音がでる。

しかも、カーオーディオ製品と比べると圧倒的に安い。

ただし、車で映画だけでなく音楽を高音質に再生したいという人は要注意だ。

このサブウーファーも十分な性能ではあるけど、音楽コンテンツで締まりのある低音にこだわりたい人はちょっと不満に感じる可能性もある。

すでにサブウーファーを鳴らしている車で、オーディオがいい音響に仕上がっているという人は、無理にホームシアター用のサブウーファーを買わずに5.1chを組んでみたほうがいいよ。

また、AVアンプを買ってしまうと、予算的にサブウーファーやセンターまで用意できないという人は4.0chではじめてもぜんぜんOKだ。

くろかわ
くろかわ
映画サラウンドは4.0chから成立するから安心してほしい

次はドルビーアトモス用スピーカー(トップミドルスピーカー)

AVアンプが7chだと天井に1組ドルビーアトモス用のスピーカーを設置できる。

9chアンプならトップフロントスピーカー1組、トップリア1組の合計4個のアトモススピーカーを天井に設置できるよ。

ぼくのは5.1.2chシステムなのでトップミドルスピーカー(リスナーの頭の真上に設置する)としてこの位置に設置、

FOSTEXのP650K、1個2000円ぐらいで買える
これだと中音もすかすか、それでも訳あってクロスオーバーは180hzにしてる。実際には250hz以下でてないかも…

ホントはエンクロージーャー(スピーカーBOXのこと)を組んだほうが低音が出ていいんだけど、今回は敢えて適当にやってみた。

スピーカーユニットむき出しで回りを吸音材で覆うだけ。

音楽鑑賞には使えないレベルだけど、アトモススピーカーとしてはギリギリ許されるというレベル

詳しくは↓

コストはめちゃくちゃ安くできる。

固定はピラー上部に100均(Seria)で買った超強力マグネットシート(裏面粘着シール付き)を貼り付けて、スピーカーの磁石で張り付くというめちゃくちゃな設置。

走行しても落ちないほどがっちり。

マグネットにスピーカーの磁石を固定して音への悪影響はないのか?

不思議だよね?実はぼくもよくわからない

でもこんな簡易的なものでも効果があるということを伝えたい。

設置位置は写真のように運転席、助手席のリスナーを想定した場合はBピラー上になる。

本来アトモスの天井スピーカーは真下に向けて設置するものとされているんだけど、

車の場合は、そもそも高さも近いし、効果的な設置はムリがある。

しかし、意地でもやろうと試行錯誤したところドアスピーカー同様、対向するように設置が現実的。

ホームシアターに比べるとかなり高さ表現に余裕がないし、位置の描写も曖昧にはなる。

くろかわ
くろかわ
とは言っても高さ表現だけが天井スピーカーの役割ではないのでリアルアトモス再生には必須だ

これもやはりセオリーはあるので、少しでも素晴らしいドルビーアトモス体験をしたければ知っておこう↓

えいが子
えいが子
あんたみたいな貧乏アトモスじゃなくてちゃんとやりたい人はどんな天井スピーカー選べばいいの?
くろかわ
くろかわ
…そだな、でも高価なスピーカーを使う必要はない、YAMAHAのこれしっかり取り付けできるならいいんじゃないかな?ぼくが車でちゃんとやるなら試してみたいやつだ↓

シアターカー、サラウンド音響システムの組み方

普通の乗用車にはスピーカーが2~11個ぐらいついてる。車種によりけりだけど、まぁ、4個ぐらいが多いのかな?

例えばドルビーアトモス5.1.2chの場合、運転席、助手席の中央にリスニングポイントをとって、AVアンプの自動音場補正をかけるとこんな結果に…

車で5.1chサラウンドの場合も基本のAVアンプによる自動音場補正機能を使うのが大切。

自分の聴覚だけで合わせるのはムズい。

これと、センターコンソールに収まっている純正ナビ。

くろかわ
くろかわ
どうしても、これらを活用しないともったいないという呪縛から、インストールの難しさ、コスト高になってしまうのがカーオーディオ。
えいが子
えいが子
でもさ、スマートに省スペースでやりたいからドア(フロント)スピーカーぐらい活用させてよ

例えば、AVアンプを車内に持ち込むと、車のフロントドアスピーカーの内張りを外し、スピーカー交換のような手順でAVアンプに直結するためのスピーカーケーブルを引き直さなければいけない。

これは普通の感覚だと、めんどう、難しそうと感じてしまう。

このサイトを見てくれるような人は、半分ぐらいはそんなの余裕!というDIY好きだと思うので、フロントについては可能なら配線し直してでもAVアンプにバナナプラグなどの処理でも構わないので、接続してしまうといい。

いちどドアスピーカーからケーブルを引いておけば、その後ピュアオーディオにいきたければ、USB-DACでも、真空管アンプでも自由に接続してフロントスピーカーを活用できるメリットは大きい。

特に純正スピーカーから、社外品に交換するときに、ついでだから軽いデッドニングとケーブル配線はあわせてやってしまうと効率がいい。

つまり、最新のポータブル電源を使ってオーディオをコンセント化してしまえば、発展性は無限大。ホームの機材が全て使える。

くろかわ
くろかわ
カー用スピーカーは慣例としてインピーダンスが4Ω、これはAVアンプの設定で6Ω⇒4Ωに切り替えて対応できるから心配しなくてOK

車の純正システム(ナビ)に拘ると、システム変更の度にとにかく大変な労力を要する。

びくびくしながら純正のセンターコンソールを外したり、作業中ビスを1本なくしてしまったり、途中で日が暮れてきて暗くて作業しにくいなんてことから解放される。

もう割高なカーオーディオ製品に拘らなくていいから、高音質も狙える。

ぼくは車を買うとき、設定があればオーディオレスで買っていじってきた(別にお金はたいして安くならないけど、どうせ使わないものが無駄になるのはもったいない)

軽トラとかもともとの装備が惜しくない(←言い方が悪いけど)場合のほうが音響機器をコンセント化しやすいかもね。

えいが子
えいが子
これからのカーオーディオの未来は脱ヘッドユニット、脱DC12Vってこと…

AVアンプにカーオーディオ用のスピーカーを接続する時の注意

AVアンプのインピーダンス設定を変更しよう。

インピーダンス設定を行うことで、マッチングが良くなり、AVアンプの最大出力が得られるようになる。

※カーオーディオ用のフロントスピーカーはたいてい4Ω。AVアンプの設定はデフォルトで8Ωになっているので設定変更しよう。

インピーダンスの設定を最適化することで車内では重要な消費電力を抑えることができるよ。

くろかわ
くろかわ
ちなみに電気的に音が良くなるということとは無関係。でもドアスピーカーの音離れというか、鳴りっぷりは良くなる気がするんだよね…

というわけで車内でリアルサラウンドをやりたい!と決めたのならとことんやってみると楽しい。

車で広い場所に行けば、防音もそれほど気にしないで楽しめる。

プライベート空間で映画やYouTubeなどのコンテンツが最高音質で楽しめる。

アイドリングしないで楽しめるのでガソリン高騰の時代にマッチ。ゆくゆくはソーラーパネルで発電しながら無限エネルギーで見れたら最高。

えいが子
えいが子
サラウンドに一番重要な配置と調整、AVアンプの使い方でわからなかったら「ぼくの映画館」を見てね!100万文字以上でホームシアターを解説してる超オタクサイトだよ
くろかわ
くろかわ
そだな、今回車をアトモス化して感じたのは車もホームも基本的な考え方は同じということ

えいが子
えいが子
このモビリオでドルビーアトモス無料視聴会をやってるから興味ある人は参加待ってるよー