庶民のための、低予算ドルビーアトモス。
今回は天井にトップミドル(又はトップフロント)スピーカーを1組取り付ける方法を解説するよ。
ドルビーアトモス=天井スピーカー
この強烈にハードル高い感じが、多くの人がアトモス導入に踏みきれない原因だろう。
「ドルビーアトモスをちゃんとやりたいんだ!」
という映画サラウンドリテラシーの高い人には、大画面テレビに搭載されている疑似アトモスでは「違う!それじゃない感」が強いのもよくわかる。
今まで、いろんな理由でドルビーアトモスを諦めていた人に、天井スピーカーのあるロマンをお届けしよう!
動画は音響レビュー最高得点の、レディプレイヤー1(ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント)
ここまでチープなのは嫌という人でも、本格的に工事をして設置する前に、仮に天井からの音を確認したいという用途にもOK。
天井にトップスピーカーを取り付けよう!
大きな輪ゴム、ピンで石膏ボードに止めるフック、S字フックの3つを用意。
大きな輪ゴムは、スーパービバホームなどの巨大ホムセンで、他は100均で揃うから簡単だよ。
軽いスピーカーを工夫して取り付けてもらえばいいのだけど(実は市販品でもっと軽いものはあるがさらに口径は小さくなる)、ある程度スピーカーユニットも自分で選びたいというこだわり派には、ぼくみたいに「だんすぴ」もオススメだ。
P650k+だんすぴの重さは376g。 ペアで3500円ぐらいで作れる低価格も魅力。
段ボールのスピーカーBOXだから、天井から落下しても怪我しないというのもあるし、意外とスピーカーユニットも無事だったりする。
しかも、だんすぴは夏休みの工作セットレベルのスピーカー音響ではない。
ぼくのボロい段ボールスピーカーの音聞いてみて(^^)/👇
ちゃんとオーディオメーカーが設計して作っているから安心してほしい。
ドルビーアトモスのトップスピーカーの入門用、設置テスト用に最適だ。
さて、実際のぶら下げ方だけど、
まず太い輪ゴムを両サイドにとめる。
2本の輪ゴムをまとめる形でS字フックにひっかける。
これを2つ準備してから天井だ!
天井の位置決めはのちほど解説するとして、取り付け方。
この100均のフック。
ピンを押し込み固定するときに、👆の写真のように、輪ゴムもろとも共締めしてしまおう。
こうすれば輪ゴムの大きな輪っかができるからあとは、準備しておいたS字フックをひっかけるだけだ。
この輪ゴムフックを数ヶ所設置して、トップフロント⇔トップミドルの聴き比べをして最終的な位置決めをするのもいい作戦だと思うよ。
完成(^^)/
ドルビーアトモスはもちろん、5.1chソースならドルビーサラウンドに設定して映画や、ゲームを楽しもう!
白壁ならこのSPケーブル安くて最高👇通算100m以上買ってる
今回LR各5mでぎりぎりだったな…アトモスをトップフロントでやる最低が5mだと思う。
5.1.2chアトモスの天井スピーカーはトップフロント?それともミドル?
これは当然気になるよね。
ぼくみたいな庶民はエントリーモデルのアトモスアンプを使ってるから、チャンネル数としては7chアンプ。ぼくの映画館使用モデルはこれ👇
でね、これだと天井に振り分けられるスピーカーは2個までなんだよ。
まずアトモスを導入してホームシアターを楽しむ場合はこれだろう。
5.1.2chという基本的なやつ。最大でもサブウーファーを2個使っても5.2.2ch。
すると当然…天井のどのあたりに設置するべきか?
これに命を懸けることとなる。
これは詳しくは、また別の記事で解説してるので、気になる人はぜひ読んでね。
天井スピーカーの左右の幅はフロントと同じを、とりあえず基準にしてみよう。
吊り下げスピーカーでも工夫次第で音響を追い込めるよ(^^)/
ドルビーアトモスの天井スピーカーはしっかり固定設置しなくて大丈夫?
ガチ固定をして聞き比べたときに、「あっ…意味ないなこれ」とすぐに感じた。
もちろんセオリーというか、精神衛生上カッチリ固定していたいという思いはぼくだってある。
でもね、毎日いろいろシステムをいじって検証しているとね、フロントやサブウーファーと違って天井スピーカーの固定ってだいたいでいいのかな?という気がしてきたんだよ。
一番格下扱いされるサラウンドよりさらに適当でいい感じ(笑)
どちらかというと、音質面より安全性という部分でしっかり固定したほうがいい。
普通の人はちゃんとした重量のあるスピーカーを取り付けるからね。
ぼくの場合は安価で軽量、頭に当たっても死なない段ボールスピーカーだから気楽に鬼調整ができるわけ。
音量をあんまり上げすぎない、周波数的にも低いところは鳴らさない(現在250hzクロス)、ぶらぶらといっても、目で見たら静止してるレベルだから問題ない。
最適位置をあきらめた消去法で取り付けたガチ固定より、ゴムの輪っかに吊るされた最適位置のほうがアトモス体験できるのは間違いない。
ここはある程度オーディオ詳しい人や、予算に余裕がある人でも、工事取り付けとなれば一発勝負なとこあるじゃん。
あとはAVアンプで調整しましょう的な。
そんなわけで、これからアトモスに興味がある人。
現在のアトモス音響で不満を感じている人。
アトモスアンプあるけど、5.1chまでで我慢してた人。
ぜひトライしてみてほしい。
みんなもっと自信をもって!
ぼくのダサい庶民のアトモスを見て勇気を出して欲しいよ(^^)/