重さ~5kgぐらいまでのスピーカーやプロジェクター等を2m以上の高所に設置できるスピーカースタンド(三脚)の作り方を紹介しよう。
例えば広い部屋にスピーカーを並べてミニシアターを設置する場合や、店舗の天井スピーカーを仮設置して音の広がりを確認したいときに、いちいち天井を加工して取り付けは難しい。
そんな時に、一般家庭や店舗の天井高240~260㎝ぐらいまで高く伸びる、上下首振り調整自在な三脚スタイルの、自立スピーカースタンドがあったら最高だよね。
しかし、一般にこの用途に合う商品というのは、今のところ流通していない。
プロの現場などで、特注のものはあるのかもしれないが、値段も恐ろしく高く、重く、頑丈になるんだよ。
そこでなるべく安く(ペアで6960円!)、それでいてかなり頑丈なものを開発したので作り方をみていこう。
特徴としてはこんな感じ↓
1本あたり2.4kgと丈夫なわりに軽量で移動や持ち運びがラク
2本で6960円、1本あたり3480円と安価(三脚5299円、変換ネジ998円、木版100円、丸プレート480円、タッピングネジ100円)
DIY苦手な人でもかんたんに作れる
左右の首振りと、高さの上下がパイプの締め付け調整で素早くできる、工夫すればアングルも
スピーカースタンド、プロジェクタースタンド、プロジェクタースクリーン吊りスタンド、照明スタンド、天井取り付け工事前の位置決めと多用途
因みに、耐荷重などはぼくの感覚的なもので正確ではない、自己責任をご理解頂ける人だけ参考にしてもらえたら嬉しい。
高所対応のスピーカースタンドの作り方
ぼくが買ったこれなら間違いないよ👇️
外国のだね、重くて頑丈。
商品のへビーデューティとかプロ仕様みたいなフレーズがいい。
いかにもストイックにやる男が使うギアという雰囲気。
よくわからないけど、アフガニスタンの紛争地帯で使っても耐えられるだろう。
こいつをベースに組み上げれば、強度の面はクリアーできる。
問題は、この三脚の頂点の1/4インチねじ。
これはカメラや、小型の照明、小型スピーカーの標準的なねじの規格ではあるのだけど、
今回テーマにしているのは、重さ5Kgぐらいまでの10~13インチウーファーのブックシェルフや、プロジェクターなどの安定設置だ。
つまり、このままではネジも小さく強度も心許ない。
そこで強力アルミ合金製のこの変換ネジを使う。
これで貧弱で発展性のない1/4インチから3/8インチに太くできる。
次はスピーカーを載せる台になる部分をDIYしよう!
まずホームセンターに行こう、ぼくは近くのスーパービバホームで買った。
木の板のサイズは220×130×15を6枚買った。
…というか
このパーツ…けっこうガチのホームセンターじゃないと入手は厳しいかもね…
できた!
スピーカーの下に、100均で買える安いスベリ止めシートを敷くと安心だ。
どうせならインシュレーターにもこだわろう(25円!)👇