ホームシアターや音楽鑑賞が趣味の方は、馴染みのあるスピーカースタンド。
今回はおそらく世界一安い級のスピーカースタンドを買って、その効果と使用感をレビューしてみたい。
まず、現在スタンドを使ってないよという方は下のグラフを見て頂きたい。
トールボーイ型をメインスピーカーに使っている方もこれまた一定数いると考えたら、スタンドもしくはトールボーイのようなユニットを一定の高さに配置して不要な反射を減らす設置を選ばれるユーザーが過半数を超える。
もちろん、お部屋環境によってスタンドが置けないとか、インテリアにそぐわない、家庭の反対wなどいろいろと思うけど…
激安とはいえ、こだわったポイントは2つある。
高さ調整が決められた段階ではなく、無段階で変更できること。
天面がどうせおもちゃ(全体的におもちゃだけど)だから、ネジ穴などがあり、加工し易いこと。
その2つのポイントを満足させてくれる今回購入したスタンドはこれ↓
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目次
激安スピーカースタンドの開封と組み立てのポイント
届いたダンボールはフニャフニャである。
いや…数ヶ月前にフニャフニャだったものが乾燥したみたいな歴史を感じる。
まぁ、想定内だ。
それより最初に開封して気になったのは酢のような臭気。
でもその酸っぱさも2〜3日で完全に飛んだのでよし。
↑とりあえず、足を広げて、天面をはめ込んだところ。もっとヤバいものを期待していたので少し拍子抜け。
各所に10ミリのナットと+ネジで締められている。
これがもれなく緩んでいるので、ある程度仮組して高さなど決めたら、全てのネジとナットを増し締めして強度を高めよう。
これを真面目にやると見違えるように安定感がでる。
10センチウーファーぐらいまでのスピーカーならギリギリ、そのままの天面で設置できるけど、それ以上なら、↑の写真のように天板を取り付けたほうがしっかりするよ。
今回のステレオ再生実験に使うブックシェルフスピーカーはJBL A130。
ぼくの和室ホームシアターのフロントスピーカーとして大活躍している、庶民にとっては限りなくハイエンド(3.5万円!)なスピーカーだ!
こいつならば世界最安値のスピーカースタンドの上でも極上の音を響かせてくれるはずなのだ(^^♪
最安値スピーカースタンドで高音質ステレオの音楽鑑賞はできる?
このような配置にした。
スピーカー2本とリスナーで156cmの正三角形。
条件を変えてききくらべるよ!
部屋の角にスピーカーを配置した場合
低音番長!迫力があるともいえるし、音量が大きく感じる。
しかし、バランスは低音過多で高域は聞き取りにくい。クリアーな音響ではない。
一応中央にステレオファントムする。
テーブルの上にスピーカーを配置した場合(デスクトップオーディオ)
高音域が反射するのか、やや響き強い。キラキラ系の音。低音も反射なのか膨らむけど、やや寸詰まりの印象。
でも一般的にはこのような感じで音楽を聞く標準的なものと感じた。
安いスピーカースタンドに配置した場合
周波数特性のグラフではなんとも〜くわからないのだけど、いちばん音がスッキリしている。
整っているバランス型というのだろうか?
低音が出ないスピーカーなら出ないまま、それを補うことは難しい。
余計な付帯音がないので、スピーカーの実力がモロにでるセッティングということで、A130はなかなかの音が楽しめたのよ。(この後数時間音楽鑑賞を楽しんだw)
激安スピーカースタンドをホームシアターのフロントに使う
というわけで、ぼくの和室ホームシアターにこの激安スタンドを使ってセッティングしたのがこちら。
微妙な高さ調整が効くのでセンター、プロジェクタースクリーンとの位置関係も狙った通りキマる(自己満足)
今、とりあえず低い位置にあるテレビ台にメインスピーカーを設置してそのままという方はこの機会にスピーカースタンド化に挑戦してみたらいかがだろうか?