カーオーディオ

DEH-970はカーオーディオ史に残る名機、外部アンプで使えるカスタム派の王道ヘッドユニット   

カーオーディオの使い勝手を考えるとヘッドユニットは大切。 DEH-970を7年以上使用しているが、全く故障もなく今でも現役の名機だ。

発売からかなり経っているので(2012年7月発売)

くろかわ
くろかわ
買った瞬間、後継機発売されそう…いくら高音質モデルとはいえ、最新のエントリーモデルのほうが音がいいのでは…

購入を検討している人はそこが気になるところだと思う。

しかしDEH-970は2020年の今でもカスタム派には唯一無二の音質特化のスパルタンモデルといえる。

だから、車内の音響を良くしたい、いい音でドライブしたいという人には、Amazon等で現行20,000円台の価格で購入するのは妥当な価格だと思う。

この記事では調べてもスペックではわかりにくい、DEH-970の魅力を伝えたいんだ。

ぼくの26年間のカーオーディオライフの後半はこのDEH-970で素晴らしいものになったから、自信を持っておすすめしたい。

基本的な機能や性能を知りたい人は直接リンクしてるので確認してほしい。

カロッツェリア公式のDEH-970の商品概要を確認する⇒

DEH-970の取扱説明書を確認する⇒

*パイオニア公式より引用

ヘッドユニット交換だけでは劇的な音質向上とならない

そもそも、「もうヘッドユニット自体が不要なんじゃないかな…」という思いも最近はあるんだ。

まあそれでも車のドアにはスピーカーが埋め込まれていて、ケーブルがセンターコンソール裏に集まってきている構造に変化はないから、音源(ソース)を選んだり、音量や音質を調整したりと、コントローラーとしての機器は必要になるわけだ。

もちろん普通は純正のヘッドユニットが新車購入時についているから問題ない。

でも純正の音に物足りなさを感じて、車内の音を良くしたいという思いから、純正ヘッドユニット⇒社外ヘッドユニットの交換を検討する人が多い。

しかし、タイトルにも書いたようにヘッドユニットの交換だけでは、その投資に見合った音質向上は難しい。

50w×4のハイパワーアンプというように宣伝されているが、それは出力であって音の良しあしではないんだよ。

でも不思議とカーオーディオの世界は30年前からW数が大きい=音がいいというのが定説になってきた歴史がある。

もちろん間違いではないんだけど、それが全てのような風潮は初心者には過度な期待を持たせてしまうので嫌いだ。

純正デッキが25wでDEH-970が50wだから音がいいだろう…という考えでデッキだけポンと交換しておしまいならDEH-970を買う必要はない。

出力だけなら今販売しているすべての外部デッキは50w×4と書いてあるだろう…

カーオーディオ高音質再生のポイントはD/Aコンバーター

最新のデジタルオーディオの音の良し悪しは、再生する音源の録音品質とD/Aコンバーターの品質で決まると言っても過言ではない。

録音品質は元の収録が綺麗な音源を選んでもらうとして、

D/Aコンバーターというデジタル信号をスピーカーで鳴らすためにアナログ信号に変換するチップがあるんだけど、このチップが高性能なことがなにより重要なんだ。

出典:パイオニアHP メインユニットDEH-970

DEH-970は音がいいといわれてきたのはここの部分だ。

当時はバーブラウン社製24bitDAC (D/Aコンバーター )はアンプレス機などのハイエンド1DINヘッドユニットにしか採用されていなかったように思う。

また上質なボリュームも大事で、これもいい。
外部アンプで鳴らすときに、RCAのプリアウト出力が5vと高いのも、ノイズの少ないSNの高い伝送が可能で高音質になる。

そしてDEH-970クラスのデッキは内蔵アンプではなく、外部アンプで鳴らすユーザーも想定されているので、より高音質にするため、内蔵アンプをOFFにする機能も付いている。

これでシンプルにプリアンプのような使い方ができるわけだ。

このあたりが1万円クラスのヘッドユニットと差別化されているところなんだ。

スマホ⇒USB-DAC⇒DEH970⇒外部アンプの構成でさらに細かい音が再現できる。

ちょっと難しいが、細かい説明はメインのページでするとして、このように先ほど言った、

高性能なUSB-DACでデジタル⇒アナログ変換!

つまり2021年の現在では高性能なDACが増えて、また手の届く価格になってきた。

もう音質ではカーオーディオ自体がかなり時代遅れ、PCのデスクトップオーディオに比べても使用しているパーツが2世代ぐらい遅れている。

そこでぼくはDEH-970は単純にボリュームコントローラー兼、サブウーファーとのクロスオーバーフィルター機能、外部アンプへのプリアンプ機能のみに割り切って使用している。

是非ともこの記事を読んでくれ👇️

32bitDAC  FOSTEXのHP-A3
FOSTEXのHP-A3デジタルヘッドフォンアンプを通して、音は激変した。
これからのカーオーディオを考えるきっかけとなったUSB-DACだ。ここまではデジタル。
HP-A3でアナログに変換されDEH970のAUXへ
DEH970のRCA出力から、この写真の下のSMSLの160wデジタルアンプでフロントスピーカーを鳴らしている。
ちょっと経由する機器は複雑だが音の情報量は凄まじい。

アルパインの17cmアウター化
フロントはアルパインの17cmアウター化、雑な仕事ですみません…
ツーイーターはドアミラー裏上部
ツーイーターはドアミラー裏上部

キンキンしないツーイーター設置方法は⇒

フロントのツーイーターネットワークは正相
フロントのツーイーターネットワークは正相、0db
サブウーファー用アンプ
サブウーファー用アンプ

ロックフォードの25cm×1発
サブウーファーはロックフォードの25cm×1発

2012年3月発売のDEH-970の後継機はいつ発売?

実は7年前にぼくが買うときに考えたのがこれ(笑)

結局DEH-970の後継機はその後発売されず、2020年7月現在でも現行機種として君臨している。

2DINの大画面ナビタイプが主流になっていて、高音質に拘っていても1DINというのはちょっと使いづらいというのが本音だろう。

単純にデジタル=音がいいというのは5~10年前の感覚。

今はデジタルにも種類がいろいろあり、なるべく高性能なチップを使おうという時代。

だからぼくのシステムのように、あくまでも基本性能、調整機能に優れたメインユニットとして使い、重要なD/A変換は外付けの高性能DACを使用すると現代の高音質にも対応できていいと思うよ。

もうみんなスマホで再生というのが楽だよね。

時には、お手軽にBluetooth接続もいいけど、コーデックはSBCだから音質はそれなり。

より高音質をめざすなら、スマホからデジタルで有線接続⇒高音質DAC⇒DEH-970⇒外部アンプというのがおすすめだ。

最後に、ハイレゾ対応とか、ハイレゾマークとかもうあんまりこだわらなくていいよ。本質はそこじゃない。

今回触れなかったけど、DEH-970はタイムアライメントや3ウェイのクロスオーバー設定が自在なネットワークモードなど調整機能はこの価格帯最強。

カーオーディオのスタイルは人によって様々。

音の良さだけでなく、自分好みに音を調整できるということに価値を感じる人にも満足してもらえるメインユニットだ。