まず、とにかく言いたいことがある!
もちろん予算が8~30万円あるなら他のAVアンプを比較検討してじっくり選ぶことを楽しめる。
こうなるともう高級車選びの感覚だ。
ベンツを買おうか?、BMWもいいし…いや、いっそのことベントレーを…
ぼくみたいに予算的には厳しいが…がんばればDenon AVR-X1700H(実勢価格58000円くらい)ならギリギリ買えるかも…という人に向けて、AVR-X1700Hを購入するか迷っている時に背中を押してあげれる記事なんだ。
初めてのホームシアターでドルビーアトモスを本格的にやろうとして、AVR-X1700Hを買うことは、車に例えると…
親戚に、「快適に移動したいからクラウン買ったよ」と言ったらビックリされるよね?
そこで親戚が、「クラウン?500万~って高級車としては低価格だけど…乗り心地は大丈夫なの?ちゃんと真っ直ぐ走るかな?」とか心配しないよね?
いろんな機能が充実していて、基本性能も高い。本格的な高級セダン。
いいじゃないかクラウン…
AVR-X1700Hを買うということはそういうレベルの買い物なのよ。
本格的なアトモス対応AVアンプのエントリーモデル。
持っているじゃなくて、所有しているという喜び。
ぼくはお小遣いをせっせと貯めて、旧モデルAVR-X1600Hを買った。
そして今、映画、YouTube、ゲーム、音楽、家で見る全てのコンテンツを大満足の音響で楽しむことができている。最高に幸せだ。
後継機のX1700Hは8KやeARCなどの最新規格に対応していて安心。
アトモスアンプとしては最高にコスパいいと思うよ。
まずは、いきなりだけど唯一の弱点から説明するね。
目次
AVR-X1700Hの唯一の弱点
天井スピーカーは2個まで。将来的に4個欲しいという欲がでる。
あえて、ひとつだけ挙げたのは、これだけは搭載アンプ数の問題だから、決して越えられない壁なんだ。
最初は天井にスピーカーを取り付けて、アトモス再生できたら幸せなわけよ。
でも人間は欲深い生き物だからね…
もっともっととなるわけ。
そうすると当然、天井に4つあったらもっとオブジェクトの定位や移動感が表現できるのに~となるのは予想できる。
例えばこういのやりたくなるのよ…↓
他にも、アラを探せば細かいツッコミどころはいろいろあるよw
リモコンが安っぽいとか、ボタンを押した時の反応が鈍いとか、本体デカいなとか…
HDMI出力が1つしかないもよく話題になる。高級機はHDMI出力2系統あるもんね。
でもそんなことAVR-X1700Hがもたらしてくれるサラウンドの素晴らしさに比べたら、ぶっちゃけどうでもいいことだ。
これから真剣に趣味でホームシアターの夢に向かっている時にそんなこと気にするかな?
ぼくだったら、この2倍のサイズでも、いい音響のためなら受け入れるし、リモコン全体が段ボールで出来てても、我慢して使うけどなw
X1700Hを買う勇気がでない人に見てほしい👇️
AVR-X1700Hの良いところ
性能のわりに安く買える!庶民のお財布に優しい
アンプの基本的な音質が良い。現代のオーディオレベルの音出るよ。
【ドルビーサラウンド】モードで過去作品がアトモス風味で楽しめる
自動音場補正機能がそれなりに優秀
AVアンプ業界の不思議。リセールバリューが期待できる
まずはなんといっても、アトモス対応のアンプとしては実売価格が安く、買いやすい。
ぼくはAmazonでポチった。
日々変化する相場を眺めながら、意外と価格は乱高下するということを知識として知っておこう。
なるべく5万円のタイミングで買いたい。
今まで58,000円以下になったことはないはず…
価格ドットコムを参考にしてもいいんじゃないかな?コメントとかも参考になるしね。
AVR-X1700Hのドルビーサラウンド機能で過去作品をもう一度楽しめる!
これがとても重要なのだよ。
せっかく天井にスピーカーを取り付けて5.1.2ch構成のシステムを作っても、
「普段はステレオで聞いてます」とかもったいなくない?
ところがDenon AVR-X1700Hのモードで【ドルビーサラウンド】というのを選ぶと、常にシステム最大の5.1.2chで再生してくれる。
それがYouTubeのステレオ音源でもだよ。
これは5.1chよりサラウンドが自然でとてもいい。ぼくはアトモス以外は常にこれ。
【ドルビーサラウンド】について詳しくは下の記事をよーく読んでくれ。2022年から10年は楽しめる技術だ。
さらに、アトモスアンプは買いたいけど、天井にスピーカーを設置する予定はないという人もいるでしょ?
最新のアトモスアンプには搭載されているこの機能について知っておくといいよ👇️
それなりに、いいスピーカーのシステムでホームシアターやってる人は、この設定は必須👇️防音がしっかりしている人とかね。
X1700Hに搭載のAudyssey自動音場補正機能がそれなりに優秀
測定は精度を高めるために8か所やったほうがいい。(3か所で終わり!とか、途中でやめることもできる)「8か所も面倒だなぁ…」と思うかもしれないが、ぼくは所要時間を計ってみた。
今回は、測定前にちゃんと実測値(フロント90cm)をメジャーで計算して、8回測定してみたらこの結果0.90mとピタリ。
10年以上前のエントリークラスのAVアンプだと、ステップは30cm刻みだったりする。それが1cm刻み。
AVR-X1700Hのマイク測定精度恐るべし…自動音場補正機能は積極的に使っていこう(^^)/
基本の5.1ch配置がしっかりできていると、 自動音場補正機能で1発でサラウンドがキマることも多い。基礎の配置が超重要👇
Denon AVR-X1700Hを買って後悔しない理由がある。
ちょっと昔話する。
ぼくのリビングで、もう8年ぐらい使ってるNR-365というオンキョーのコンパクトな5.1chアンプがある。
これが当時新品で24000円ぐらいだった。秋葉原のウインクさんだったかな…とにかく安いショップで買って、電車で家に持って帰った記憶がある。
そして、5.1chをさんざん楽しんで今でも現役でNetflixなど見れている。
約8年経過したNR-365のメルカリやヤフオクの落札価格知ってる?
1万円だ!強気なハードオフだと16000円ぐらいで売られてるのも見る。つまり…AVアンプって鬼リセール高い
そうなのさ、だからいきなり天井のスピーカーを増やせないという弱点について説明したけど、X1700Hを大切に使って数年したら、中古で売却。
そして少し価格がこなれた9チャンネル以上のアンプを中古で買うという未来もあるわけさ。
だからアトモス化に悩んで躊躇するより、早く体験してしまうということをオススメしてるんだ。
因みにハードオフの店頭で、旧型X1600Hが中古価格33000円で販売されていた。2021年4月のこと。予算が厳しい方は中古のX1600Hを検討してみるといいよ(^^♪
AVR-X1700Hはアトモス入門用~中級者までオススメのAVアンプ
どこかで読んだ旧AVR-X1600Hのレビューで、「このアンプは低価格なのに、できないことのほうが少ない」と評してたのを読んで、
「うまいこと言うな~」と感心(尊敬)した。
まさにこの記事でぼくが伝えたいのはそれなのよ。
AVアンプってホームシアターの要となる部分。
ここの製品選びだけは失敗したくないよね。でもAVR-X1700Hなら安心だ。
ぼくは、庶民のための映画音響サイトを運営していて、ホームシアターの研究にAVR-X1600Hを愛用しているよ(^^)/