※2022 10月10日~ディズニープラスのドルビーアトモス再生に不具合が発生していましたが10月29日アップデートにより解決しております(^^♪
詳しい仕様変更日は不明だけど、2022年9月にディズニープラスのフルHD(1080p)接続によるドルビーアトモス再生が可能になったので報告するね。
目次
ディズニープラスのフルHD(1080p)接続によるドルビーアトモス再生が可能になった
以前は、ドルビーアトモスを楽しみたくてディズニープラスを契約したけど、テレビがフルHD(1080p)という人は、アトモス対応環境を揃えていてもドルビーアトモス再生できなかった。
これでフルHD環境でアトモス再生できないのはAmazonプライムビデオだけになった(ぼくが把握している範囲で)
NETFLIXとDisneyプラス、U-NEXTはフルHD環境でアトモス再生できるので、もはやこちらの仕様が標準となった感じだね。
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ここから過去記事です、現在は仕様が異なりますが、裏ワザなど歴史として残す意味で削除しません。
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アトモス環境があるのに、4Kテレビがないためにアトモス再生できない!という悩みを解決するよ。
※NETFLIXは例外でアトモス音声データはフルHDでもプレミアムプランなら接続するテレビやモニターの解像度に関係なく再生可
最近はフルHD1080pでもHDR対応モニターが増えてきた、HDR対応してる場合はフルHD1080pでもそのままアトモス再生可能
今回の検証は、HDR非対応のフルHD1080pモニター(テレビ、プロジェクター)をディズニープラス(Amazonプライムも同じ)をノーマルのファイヤースティックと4KMaxのアプリで再生する条件。アップルTV4Kなどはアプリの仕様が微妙に違うと思うから参考程度に。
フルHDアトモスのために、Amazonで購入したのは、スプリッター5699円+4Kダミーエミュレーター817円で合計6516円。
AmazonプライムビデオをフルHD接続でアトモス再生する裏技【4Kスプリッターで1080P変換】
アトモスAVアンプはサイト使用モデルのDENON X1600H、写真はホテルで4CHアトモスした時のもの。
今回の接続イメージは上の図のような感じ。
説明するよ!
まず4K60hzHDR対応のスプリッターを用意する。
スプリッターはファイヤースティックのように、常時給電が必要だ。一般的なマイクロUSBね。
各接続を細かく見ると…
3つあるEDIDスイッチはCOPY1でOK。(ぶっちゃけよくわからんけど、ぼくの環境では7.1というのは映らなかった)
こちら側はスケーラーのディップスイッチ、写真のように設定、ここではHDMI1側をOFF、フルHD出力させたいHDMI2側をONにしてみた。
でね、
この状態でもEDIDスイッチ、スケーラースイッチの組み合わせにより映るというレビューなどもあるんだけど、ぼくの環境の場合はいろいろ試したけど、HDMIの片側には4Kエミュレーターを挿さないと、本編がちゃんと再生されなかった。
いちど認識させれば、電源切るまでは4Kエミュレーターを途中で乱暴に引っこ抜いてもずっとフルHDアトモスでディズニープラスコンテンツを楽しめる。
4Kエミュレーターは安いので確実にやりたいなら準備したほうがいいだろう。
4Kスプリッターで1080P変換のデメリットと対策
まず、ぼくが愛用してるHDR非対応の中華の2万円フルHDプロジェクターだと色が薄くなる。
普通にフルHD接続でドルビーデジタルプラス5.1chでみたほうが映像は自然。
1080pにダウンコンバートされるからというよりは、基本的にHDR対応が前提だからなのかもしれない。
解像感は変わらないんだけど、発色がおかしい。
明らかに暗くて色が薄い。
これはLGの1080pPCモニター(HDR非対応)に挿した時も同じ。
対策としてはテレビやプロジェクターの画像の色設定を60⇒100に上げる、輝度(明るさ)も同様に。
そうするとある程度色味は復活する。
でもこの設定のままYouTubeなどを見るとドギツイ画になる。
フルHDテレビでもHDR対応のを使ってる人ならそこまで変化ないかもしれないけど、ぼくはもってないのでなんとも言えない。
画像の変化については、みんなのフルHDデバイス次第というところ。
配信のドルビーアトモスとドルビーデジタル5.1chの違い
スペックではなく聴覚上の差について…
例えば、レディプレイヤー1のカーチェイスシーンはアトモス音声としては伝説だ!
そもそもがアトモスで作られている作品だから音が感動的にいい。
それを5.1chや、特に5.1.2chのドルビーサラウンドで再生しても、音のデータは含まれているから、ダウンミックスとはいえ聴覚上の音はけっこういいんだよ。
シーンによってはアトモスとDD+5.1chの差が僅かなことも多い。
だだし、低音の迫力というか、重さはアトモスに軍配があがる。
アトモスの場合、作品によっては頻度は低いけど天井のスピーカーも鳴る。この表現もリアルアトモスはいい。
聞きくらべて明らかな差と感じる人は少ないないと思うけどね。
あとモノがまさにココにある!という実在感とか音の輪郭は優れる感じはある。
こういうちょっとした差の部分が少しずつ積み重なって、「やっぱりアトモスええわ~」となる。
というわけで、スプリッターで4k⇒1080P変換する今回の方法で、ファイヤースティック4KMaxと4Kをサポートしていないノーマルファイヤースティックでも同様にアトモス再生できた。
※NETFLIXのアトモス音声データはもともとフルHDでも再生可