ハードオフってけっこう楽しい。
特に貧乏オーディオを始める場合、ハードオフの存在はデカイ。
今はいろんなものがネットのほうが安く買える。
しかし、現物を見てお店で買える安心感というのも捨てがたい。
趣味って、欲しい衝動がつよいから、欲しいとなったら今すぐ欲しい!というもんである。
だから、ハードオフのように、今すぐ買えるのは嬉しいわけさ。
明日着でも待ちきれないのが、趣味。
…スピーカーとの出会いって、ほんとに運命。
今日はどんな出会いがあるかしら?と小走りでオーディオコーナーに向かうと、必ず誰かとぶつかりそうになる。
こんなとこで接触事故を起こしてはいけない。
ハードオフで狙うのは主に4種
スピーカー
AVアンプ
サブウーファー
ケーブル類
大きく別けてこの4つだ。
ぼくのサイトは
「庶民がなるべく安価で5.1chサラウンドシアターを、自分のお部屋で構築して映画を楽しもう!」
というテーマ
今のでわかったと思うけど、文章力がない。
だから長いのよ、文章にキレがないのはお許し頂きたい。
この4つ以外はあんまり買う必要ないんじゃないかな。
最初に言っておくけどハードオフはジャンク以外は返品できる。
目次
テレビ、プロジェクター、ブルーレイソフトはハードオフで買わないほうがいい
プロジェクターはAmazonで中華の新品を買った方がいい。
フルHDで2万ちょっとの最新のモデルか、予算厳しければ720pで7,000円~1万円だ。プロジェクター選びは👇
ハードオフはかなり古い型落ちモデルが多い。
まずネイティブ解像度で720p以下の製品が目立つ。
それでも中古で1万円以下の商品はほぼない。2~5万したりする。
エプソンばかりある。オフィスの会議で使われた香りがプンプンするやつばかりだよ。
ハードオフは映画プロジェクターより、法人需要のデータプロジェクターが多い印象がある。
フルHD1080pになると、中古なのに急に強気の3万円オーバーとか、価格設定が意味わからん。
プロジェクターはハードオフでは手をださない方がいい。
ランプ寿命とかあった時代のものなんか怖くて買えないよ。
いきなり切れそう…
プロジェクターはLEDランプ仕様以外は買ってはいけない。
LEDなら毎日見ても10年以上持つ計算だから(笑)
もはや、ランプ寿命より先に、スペック的な製品寿命が先に訪れるイメージだ。
テレビ/モニターも同様で、今どきフルHDですらないテレビがたくさん並んでる。
そしてまた1万円する…なんだろうこれ。
というわけでプロジェクター、モニター、テレビはハードオフで買うのはあまりお勧めできない。
ハッキリ言って高い。Amazonの新品価格を日頃から見て相場感を養っておくと、ぼくの言ってる意味がわかるだろう。
あと、Blu-rayディスクなんだけど、Amazonで新品購入と同じくらいの価格で中古を販売している。
ソフトにもよるけど、Amazonの新品価格より高いことも多い。
あっ、欲しいな!というものを見つけたら、売り場でAmazonの新品を確認して判断するといいよ。
サラウンド音響のリファレンスディスクとしてお馴染みの「レディ・プレイヤー1」ハードオフ中古1460円の時、Amazon新品970円で購入したよ(^^)/この映画の音響はちょっとどうかしてるレベル(汗)で凄い!
ハードオフでスピーカーを選ぶ
これがハードオフの一番正しい使い方。
特に1980~2980円の価格帯のブックシェルフスピーカーから選ぼう。
これはもちろんペアの価格だ。
ここにお宝が眠っている🔨
ハードオフはこの価格帯のブックシェルフの品揃えが特に豊富だ。
これらは主に、単品で販売されていたものではない。もともとONKYOとかのMDコンポの付属スピーカーだったものだったりする。それを、セット崩れとして激安で販売している。
メインのMD部はもう使い物にならないけど、スピーカーはまだまだいけるということなのだろう。
コンポって流行ったからタマ数も豊富。
当時はセットで4万とかした製品のスピーカーだから、基本的な造りは良いものが多い。
だからもちろん音もいい。
最初のサラウンドのフロントスピーカーはこのレベルから買ってスタートしよう。
1980円だと馬鹿にしてはいけない。
ごく稀に本来の相場なら1万円近くするものが紛れている時もあるからよく探してみよう。
ぼくのサイトテーマである、近距離の本格5.1chサラウンドをやりたい人は6cm~10cmぐらいのスピーカーを買った方が最終的には合わせやすいかもしれない。
また、ゼロからホームシアターをやるなら、5つのスピーカーはなるべく同じほうがいい。スピーカー選びの参考に👇
ただしこのお買い得ブックシェルフは、12~13cmのタマ数が圧倒的に多い。
まずはフロント用に2.1CHを構築したい人にはいい選択だと思う。
値段がなにより安いから入門用に。
これらは、将来的にちゃんとセッティングすれば、高音質で映画を観れるポテンシャルを秘めている。
1.2m以上離したサラウンドをやる予定なら12~13cmのサイズもあり。
絶対近距離(1メートル以内)なら5~10㎝のフルレンジという選び方でいい。
4Ω?70w?アンプに140wとか書いてあったけど、繋げたら小音量でもすぐ壊れちゃうの?
怖いよね(^^)/でもこれで安心できるよ👇
これはリビングの2.1CHのフロントスピーカーとして使ってる。
13cmウーファー。
5.1CHをリビングでやるなら最低このサイズぐらいから大きなものを使おう。
低音域を無理のない範囲でフロントに受け持たせて、サブウーファーはなるべく低い音のみ出すセッティングのほうが締まった低音が鳴る。
好みだけど。自分で両方やってみるといい。
このリビング5.1CHはフロントのクロスオーバー80hzぐらいで、サブウーファーとクロスさせてスッキリ高音質だ。
注意点としては、このスピーカーは4Ω。
AVアンプは6~8Ωを想定してるのが一般的。
カーオーディオ製品はW数を稼ぐためなのか4Ωが主流。これらの4Ωスピーカーを使う場合はスピーカーの基本設定で
AVアンプの基本設定で、【4Ω以下のスピーカーを含む】という選択肢があるはずだから、忘れずに切り替えて使おう。
スピーカーというより、アンプに負荷、ダメージがあるようだ。
AVアンプを先に所有していて、単品スピーカーを物色中に、このようなセット商品を見つけた場合。
すぐにスルーするのはちょっと待って!
サブウーファーを含め冷静に足し算してみる鬼コスパということが多い。ひとつひとつ単品で揃えたらとても無理な金額だ。
見た目も揃っていい感じだし。
これはNS-BP200というAmazonでは有名なヤマハのスピーカーだ。ウーファーサイズが12センチと少し大きくなるけど、深~い低音がある。ぼくはなんと3回買ってる。
3年間ぐらいAmazonで安定して7,000円~8,000円ぐらいで推移していた人気(コスパのお化け)のスピーカーなんだけど、コロナ以降価格が安定しない。9,500円~18,000円と新品価格が乱高下している。
だからこのハードオフの4,400円は間違いなく買いだ!美品だったし。
これ中古でヤフオクやメルカリで指名買いもあり。
かなり売れたスピーカーだから、中古市場でも豊富にある。
低音のディープな響きが映画再生に適してるスピーカー。ぼくはこれ好きだ。
単品でレビューもしてる👇
ハードオフを物色していると、サウンドバー的なものも多数ある。
このタイプ👆、一見サウンドバーに見えるでしょ?
一般的にサウンドバーというのは、2.1chか2chステレオのスピーカーを指す。
だからドルビーデジタル5.1ch等のリアルサラウンドには非対応だ。
しかし、これは3.1chサラウンドシステムだ。リアルサラウンド対応。
YAMAHAと書かれた黒い筐体が、AVアンプ+サブウーファーとなっている。
上のサウンドバー形状の薄型の中に、レフト、センター、ライトが入っている。だから3.1ch。
さらにサラウンドスピーカーを2個アンプに増設することで最大5.1chまでいけるモデルかな?
違ったらゴメン!
こういう機種がいちばん悩ましいんだよ。
お手軽だからね。
でもさ、ぼくはフロント3本一直線は配置として違うと思っている派だから、もっとスピーカーの角度や、配置の自由度が高い単品をおススメする。
もっといい音をとなったときに、発展性がないから、全交換になっちゃう。
しかし、凄いのは有名メーカーのDSP(デジタルで音場を処理してバーチャルサラウンドを生み出す技術)
*サウンドバーはこのような技術を駆使して2chステレオでも臨場感のあるエフェクトがかけられるものが人気。究極はBOSEの高価なモデル。BOSEは音を加工する技術が素晴らしい…買えないけど。
下手に2個スピーカーを増設して5.1chにして調整が上手くいかない状態より、このシステムをテレビの前に置いて、3.1ch+ヤマハのバーチャルサラウンドDSP設定をONにした方が臨場感を感じて映画が楽しいかもしれない。
ONKYOも独自のDSPってのがある。これも好みだけど。
ぼくはこれの性能が素晴らしくて、一時、
「5.1chもう止めた!止め!」と発狂したことがある。
それほどの憎い高度な機能なのだ👇
ハードオフ名物!ジャンクコーナーもチェック!気分はもう考古学者だ!
ハードオフのオーディオはジャンクコーナー抜きには語れない。
ジャンクって何?
という人もいると思うから解説すると、
ゴミ置き場みたいなもん。
ゴミだから当然交換とか、返品の対象外になる。
例えばAVアンプの値札に「音出ました」と書かれている時がある。
これを買って家で電源入らず無反応だとしても受け入れよう。
「音出ました」はハードオフの愛だ。よかれと思って優しさで寸評を書いてくれているだけ。
それに違いがあったとしてもクレームをつけてはいけない。
基本的には部品をとりたいマニア、修理が得意、趣味はハンダ付け!そんな大人向けのコーナーだ。
一般人は電源が入らなければ即終了!というところだが、彼らはそこからスタートみたいなとこあるからね。
だから返品とか交換とか無し!
それではサラウンドオーディオの視点でジャンクコーナーの利用方法を考えてみよう。
ゴミは全て自己責任ということをまず理解してから利用しようね。
例えばスピーカースタンドが欲しいとする。でも高いんだよね。
スピーカースタンドって。
中古でも3500円から10000円ぐらいする。
庶民のサラウンドっていうことで、重要なフロントスピーカーを3000円以下で買いなさい!
と言ってるぼくからすると、手が出にくいよね。
スタンドだけでそのお値段、しかも中古、汚い。
そこでジャンクのスピーカーコーナーに行ってみよう。
たまーに、ここでスピーカースタンドそのものが1000円とかで売られていることもある。
スタンドにジャンクもくそもないじゃん。高さが稼げればそれでいい。
異様に汚すぎる、とか生理的にうけつけないということもジャンクの場合はありえるけど…
でも通常はジャンクコーナーには売ってない。
そこでトールボーイスピーカーや、大きいサイズのスピーカーを見てみよう。
ちょっと裕福な家庭のリビングにあるようなやつ。
これをスピーカースタンド代わりにしたほうが安い。
高さは調整できないけどね。
ジャンクだから見た目立派でも500~1500円とかで売ってる。
サラウンドや、フロントスピーカーを8cmとか12cmぐらいまでの小型ブックシェルフにするならちょうどよく乗せられる可能性がある。
また、うまくすると、
「あれ!、このスピーカースタンドもケーブル繋いでみたらメチャクチャ音いいじゃん」のように普通にいい音が鳴る可能性もあるからね。
二度美味しい。
古すぎ、スペック不明でジャンク扱いみたいなやつ。
先ほど紹介した小型ブックシェルフコーナーも十分安かったけど、
ジャンクコーナーにある小型ブックシェルフはさらに安くて、500円~ある。
これもサラウンドスピーカーをとりあえず使ってみたいたいという人には意外と良かったりする。
5.1chのシステムを考えた場合、トータルの音質に1番影響が少ないのはサラウンドスピーカーだ。
なんでも試してみよう。
また、ペアでないスピーカー1個販売で激安のものは、センタースピーカーの実験用に使ってもいいと思う。
センターって設置するとどんな感じなのかな?
って気になる人多いと思うんだよ。
うまくすると、500円で買った(ペア)の小さなスピーカーが5.1chシステムのサラウンドとして機能するかもしれないよ。
ぼくも最初は優秀なジャンクで音楽聴いてたからね😆
最後に千葉県某所で見つけた素晴らしいコーナーがこれ!
ハードオフでAVアンプを選ぶ
最低限HDMI入力があるものを選ぼう。
ぼくの経験上、映像はフルHD1080p、ドルビーデジタルプラスまでの庶民のサラウンド5.1chを楽しむなら、AVアンプは2010年~のモデルを選ぼう。
HDMIは必須だ。(バージョン1.4、ARC対応以上が推奨)
もちろん、光デジタル入力があればドルビーデジタルまでなら対応できる。
しかし、HDMI入力がないとFire TV Stickもさせない。また、ドルビーデジタルプラスで音声を送れない。
Fire TV Stickなど基本的にドルビーデジタルプラス対応してるから、それが再生できるHDMIのアドバンテージは大きい。
AVアンプはHDMI入力を備えたものにしよう!
まさかとは思うが、4Kテレビに映像を映すようなリッチな人はAVアンプも4K対応のHDMIを備えた機種を選ぶ必要がある。
接続方法にもよるけど、基本的に4K対応させるというのは、AVアンプのHDMIも、HDMIケーブルのバージョンなども全て含めてトータルで4K対応させないと成立しない。ということを覚えておこう。
アンプ選び迷ったら、最初はONKYOかヤマハあたりが無難だよ。
あとさ、5.1chアンプか7.1chアンプかで悩むと思うんだ🤔
7.1chって古いのは本体もかなりデカい。そして重い。
初めてサラウンドやろうかなという人には「こんなに立派なのいらないかな?」って思っちゃう。
中古である程度年数経過してると、もう5.1chだろうが7.1chだろうがあまり値段に関係ない。
ドルビーアトモス非対応アンプの7.1chはあんまり価値がない。
むしろONKYOのNR-365のように、5.1chでコンパクト、やや省エネみたいなモデルのほうが高いんだよね。
【2020最新】中古AVアンプを予算1万円で買う方法はこちら⇒
あと5.1chより7.1chのほうがサラウンド感は強いというか、自然になる。
で、5.1chまでやれちゃうタイプの人ってサイコパスだから(笑)
7.1chとかやっちゃうんだよね…夢追い人の宿命。
ぼくはそんなあなたの気持ちわかるよ。
「あー、あの時7.1ch買っておけば良かった!」と後悔するより。
買って後悔しよう!
因みにVOD配信の映画で5.1chサラウンドなんだけど…7.1ch買う意味あるの?
7.1chシステムで5.1chソースをAVアンプに入力したら後ろ2つのスピーカーは鳴るの?鳴らないの?
これが1番知りたいよね。
あと、5.1chとの差がどの程度なのか?
答えてると、この記事長くなってて、もうハードオフ関係なくなってしまうから⬇️
この他にもアンプまわりは知らないことだらけだと思うんだ。
ぼくが最初に困ったことを別記事で紹介してるから、疑問に思ったら見てね。
ハードオフでサブウーファーを選ぶ
聖地ハードオフでケーブル類を探す
100円とか値札をみると安く感じるが、スピーカーケーブルなど冷静に計算すると、Amazonで新品買った方が安いケースもある。
時期で変動はあるけど、このあたり最安値だし品質もいいから使ってる👇
あと色ね。
気持ち悪い色のスピーカーケーブルとか安くても嫌なものがある。
そんなに高いものでもないからスピーカーケーブルぐらい好きな新品でおしゃれしてもいいと思うよ。
でもラインケーブルとか光ケーブルはハードオフがお得。
とりあえず繋ぎたいときにおススメ。
HDMIについて詳しく書いたから興味ある人は👇
ハードオフ巡り!一期一会の宝探しだと考えて楽しもう!店によって価格が違う!
これはオーディオ製品に限ったことではないのだけど…
中古商品を取り扱うお店にぼくらが期待するのは、
ズバリ値付けミス
えっ、このお宝がこの価格でいいの?!
という経験は誰にもあるだろう。
まぁ、なんかセコいけど、これが醍醐味とも言えなくない。
古くはファミコンカセットなんかもそうだった…
「この店のオヤジ、こいつの価値を知らんのだな…フッ」
これは現代のハードオフにもある、こんなに情報(ネット)が発達した今でも奇跡の価格はあるんだよ。
昔は店側の無知というのもあったんだろうけど、最近は販売在庫スペースの問題とか商品の回転を優先させる事情も影響するだろうね。
初心者が始めて映画をサラウンドで楽しもうとしたとき。
それもぼくのサイトが特化してる、庶民の安価な5.1chシステムを組む場合。
中古AVアンプを購入することが最大のヤマ場だと思う。
これをかなえてくれるのがハードオフ。
ここでポイント
ぼくも最初はチェーン店だし、これだけネット上に相場情報があふれている現在において、店舗による価格差なんてありえるの?と思ってた。
しかし、都内や近郊の都市、地方都市までわりと多数の店舗を回ったけど、値段はかなり違う。
メルカリや、ヤフオク等のネットの世界より安く買えることもたくさんあるのが意外だ。
個人のほうが結局儲けようとしちゃうのかもしれない。
また、売り場にずーっと置いとくのもコストがかかる。
二束三文でも処分したいお店の思惑なんかが奇跡の出会いにつながるようだ。
「俺の近所のハードオフ全然安くないし…適当なこと言うなよ~」と思う人もあきらめずにいろんな店舗を覗いてみてほしいんだ。
どうだろう?ハードオフの売り場で、値段を眺めていたら、あれっ!部屋で5.1chやれるかも?!と思わない?(^^)/
燃えてきたらこれも読んでほしい👇ここにすべてが書いてある!