EPSON EH-LS500の映像を見てもらいながら、超短焦点プロジェクターは一般的なプロジェクタースクリーンだと綺麗に投影できないパターンを見ていこう。
※EPSON EH-LS500は高性能なプロジェクターです。一般的な超短焦点モデル特有の投影時の注意という解釈でご覧下さい。購入を考えている方の事前準備にお役に立てればと思います(^^♪
今回も1980円でレンタルした。
値段が高すぎてぼくには買えないからね(^^)
電源を入れて3分で直感的に理解した。
今までは真正面から投影するタイプのプロジェクターを使ってきた。
だからなんとなく適当に投影すればなんとかなった。
まぁ、それでも斜めになっていたら気持ち悪いから、5分ぐらいいじればだいたい真っ直ぐみたいな感じ。
しかし短焦点プロジェクターは1時間ほど悪戦苦闘したよ。
画面を並行にできない。ピントがよくわからない。1箇所凹む等…
例えば、ぼくは神経質ではないからたぶん気にならないと思っていたのだけど、
27万円で購入したユーザーの気持ちを思うと、少しでも曲って投影されているのがわかったらやはり気になる。
動画で見るとわかりやすいよ↓
白壁直接投影125インチ投影、壁紙の継ぎ目に注意
まずは、右側の白壁に125インチで投影してみた。
ごく普通の白い凹凸多少ありの一般的なものだ。
本体のレンズから計測したところ77㎝で約125インチだった。
大きさは素晴らしいけど…
今まで生活していて全く気が付かない壁紙の継ぎ目(素人目にはほとんど目立たないレベル)から画面が歪んでしまった👇
うーん、高い買い物だけにこれは気になる。
上のゆがんだ部分を注視しなければそこには4K相当の美しい映像があるのだけれど、一度でもゆがんでいることを知ってしまうと意識してしまう。
あと、画面を縮小する機能があるのだけれど、【ワイド⇔テレ】
一番縮小(テレ側)したときに、薄っすらと本来光が届く部分のグレーの帯が見えてしまい気になった。
個人的にはワイド側で観るのが光学製品として正というか、高画質のようだね。
EPSON EH-LS500はデジタルピクチャーシフトという機能がある。
一般的にレンズシフトとよばれる、光学的にレンズをシフトさせて画面の位置を変える便利な機能と間違いやすいんだけど、
全く違うので注意が必要だ。
超短焦点を自立式プロジェクタースクリーンに投影した場合
ぼくが中古で購入した80インチの自立式プロジェクタースクリーンの場合を見てみよう
スクリーンにもともとあるほんの僅かの歪みも反映されてしまうのよ。
自立式プロジェクタースクリーンは布がひらひらしている状態だから、壁よりもさらにカーテンのドレープのような並が目に付く。
こちらは基本的には常設では使えないという判断でいいと思う。
超平坦な専用スクリーンを用意できればEPSON EH-LS500の映像HDRまで明るく美しい…
超短焦点モデルの投影のシビアさを伝えてきたわけだけど、短焦点専用のスクリーンや、壁全体に平滑な専用スクリーン壁紙を施工できるような環境なら素晴らしい画質が得られる。
僕が今までレビューしたプロジェクターは基本的にHDR表現となると、液晶テレビに比べて明らかに暗くみえてしまうことが多かった。
詳しくは動画を見てほしいのだけど、初めて実用レベルでHDR映像が楽しめると感じたよ。
レーザー4000ルーメンは伊達じゃない
因みにファイヤースティック4KMAX直挿しでのプロジェクターに入力される最高スペックは👇
最後になるが、ファンの騒音に関しては、レーザー出力50%⇒100%と本体温度に応じて可変のようなのだけど、ぼくは普段2万円の中華プロジェクターを愛用しているから一番大きいとされるレーザー100%でもほとんど気にならない騒音であった。
十分に明るい50%にしてしまうとほぼ無音だよ(^^)/