この企画やりたかった。
5.1chサラウンドやアトモスで映画を観てると嬉しい瞬間ってあるよ。
狭くて汚い自分の部屋なのに、サラウンド音響が妙にリアルで、魅力的な映画の世界に無理やり引きずりこんでくれる時だ。
NETFLIXのオリジナル作品でフォーミュラ1~栄光のグランプリ~という作品がある。
F1のドキュメンタリーなんだけど、撮影機材とか収録機材がいいのかしらないけど妙に高画質高音質。
だからF1マシーンの車載カメラの映像とか迫力満点。
それが5.1chサラウンドやアトモスと合わさると…
6畳の和室をフェラーリが駆け抜ける!
そういう感動を伝えたい。それだけなんだ。
サラウンド名場面集の楽しみ方
ここで紹介する名場面は、ぜひ家で再生して楽しんでもらいたい。
推奨はNETFLIXとディズニープラス。ファイヤースティック(現行のノーマルか4KMax)でスピーカーは5.1ch以上、可能ならアトモス対応の5.1.2chシステムがあればNETFLIXのアトモス作品が楽しめる
できればサウンドバーの2.1CHで再生する疑似サラウンドではなく、リアルスピーカの5.1chでやろう。
リビングだとこんな感じ、↓の記事では通常あまり公開されない庶民のサラウンドのポイントが網羅されているので、なんかうちのシステム変なんだよな…と悩んでいる人は確認してみてくれ!
5.1.2ch等のリアルアトモスやってる人は、
アンプに【ドルビーサラウンド】のモードがあると思うんだけど、ぼくはこれがお気に入り。
今までの全ての5.1ch作品が魅力的に自然なサラウンドにアップミックスされるから是非試してみてね。
この名場面集は主にドルビーデジタルプラス5.1chとドルビーアトモスで視聴した体験を元に書いている。
サラウンド名場面集に登場する映画はNETFLIXとAmazonプライムとディズニープラスで観れるものが中心。それらを契約してる人は紹介してる作品をいろいろ観れるはず。
サラウンド名場面は再生時間をカウンター表示にしてる。
例えば(32:15)なら開始32分15秒のところのサラウンド音響ということね。
添付画像内でカウンターバーが表示されていて再生時間が読み取れるようにしてあるよ。
いろんなデバイスでみてもこれなら間違いないからね。
ただし、数秒はズレることもある。多めにみてほしい。
また、自分のサラウンドシステムの調整用としても使える。
「俺のシステムだとヘリコプターは画面の外に飛んで行かないけど…」
という感じで、自分のシステムとの違いを知ることができると思う。
この名場面集を楽しみながら、サラウンドシステムの微調整ができたら少しは役に立てそうでいいな👍😋
しかし、
「あれ!…このシーンで怖かったと書いてるけど、全然わからん…」
ということもあるだろう。
もちろんぼくのサラウンドが間違ってるかもしれない。
ホントはもっと沢山の飛行機が飛んでる感じが正しい!とかね。
ぼくの貧乏5.1chシアターとは比べ物にならない素晴らしい装置で映画を観てる人も沢山いるだろうからね。
名場面を更に凄い音響で再生できる人羨ましい🤤
ぼくの貧乏5.1.2chサラウンドシステムはこんなの↓
カンフーパンダ
さて、記念すべき第一回目は…
ぼくのサラウンド史上最高峰の音響といっても過言ではない、まさかのカンフーパンダだ。
タイランという超狂暴なトラが監獄から脱走するシーン。
タイランは監獄の一番奥底に幽閉されている。
これは警備兵が放った矢がタイランの手錠を直撃して破壊するシーンなんだけど、
この写真じゃわかんないね。
手錠が砕ける音と、砕けた金属片が床に散らばる音の響きがめちゃくちゃ快感なのよ😃
でもわかってくれる人がこの世にいなくて寂しいんだ。
これは誰かと分かち合いたい。
このシーンは人生通算で50回くらい再生してるからね。
これはタイランが監獄の扉をぶち破って、いや違う!
そんな生易しいもんじゃないのタイランってヤツは…
監獄の扉を粉砕して脱獄するシーン。
その瞬間、リスナーの右肩をかすめるようにして何故かしらんけどガチョウみたいなのが空から降ってくるわけ!
「ぎゃーっ!」って叫びながら空から急降下してくる。
これがなんかクセになる愉しさだ。
その断末魔っていうの?初見だとけっこうビックリする。
映画音響でも珍しい角度からの急降下を再現してるところに希少性がある。
ヘリが墜落してくるという感じはまあまああるじゃん?
でも加速度的に肩をかすめて落ちてくる物体は珍しい。
翼くんのドライブシュートってもしかしたらこんな放物線?
そりゃ、若島津くんもとれないよ。
で、
次に爆発音2連発なんだけど、
これは凄まじい…
もう物語の内容はどうでもよくて、
この2つのドーンは映画史に残るドーンなんだ。
もうとにかく聞いてほしい。レバーにくる深~い音がでる。
例えばぼくのシステム、フロント8cmのサブウーファー16cm。
まぁ、ホームシアターとしてはおままごとレベルの機器だ。
それでもちょっと怖いわー
という音がする。
これはもうドリームワークスの音響担当者の匠の技なのだろう。
エクスペンダブルスとか、ド派手なアクション映画にこの技術を使わしてあげたい。
ぼくはいつも、人気のアクション映画を見てると
「あ~、ここでカンフーパンダのあの音が出ればなぁ…」とおもっちゃう(笑)
スターウォーズエピソード9を劇場で見てるときそう思ったからね。
あの大音響の中でだよ!
きっと音量や、クリアーさではない迫力の波形みたいなのがあるんだと思う。
ドリームワークス恐るべしだ。
ナイト&デイ
画像はキャメロンディアスがココナッツを蹴るシーン(54:04)
何がすごいのかというと、蹴られて飛んだココナッツの実が弧を描いて
フロントスピーカーの後方に落ちる感じが可愛い❤️
ちょっとチャポン💧ってなる
サラウンドってスピーカーに囲まれた内部で音が移動するのを感じる場合が多い。
でもこれは、ココナッツの実がフロントRスピーカーの上を超えてその2メートル後方の海に落ちるところが完全に再現されている!
つまりエリア外!場外なんだ!そこまでフォローしてくれるのスゲーってなるわけ。
そしてその直後!
キャメロンディアスが殴ってくるんだけど、その空振りしたパンチの波動がブンって伝わってくるのが楽しいよ。
キャメロンディアスに殴られた人あんまりいないと思うんだけど、それが体験できるのさw
(1:43:52)ラストシーンのGTOがシブい!見てよこのアメ車感!(^^)/
ここでカーオーディオっぽい音響になるのが好き。
南国🌴の雰囲気で音がイケてる車内にいる感覚のサラウンド。
ナイト&デイは知名度がいまいち。
しかし、娯楽映画として安定の面白さだからぜひ見てほしいよ。
ミッションインポッシブルほど真面目にやらない、もう少しお気楽なラテン系アクションだ。
音響はナイト&デイのほうがいいような気がする…
この作品でのキャメロンディアスは若くて美人という感じではないけど、色気があって表情が可愛い瞬間がある。
この映画はハマり役。
トムとキャメロン。
お似合いの2人ってこんなのか!
ワイルドスピードMEGA MAX
ワイスピシリーズは全9作品あるけど、メガマックスの音楽が最高に🆒だ!
倉庫にたむろしてる不良1,2,3が倉庫に侵入してきたアメ車とポルシェ?(重改造)に反応するシーン。
ここくそカッコいい!男の子魂がうずく。
左の方から不良を囲むように30Kmぐらいの低速で入ってくる。
ここでONKYOのT-D(シアターディメンショナル)モードと聞き比べる。
これは2.1chをバーチャルにサラウンド風にするONKYO独自のDSP(デジタル処理)→
T-Dだと左真横から入ってくる感じ。
リアル5.1chだと確実に後方まで車が走って回り込んでくる感じ。
*でもこのT-Dはよくできてる!2.1chユーザーはこのモード利用するのもありだと思う。低音強めの迫力あるエフェクトがかかるのが好き嫌い別れるけど、より映画館っぽい感じになるよ。
こういうDSPも基本の調整がしっかりできてると、最大の効果を発揮するよ。
速そうな車(絶対速い!)がブロブロ低速で登場する美学(^^)/
このあと、倉庫内でぎゅんぎゅん!練習走行が始まるここも迫力あるサラウンドを楽しめるシーンでおススメ。
最後のシーン。
ここからのエンディングの気持ちよさが凄い❗
あたりまえだけど、映画って選曲大切だなぁ…としみじみ思う。
爽快感のあるBGMがフェードインしてきて始まる3分間
ここで音量を上げていこう🎵
不良達のかっこよさMAXだ。
主にNETFLIXを紹介したけど、2022年はディズニープラスもサラウンド配信凄い!
ぼくはファイヤースティックを使ってる。配信のサラウンドの音質について心配される人もいると思うけど、Blu-rayのロスレスに比べると音はやや軽いし薄め。
それほどにBlu-rayメディアというのはやはり音はいい。芯のある音。
でも現行ファイヤースティックはドルビーデジタルプラスのアトモス対応だから、それなりにいいサラウンドで楽しめるよ。NetflixやAmazonプライムビデオでお手軽サラウンドするなら必須だと思うよ。
映画を楽しむのに決まりはない!
でも、今より少しだけいい音で観れたら…
その方法はぼくのサイトに書いてある。
いろいろ読んで映画音響を楽しんでね(^^)/
この記事おわり!
ぼくの映画館使用AVアンプ👇この価格でアトモス対応の神機