ベッドに転がって映画や音楽を楽しむのは幸せだ。
このときセパレートタイプのスピーカーはどんな風に置いたらいいのか?
置き方で、音響はかなり変わる。
映画音響的に良好な2chステレオの置き方を解説するよ。
もちろん音楽、YouTubeを楽しむのも全く同じセッティングでOK。
ベッドの上にスピーカーを配置する方法はどれ?
Aは頭を挟むようにスピーカーをむきあわせた配置、B、Cは足下のほうに配置して向きは頭の方向を向いている。
Bは設置位置が低め、Cはやや高めの違いだ。
まずAは、ヘッドフォンやイヤフォンを拡大したものと考えれば間違いではない。
しかし、普通の大きなスピーカーを設置すると音像が頭の中心で出来上がってしまう。
そしてスピーカーから音が鳴っている感が強い。
つまり、リラックスして長時間映画を楽しむという用途にはいまいちだ。
目を閉じて音量を絞って音楽を鮮度良く楽しむというならいいけどね。
小型の自作スピーカーで最高音質ならこういうのお薦め👇
B、Cは足元に配置ということもあり、頭から1.8mぐらいは距離が取れる。
これで音が広がり、頭の中心ではなく、前方にステレオイメージが広がる。
これが映画をリアルにしてくれて面白い。
スピーカーの存在感も消える、音もある程度寝具に吸音されることもあり、長時間聴いてもマイルドだ。
高さの違うBとCだが、この程度の差でも聞き比べるとBのほうがより音に包まれる感じが強い。
単純にツーイーターと耳の高さを合わせようというセオリーに近いというのがポイントだ。
Bの配置もひとつ欠点がある。
右のスピーカーが壁にピッタリくっついている。
これは良くない。壁の反射で音量が増幅されるからだ。
つまり左右のスピーカーのバランスが少し崩れる。
ぼくはこれを許容範囲内と考えて映画を楽しむべきだと思う。
よほどの豪邸でない限り、庶民のお部屋のベッドは壁ピタが基本だよね(^^)/
だからみんなこうなっちゃうのはしかたない。
これを嫌って右のスピーカーを壁から離してしまうと、LR間の距離が縮小してステレオ感が薄れる。
また反射を軽減しようと、スピーカーを内振りにすると左右の空間の広がりがなくなる。
ぼくがベッドでやるときは、環境にもよるけど、完全にフラットとやや外振りを両方試すようにしている。
映画音響では、これが案外良好な結果を得られることがあるからぜひ試してみてほしい。
大きなクイーンやキングサイズのベッドなら15センチでも壁から離せばいいと思うけどね(^^)/
次はベッドの上にステレオを構築する具体的な方法を解説するよ。
ベッドの上でステレオを楽しむために必要な機器を解説
ながれはこうだ!
スマホ
↓
Bluetoothレシーバー
↓
デジタルアンプ
↓
ツーウェイスピーカー
イヤフォンジャックがあるandroidスマホなら、ステレオミニプラグ直挿しもいいけど、やっぱり自由度があるBluetooth接続が楽だよ(^^)/
安価な中華デジタルアンプはだいたいこの赤白のライン入力だからこんな変換ケーブルがあると便利。
Bluetoothレシーバーって何?と思う人もいるだろう👇
iPhoneユーザーはACC対応、androidはApt-x対応など、より高音質なコーデックに対応したBluetoothレシーバーを買うのがポイント。
そもそもBluetoothアンプなら、Bluetoothレシーバーや、ライン⇒ステレオミニ変換ケーブルも不要↓
しかし、このタイプのモデルはBluetoothからのアナログ変換の音質がいまいち。有線接続のほうが聞き比べると音質では有利。
これはコーデックがSBCだからということだけではなく、デジタル⇒アナログ変換のチップの性能がちょっと弱いんだろうね。
☆とにかく低コストでやるなら、Bluetoothアンプ
☆より高音質、低遅延なら、Bluetoothレシーバー
ベッドの上で映画をもっと楽しむために
スピーカー2本によるステレオ再生は、テレビや、スマホの内蔵スピーカーに比べて迫力や臨場感が大きく向上するので映画が楽しい。
さらに映像と音響のバランスを考えるとプロジェクターがおすすめだ。
Bの配置なら、天井投影も楽しめるし、大画面100インチ等大きく正面に映した場合でも、音場の広がりなどそれなりにフィットするから安心してほしい。
ベッド+プロジェクター+ステレオはいいよ。
さらに、映画とYouTubeを最高にするのが Fire TV Stick だ。
スマホで再生してると、当然だけど途中スマホ使えないからね(笑)
万能快適映像再生パーフェクトマシーンが Fire TV Stick ↓
⚠マニアックになるよ~
ゆるーくゴロゴロ映画を楽しみたい人に贈る、次世代のサラウンドシステム👇
映画はプレミアムなBluetoothスピーカーで観るのもあり
もちろん本格的なデスクトップ5.1chもあり