ホームシアター

AVアンプのイコライザー簡単セッティング術【サラウンドの臨場感アップ!】

この記事は、AVアンプの自動調整機能を試したけど、サラウンド感がしっくりこないという人や、

距離やボリューム等はマニュアル調整しているけど、イコライザー調整は難しいイメージがあって、ちょっと設定する勇気がないという人に読んでもらいたいんだ。

簡単な調整でサラウンドの臨場感や、音の解像度が上がる方法を紹介するよ。

環境は、AVアンプ(メーカーは何でもいいよ)から出力する5.1chリアルサラウンドのホームシアターがあることを前提としたお話。

AVアンプでイコライザーをいじるのは最後の手段

AVアンプ イコライザーセッティングモード

イコライザーをいじるという行為はちょっと好みが別れるところだと思う。

ぼくの本音は、スピーカー配置と角度にこだわって設置することで、なるべくAVアンプの調整機能に頼りたくない

もう一つ、イコライザーを使用して各周波数をいじるのは、専門的な知識も必要で、測定器を使用して基本的には、全域フラットな周波数を目指すという作業になるんだろうけど、ぼくには難しい(めんどうw)という問題もある。

だから、AVアンプにイコライザーの調整機能がついていたとしてもホントは使いたくはない。

えいが子
えいが子
でも、なんかいまいち音がぼやけるというか…映館みたいにリアルにならないんだよね

という場合もけっこうある。

くろかわ
くろかわ
わりといい感じになってきてるけど、もう一歩サラウンドに臨場感が欲しいという時だ
えいが子
えいが子
これは見るからにショボ…解像度が低そうなやつだね
だんすぴ 

段ボールのボックスに6.5cmのフルレンジスピーカー(P650k)をサラウンドスピーカーとして使ってる。

ぼくみたいに小型フルレンジスピーカーで1m程度~の距離にサラウンドスピーカーを設置している場合は特に物足りなく感じるケースが多い。

以下のような時だ⬇️

ツーイーターのないフルレンジスピーカーをサラウンドに使用している

特に高音域に強いスピーカーでない。

サラウンドスピーカーをかなり高い位置に設置している。

小型フルレンジスピーカーで1m以上距離がある場合。

こんな時高音域が不足しやすい。

安価なスピーカーを使うと、サラウンドスピーカーの高音域が聴覚上不足することが多い。

サラウンドスピーカーの高音域をイコライザーで持ち上げる

当時ミドルクラスのAVアンプだとこの程度。もっと調整できる帯域が多いものなら3k~は全てちょい上げしてみよう。3Kというのは低めのツーイーターが受け持つ下限だから、その辺りから上げるといいよ。

簡単に言うと、リスナーに届きにくいサラウンドスピーカーの高音域をイコライザーで持ち上げるということ。

ぼくのAVアンプONKYO TX-NA609では

4kと16kを+1だけ持ち上げてる。

よく、イコライザーはマイナスして使うというような説明があるけど、このレベルではどちらでもいい。

ただし、そもそもでない(出さない)音域はいじらないでそっとしておこう(笑)この場合63hz

63hzはこのサイズのスピーカーの場合はサブウーファーに任せてる。いじってもよくわからん!

アンプのメーカーによっていろいろなDSPモード(特殊エフェクト、サラウンド効果を付加する機能)があるけど、その場合はそちらが優先される仕様になっている場合が多いので、イコライザーまでいじる覚悟でいくなら、「Audyssey」などの効果はオフでいこう!

マニュアル調整でいくなら、とことんマニュアルで(^^)/

えいが子
えいが子
あんたの場合、いつも調整用マイクすぐ紛失して、オート調整ができなくて、しかたなくできるようになっちゃったパターンだよね