ホームシアターファンなら誰もが気になる存在、ドルビーアトモス。
今回はAVアンプと8個のスピーカーで5.1.2chのシステムを作ったら、その費用は最安値でいくらかかるのか?その疑問を解決するよ!
ここでは、スピーカーを8個配置してAVアンプで鳴らす、本格的なドルビーアトモスのホームシアターを作るのに必要な費用の最安値を考えてみた。
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目次
低予算でも本格音響のドルビーアトモスシアターは作れる
まず何もないお部屋に液晶テレビ(もしくはプロジェクター)があるとしよう。
今回紹介するスピーカーやAVアンプは本格的なホームシアターとしては最安値に近いモデルばかり。
しかし、正しく設置して、正しく調整すれば一般住宅ではもて余すほどの大迫力音響の本格ホームシアターが作れるので安心してほしい。
これから「ドルビーアトモスやるぞ!」となったときに必要な費用を全て計算してみよう。
中古で揃えた最安値のドルビーアトモスの費用
というか実際ぼくが過去に設置した貧乏アトモスの実例。トータル68,700円かかった
最安値というテーマで費用を算出した訳だけど、メルカリやハードオフのジャンクコーナーなどを漁ればもちろんこれ以上安く構築することも不可能ではない。
これで、リアルドルビーアトモス5.1.2チャンネルの構築には最低でも中古で上手く組み合わせても7万円ぐらいかかるという目安は示せたはずだ。
というわけで…ここからは、2022年8月時点のAmazonの新品価格を参考に、必要な機器を新品で揃えた場合について解説するよ!
ドルビーアトモスの再生デバイスにかかる費用5000円~
この再生デバイスの理解をあやふやにすると、ドルビーアトモスよくわからない!怖い~となってしまう。
例えば、最近のテレビはAndroidTVなど、テレビに動画配信サービスのアプリが組み込まれている。
たまたまこのような高性能なテレビをもっていれば再生デバイスはテレビだ。これで配信のアトモス再生を楽しめる。
しかし、ぼくはこんな高級テレビもってない(少し前のモデルや、エントリーグレードだとHDMIがドルビーデジタルまでしか対応してない)
これからアトモスやりたいという人も、所有するテレビを調べてみたら、ドルビーデジタルプラス非対応の人多いんじゃないかな?
従来だと、定番のドルビーアトモスの再生デバイスはBlu-rayだった。
こちらのほうが馴染みがあるよね?
ぼくもTSUTAYAでBlu-ray借りて観たりした。
でね、
ディスクメディアは、コレクターや、同じ映画を繰り返し楽しみたい人にはいいんだけど、ぼくみたいな庶民には毎回Blu-rayを買うのはコスパ的に辛い。
そこでこれからのアトモスホームシアターの本命はNETFLIXなどの動画配信サービス(VOD)で楽しむドルビーアトモスだ。
最近は映画を見る人のほとんどがVODといっても過言ではない、アニメ、韓流なんかまさにその典型だ。
注意点としては全ての作品がアトモスで見れるわけではないよ。最も頑張っているNETFLIXでも300作品まではないくらい。
※アトモスを再生するにはプレミアムプランの契約が必要。
今回の費用計算ではVODサービス(定額制動画配信)を利用する前提で最もおすすめなファイヤースティックを、再生デバイス費用5000円として計算してみた。
ドルビーアトモス対応のAVアンプにかかる費用はいくら?
Denon AVR-X1700H、上位のAVR-X2700Hの新品価格がAmazonでどちらも約7万円。価格差がほとんどないのでタイミングで…
この6~7万円という価格帯が各メーカーのアトモス対応エントリークラスの最低価格となっている。(2022年8月執筆時点)
これは2020年に比べると2万円~値上がりしている。
ドルビーアトモス対応アンプの中古相場はリセールバリューもあり、程度が良ければ大きく値崩れはしていない。
そのため中古でも4~5万円~あたりがボリュームゾーンとなっている。
Denon AVR-X1700Hや、X2700Hのスペックはこれからのエントリークラスのアトモスアンプの基準となっているオススメのモデル。
スピーカーを8個鳴らす5.1.2chドルビーアトモスをコスパ最高に楽しむのなら間違いのない1台だ。
総額から考えると、最安値のドルビーアトモス環境を作るときに、費用の半分以上はAVアンプということになるね。
ドルビーアトモス5.1.2chに必要なスピーカー8個の総費用はいくら?
⭐フロントSP
ヤマハNS-BP200 【9,800円】
⭐センターSP
ヤマハNS-C210 【6,900円】
⭐サラウンドSP
ヤマハNS-B210 5,764円 (1個の価格)LRで【11,528円】
⭐天井SP
パイオニア TS-STX510 【10,189円】
⭐サブウーファー
YAMAHA NS-SW050 【18,255円】
総合計 56,672円
予算的に厳しい場合はどうすればいい?
今回はAmazonでも購入しやすい、ほぼ最安値のものを紹介したけど、予想以上に高額に感じた人も多いと思うのよ。
そこで提案としては、ソニーのSTRDH790というアトモス対応AVアンプが新品4万円~で買える(執筆時点)
TRDH790は価格ドットコムで検索すると最安値が4万だ(^^♪
興味がある人、ソニー好きな人はチェックしてみて。
ぼくは4Ωスピーカーを接続することもけっこうあるので適合スピーカーインピーダンスが6Ω~16ΩのTRDH790は候補から外している
ドルビーアトモスが増えてきたとはいえ、NETFLIXなどのVOD視聴では、5.1chで収録されている作品がまだまだ圧倒的に多い。
そこで5.1chアンプをとりあえず中古1万円~1.5万円で買っておいて、後にステップアップも実はオススメだったりする。
👇の記事も参考にしてほしい。
次に費用を抑える方法として、サブウーファーはコスパを考えると断然中古をオススメする。
最初はハードオフやメルカリで3000円~4000円ぐらいで手に入るもので十分だよ。
次に、スピーカーケーブル、同軸デジタルケーブル(サブウーファーケーブル)は高いものを買う必要はないよ。
最安値のスピーカーケーブルの基準は100円/1m
ぼくの庶民のホームシアターはこれ👇を使ってる。安くて使いやすいよ(^^)/
ドルビーアトモスに必要な費用の内訳で「同軸デジタルケーブル700円」とあるのは、AVアンプとサブウーファーを接続するために使うものなんだ。
上の写真のサブウーファーにも挿さってるこれ👇
(※昔ながらのRCAピンケーブルでも大丈夫)
そして最後にAVアンプとテレビ(プロジェクター)を繋ぐHDMIケーブルだ
とういうわけで、