↑こんな感じでDLPプロジェクタースマホ撮影するとカラーホイール特有のレインボーノイズ(虹色)が出るのが普通だよ。
これ専門用語ではモアレという。規則正しい繰り返し模様を複数重ね合わせた時に、それらの周期のずれにより視覚的に発生する縞模様のこと。
↑調べましたw
これを普通のAndroidスマホでレインボーノイズを回避して撮影するのはめちゃくちゃ難しい。
おそらく世界中をさがしてもレインボーノイズが出ないように撮影する方法を知ってる人は、ほぼいないと思う。(ニヤリ)
ぼくは必死に半年かけてネットを調べたり、メーカーに問い合わせたりしたけれど、どこにも答えはなかった…
というわけで世界初の技術を伝授するので最後まで読んで欲しい。
ただし、ひとつ注意点がある。
成功する確率は高くない。
ほとんど運に左右される。
困ってこの記事にたどり着いた人は、ほくと同じ苦労をしてきた。
だから解決するわけないと思ってこの記事を読んでいると思います(^^)
↓みんなこれやりたいんだよね?そのために低い確率にかけてほしい。
目次
スマホカメラアプリのシャッタースピードを変えてもレインボーノイズが出てしまう
例えばぼくのAndroidスマホはPIXEL6a。
まぁ、普通のスマホだ。
アプリは標準搭載のカメラアプリ
4Kの動画等撮れるけど【30】【60】のフレームレート(コマ数)しか選べない。
そしてどちらを試しても、動画撮影でも、写真撮影でも同じくカメラを覗くと下から上に憎たらしい帯がスライドしていく。
ここで、コマ数を30にすればいいよ!と簡単に言う人がいるが、
実際にやってみると…
あれっ、変わらん…となることが多いのだ(運良くできる時もありますw)
DLPプロジェクターのレインボーノイズは長縄跳びと一緒理論
ここでイメージしてほしい。
一人の長縄跳びの達人がいるとしよう。
そして彼は、今まさに眼の前で二人の子供が回している長縄の前にいる。
彼は達人なので子供の回す縄と完全にシンクロしたタイミングで飛ぶことができるのだが…
「目を閉じて、耳も塞いで、お好きなタイミングで入って!」と言われたらどうだろう…
彼は必ず引っかからずに入れるだろうか?
つまり、フレームレートだけ合わせたのでは駄目で、タイミングも合わないといけないというのがぼくの妄想だ。
この世の情報はフレームレートだけのアドバイスにあふれていて、スタートのタイミングを合わせるという視点が抜けているのだ。
AmazonファイヤースティックやAppleTV4Kなどで解像度フレームレートを固定する技
今から紹介する方法は静止画、映像どちらにも対応できるよ。
ここまで読んできてAmazonファイヤースティックやAppleTV4Kで合わせる技と言われると、そんなの持ってないよ。とか、DLPプロジェクター内蔵のAndroidTVで再生しているものを撮影したいのに〜というお怒りもあるかと思うけど、基本的な考え方は応用していただけるはずだ。
まず、撮影する側のAndroidスマホを4K 30Hzに設定したとする。(どうせ運任せなのでお好みで)
ここでカメラの映像は例のレインボーノイズが盛大にでているとしよう。
次に、ファイヤースティックの【ディスプレイ設定】の解像度、コマ数(フレームレート)が【自動】になっていたら同じ1080pでも30Hzに切り替えてみる。
さらに25コマ、また30コマなど変更してみることで、奇跡的に合う(実際にはどんぴしゃというより目立たないというもの)まで試そう。
1度試した組み合わせも試してみよう。タイミングが合ってなくて間隔は合っていたかもしれないからだ(^^)
このディスプレイ設定はファイヤースティック系より、AppleTV4Kのほうがより多様な組み合わせが試せる。
要するに自分でマニュアル操作でフレームレート切り替えができるのがポイント。
運に任せて何度でもタイミングが合うまで繰り返せばいい。
時間にして運が悪くても5分以内に決まることが多いから、我慢できる範囲だよ(^^)
それでもノイズ発生する時はプロジェクター(テレビ)のフレームレート設定を確認してみよう
例えばこちらはプロジェクターの機能で【24pTrueシネマ】、強制的に映画に最適な24コマで投影するモードなのだけど、最終段でこのような機能が動作する設定かプロジェクター(モニター、テレビ)側にある場合は、
こちらのオン、オフなども併せて変更、トライ&エラーを繰り返してみて欲しい。
このようなフレームレートに関係する機能のポジションによっては一生合わないからね(^^)※経験者
ガジェット系YouTuberなどで最近流行りの、XGIMIやANKERのDLPプロジェクターを綺麗に撮影してレビューしたいけど、上手くできない!
とお困りの方はぜひ参考にして欲しい(^^)