この記事は、AVアンプの自動調整機能を試したけど、サラウンド感がしっくりこないという人や、
距離やボリューム等はマニュアル調整しているけど、イコライザー調整は難しいイメージがあって、ちょっと設定する勇気がないという人に読んでもらいたいんだ。
簡単な調整でサラウンドの臨場感や、音の解像度が上がる方法を紹介するよ。
環境は、AVアンプ(メーカーは何でもいいよ)から出力する5.1chリアルサラウンドのホームシアターがあることを前提としたお話。
AVアンプでイコライザーをいじるのは最後の手段
イコライザーをいじるという行為はちょっと好みが別れるところだと思う。
ぼくの本音は、スピーカー配置と角度にこだわって設置することで、なるべくAVアンプの調整機能に頼りたくない。
もう一つ、イコライザーを使用して各周波数をいじるのは、専門的な知識も必要で、測定器を使用して基本的には、全域フラットな周波数を目指すという作業になるんだろうけど、ぼくには難しい(めんどうw)という問題もある。
だから、AVアンプにイコライザーの調整機能がついていたとしてもホントは使いたくはない。
という場合もけっこうある。
段ボールのボックスに6.5cmのフルレンジスピーカー(P650k)をサラウンドスピーカーとして使ってる。
ぼくみたいに小型フルレンジスピーカーで1m程度~の距離にサラウンドスピーカーを設置している場合は特に物足りなく感じるケースが多い。
以下のような時だ⬇️
ツーイーターのないフルレンジスピーカーをサラウンドに使用している
特に高音域に強いスピーカーでない。
サラウンドスピーカーをかなり高い位置に設置している。
小型フルレンジスピーカーで1m以上距離がある場合。
こんな時高音域が不足しやすい。
サラウンドスピーカーの高音域をイコライザーで持ち上げる
簡単に言うと、リスナーに届きにくいサラウンドスピーカーの高音域をイコライザーで持ち上げるということ。
ぼくのAVアンプONKYO TX-NA609では
4kと16kを+1だけ持ち上げてる。
よく、イコライザーはマイナスして使うというような説明があるけど、このレベルではどちらでもいい。
ただし、そもそもでない(出さない)音域はいじらないでそっとしておこう(笑)この場合63hz
63hzはこのサイズのスピーカーの場合はサブウーファーに任せてる。いじってもよくわからん!
アンプのメーカーによっていろいろなDSPモード(特殊エフェクト、サラウンド効果を付加する機能)があるけど、その場合はそちらが優先される仕様になっている場合が多いので、イコライザーまでいじる覚悟でいくなら、「Audyssey」などの効果はオフでいこう!
マニュアル調整でいくなら、とことんマニュアルで(^^)/