ヤマハNS-BP200を3回も買ったので体験談を語ろう✨
ヤマハNS-BP200の値動き履歴↓
※2022年6月11000円
※2021年12月27日、9071円!
※2021年8月31日、9200円!久しぶりの底値
ぼくが購入したのは、自宅のホームシアター用と、カーオーディオ用と、知り合いのお店の店内BGM用の計3回。
全てAmazonから購入。
特に知り合いのお店に送るときはAmazonは簡単に送り先指定できるからラクだ。
音が良くて、1番値段が安いスピーカーを探すと、いつも結局ヤマハNS-BP200。
趣味で使うのはもちろん、カフェや事務所などで使っても格好いい。
シックなピアノブラックなので安物感はぜんぜん感じない、ただ光沢があるから埃はとったほうがいいよ。
後で解説するけど、ヤマハNS-BP200は、アンプという音を大きくする機械が中に入ってない。
俗に単体スピーカー(パッシブスピーカー)と呼ばれたりする。
これだけだと音がでない。
このあたりがスピーカーに興味ない人にはイライラ💢するポイントだよね(笑)
音を出すにはアンプというのが別に必要になるんだけど、心配無用。
のちほどコスパのいい3000円前後の予算で買えるアンプも合わせて紹介するね。
それではさっそくヤマハNS-BP200のデメリットから!
目次
NS-BP200のデメリットとセッティングのコツ
スピーカーネットがくっそダサい!
スピーカーの前面に着いてるスピーカーネット。
これが致命的になんか…イケてない。何故かひょうたんの形をしてる(笑)
まぁ、好みは人それぞれだから、これが超クール!と思えばデメリットではないんだけどね…
Amazonのレビューなんか見ても、このダサさを指摘しているコメントがわりとある。
でも気に入らなければ、着けなくても大丈夫。
しかもヤマハNS-BP200はマグネットでつくタイプだから脱着はカンタン。
ちなみに届いてダンボールから取り出した状態では、このネットは別に包装されてるから、ぼくはそのまま付けずに使用している。
今回探したけどみつからん。
「えっ、壊れないか?」
結論をいうと、自分の部屋で使うならスピーカーネットは不要。
オーディオマニアは音が濁るから使わないというが、ぼくにはその違いを聞き分けることはできない。
それではどんなときに必要かというと、
家に小さい子どもがいるとか、スピーカー展示場、店舗など不特定多数の人が触れる場所に設置する場合。
想像つくと思うけど、とにかく子どもは何でも触りたい、力加減もわからないから破壊力も抜群だ!
店舗の場合、ジャンクの聖地ハードオフ(家電や生活用品を品揃えたブックオフみたいなとこ)に行くとよくわかる。
⬆️なんでこれやるの(涙)
スピーカー大好きな僕としては悲しい…
スピーカーネットの話が長くなりすぎた!
まあ、とにかくどっちでもいい。
見た目がクールな方が僕は楽しめるって思うからつけない。
奥行き凄い+ポートが背面ダクト
ヤマハNS-BP200は普通のスピーカーに比べて奥行きがある。
一般的な同じクラスのスピーカーは200mmぐらい。これは287mmぐらいある。
この差、大したことないと思うかもしれないけど、意外とデカい。
スピーカーを買う場合、設置場所ってだいたいイメージできてるだろうから実際にちゃんと測ろう。
「あー、それなら大丈夫だよ!
ちょうど測ったら奥行き30センチある棚に置くからバッチリさ!」
……ごめん
言いづらいんだけど…
それはダメなんだよ。
このスピーカーは背面をぴったり壁につけると良質な低音が出ない。
理由は後ろを見て欲しい。
こんな感じ
この穴、これをバスレフポートという。
これは低音を調整するためについている。メーカーとしては音量にもよるが壁から30センチぐらい離してほしいというのが本音。その時の音がこのスピーカーの本来の音という設計だ。
だから壁にぴったりはやめよう、特に低音がボワンっとしまりのない音になるか、低音が響かないの両方ありえるから。
そこでぼくの経験上、折衷案として提案したいのが、最低でも壁との隙間を15センチ以上確保する。
大音量にする場合は厳しいけど、そこまで音量上げないという使い方なら全く問題ない。
そのスペースを確保できないなら、バスレフポートが前面にあるスピーカーを探したほうがいい結果になると思うよ。
設置場所って大切。だから省スペースに魅力を感じる人はヤマハNS-BP200はややきつい。
ジャンルはまるで違うんだけど、お手軽さと音響の楽しさを両立してるプレミアムBluetoothスピーカーというのが存在する。
ちゃんと映画の音がするBluetoothスピーカーを検討するのもありだ。
それはけして妥協ではないよ⬇️
NS-BP200のみで鳴らす場合は映画の重低音がでない。
「そもそも自宅では、住宅事情として、大きい音出せないでしょ?だから重低音を再生できないとしても問題はない」
と言いたいところだが、小さな音量でも重低音があるとリアリティーが増す。
戦争の銃撃シーンで、
「さすが!サブウーファーがあるとズンと腹に響くぜ!」
というだけのものではなくて、意外とホラー映画で効果的だったりする。
左の耳たぶを何かが触れて背後に消えていく…みたいなのが音響で表現されている。
これはスマホ📲とかで見ている人には感じることができない。スマホはスピーカーサイズが小さすぎて低音がほとんどでないんだ。
こんな感じで、実は映画の音響っていろいろな製作者の思いが込められている。
低音の再生が苦手なスピーカーなら、サブウーファーを用意して鳴らせばいい。
2.1chといわれるやつだね。この場合サブウーファー出力があるAVアンプが必要になるよ。
でもこれをやりはじめると、本格ホームシアターになっていくからお金も調整も大変になる。
NS-BP200は、先ほど奥行きがあるという話をしたけど、実はこの奥行きが楽器のような作用をしているんだ。
重低音とまではいかないものの、かなり深めの良質な低音が響くスピーカーに仕上がっているから、サブウーファーなしの映画視聴がギリギリいけるとぼくは考えている。
これはとても理想的で、音楽もYouTubeも映画もNS-BP200のステレオ再生だけでまかなえることを意味している。
まとめると…
⭐スピーカーのカバーがダサい(外せばOK)
⭐奥行きが必要(壁から10センチ離せばOK)
⭐重低音はムリ(良質な低音は鳴る)
うーん…デメリットはこのくらいかな。ぼくの利用範囲ではあまり気にならないことばかりだ。
とにかく置き場はあるか?壁から離せるか?それが購入のポイント。
NS-BP200はコスパお化け
ぼくは秋葉原とかでスピーカーユニットを買って、ボックスも別に木材買って自作とかする。
で、こんな風にスピーカーを趣味にして遊んでいると恐ろしいことに気がつく。
あれ、自作って高くないか?
自分で作る=お金はかからないし、こだわればメーカー製品にも負けない!
みたいな思い込みではじめるんだけど、現実は…
自分で作る=うーん…セッティングがきまらないなぁ、いまいち!(笑)うわっ、結局パーツ代、2万かかってる…
例えばスピーカーユニットがペアで7000円、ボックス(スピーカーを取り付ける箱)がペアで5200円、スピーカーコードが、あと端子類、低音の響きをチューニングするために綿も買っとかないと、ぐっひっひっ!
とやってると後戻りできないオーディオ沼にハマる。
普通のユーザーはそんなことしないで、冷静に8000~10000円の予算でNS-BP200だろう。残念だがどう考えてもコスパで全く勝ち目がない。
結論、
NS-BP200はコスパお化け!
自作でも段ボールなら、4000円以下もある
NS-BP200の奇跡の価格はいつまで?
Amazonに、
「YAMAHAさんの気が変わらないうちに!」
というレビューがあって、「確かに…」と思った。
それを恐れるくらいのコストパフォーマンス。
例えば1万円ちょいだとしてもぼくは買う。3回買って信頼してるからね。
だからAmazonで8,000円~10,000前後(送料込み!)で販売しているのをみると、一体何が起きているのか?と不安になると同時に。今のうちに買わなきゃと焦る。
だってヤマハさんが
「あれ、これ12,000円でも売れるんじゃない?なんてことになったら困る(笑)
※コロナ以降、新品在庫がなくなることが増えている。価格も9000円ちょいが多い。
だいたいこの2~3年で7000~10000円ぐらいの幅で推移してきた。やや高騰したとしても1万円以下なら迷わず買いだ。
楽天が安い時もあるから、Amazonと楽天をよく比較しよう👍ヤフーはあんまりオーディオ安いイメージないけどね…でもこれからはわからないよ。
NS-BP200を3回買ったぼくのレビュー
本当のこというと、ぼくの好きなスピーカー達はいろいろなポイントでこのNS-BP200に負ける。
値段がそこそこするスピーカーでもね。少し悔しい。
あとね、皆と一緒が嫌なのだ。
だから音も、ピアノブラックの美しい光沢の塗装も、圧倒的な値段の安さも気に入らなかった!
優等生なんかクソ食らえ!
初めはね…
でもぼくのところに
「私、全くスピーカー専門外で、どれを買えば後悔しないでしょうか?聞く音楽のジャンルはいろいろです。映画もテレビもこれで観たいです。予算は一万円です。」
という人がきたら、
2021年、現時点では、
「ヤマハのNS-BP200です」
と答えるしかない。
Bluetoothスピーカーとかでなく、単品スピーカーとしてAmazonレビューが800以上もついてるスピーカーは他にない。これが全てを物語っている。
しかも、こんなにも満足する人がいる。ヤマハのNS-BP200は日本のスピーカーを代表していると言ってもいいだろう。
信頼の日本のメーカー、YAMAHAと、返品簡単なAmazonのタッグで安心感も最高レベル。
これけっこう安心して買えるポイント。まぁ、ぼくは3回買って、キズとか初期不良には当たってないよ😃
コロナの影響かモデル末期なのか、最近売り切れが目立つ…
中古で良ければ、同じようなコンセプトの兄弟機も存在する👇️
ヤマハNS-BP200だけでは音は鳴らない!
最後に、やっと
冒頭で約束したアンプの紹介だ。
これもまぁ、3回買った。
Bluetoothでも有線の接続でもいけるけど、ぼくはこれBluetoothの音がいまいちに感じる。ステレオミニプラグでの有線接続で鳴らすのがおすすめ!
ミニプラグも標準でついてくるからNS-BP200とこのアンプをセットでポチれば届いたその日からすぐ音がだせるよ。
NS-BP200にはスピーカーコードが最初から同梱されてる(たしか2M×2)
というわけで、悩んでいるならぜひ、NS-BP200を設置して映画や音楽を楽しんで欲しい!