インピーダンスの違うスピーカーをAVアンプに接続して5.1chシステムを組む場合、
例えば上の写真、フロントスピーカーは6Ωでセンタースピーカーは8Ωのような時ね。
でね、
最近のAVアンプはインピーダンス設定という機能がついてるものがある。
AVアンプのインピーダンス設定機能はサラウンド感を向上させるといった、直接音質向上に関係する話ではないよ。
あくまでマッチングを高める、最適化するというものだから気楽に読んでほしい。
https://youtu.be/y7UW8I0Z68s
AVアンプのインピーダンス設定?
例えば4Ω・6Ω・8Ωと3段階切り換えられたりする、メーカーによってはフロント(メイン)スピーカーのインピーダンス設定となってるものもあるけど基本的な考え方は同じ。
製品仕様書のアンプ部を見ると、4Ω~16Ω対応となってる。
インピーダンス設定で変化する最大パワーとエコモードの関係
例えばぼくの愛用モデルX1600Hを例に考えると、
インピーダンス設定を手動で4Ωに設定した時に、アンプの最大パワーが得られる。
ただし4Ωにすると、エコモードにならなくなる仕様。省エネではないからね。
つまり、工場出荷時(8Ω)の設定は出力がおさえられているということだね。
一般家庭では省エネ性能も求められるし、小型スピーカーで組むと多くの場合6~8Ωで構成されることがほとんど。
だからインピーダンス設定を知らずに出荷時の8Ω設定のまま、6Ω、8Ωのスピーカーを混在させて使っていても大丈夫な範囲。
壊れないし、音質に悪影響もない。
AVアンプとスピーカーの関係で破損が心配な人はこちらも参考になるよ👇️
例えば、ぼくには高価で買えないけど
これをフロントに使ってホームシアターやってみたいのよ(宝くじ当たって広い部屋があればね。中年の夢)👇️
で、このJBLは4Ω。ほんとはフロントとサラウンドの4本これで組みたいけど、予算的にサラウンドはもっと小型なJBLにするとして仮に6Ωだとする。
このシステムをお買い上げ時の設定8Ωのまま使うとどうなるか?
「ついに憧れのJBLサウンド!いっちょ大音量でぶちかましてみるか~w」とボリュームを大音量にしたときに、8Ω設定のままだと音が歪む場合がある。
この時にインピーダンスを4Ω設定にすることで、アンプとスピーカーの双方のマッチングがとれて、JBLのスピーカーの性能を引き出すことができるというわけ。
音量と鳴りっぷりは変化するから、音が良くなったように感じるかもしれないけど恐らくブラシーボw
だだ精神衛生上いい!というのはオーディオにはけっこう重要だったりするからしっかり合わせて使おうよ。
ぼくはこういう機械的なことは専門じゃないから、メーカーの人に聞いたんだけどね。