スピーカーを繋ぎ換える頻度が多い。
全てバナナプラグにしてしまうと、プッシュ式ターミナルのスピーカーに使えなくて困る。
アンプもスピーカーもプッシュ式のターミナル製品を多く所有している。
バナナプラグから更に変換するプラグは割高。もっと安価にスッキリさせたい。
映画音響サイトを運営してると、いろいろなスピーカーを比較するのよ。
でも、高級なオーディオ機材持ってないから、バナナプラグ対応のターミナルではなく、プッシュ式ターミナルに挿しこむ頻度がたかい。
線材むき出しのまま繋ぎ換えを頻繁にしてると。
なんかもう…グシャグシャになるじゃん。
うわぁー!となってから冷静になってポチったのがこれ。
プッシュ式ターミナルの接続には平型端子が便利
このセットを買うと、3種類のサイズが入っていた。
因みにスピーカー端子として使うならオスとスリーブしか使わない。
試しに真ん中のサイズをプッシュ式ターミナルに差し込もう…
…いきなり入らない(笑)
見た目はバッチリに見えるのだけど、よく観察するとプッシュ式ターミナルはけっこう内寸が狭いのよ。
この時点でいちばん小さな2.8typeしか使えないことが判明。
スピーカーケーブルの被膜を剥いて、電工ペンチで締めればOK
ぼくの工具では2.5というところで挟むと上手くできた。
⚠️注意点としては、あんまりゲージの太いスピーカーケーブルだとダメ。
ぼくの映画館で愛用してるこれだとちょうどいいから、心配な人はAmazonリンクで太さを確認してみてね。
プッシュ式・バナナプラグターミナルに平型端子を接続してみよう!
まずプッシュ式のターミナルに、平型端子を挿す9秒動画を見てみよう!
…あんたこれけっこう練習したでしょ?
※たまたま上手くいってます。ショートに注意して(+と-を接触させない)落ち着いて作業しましょう。同時とか全然かっこよくありません(笑)
次はバナナプラグ対応のターミナルに平型端子を挿す18秒動画をみてくれ。
でも末端処理してないケーブルを繋げるよりは簡単っぽいね
平型端子のデメリット
まず、当面外すことを想定してないメインスピーカーなどの、しっかりとした接続を求める人には不向きだ。
ぼくみたいに、差し替え頻度の高い用途に向く。
耐衝撃や、振動には弱い。接点はかなり少ないから外れたら困るような時はやめたほうがいい。
バナナターミナルにバナナ端子を挿す快適さと、接続安定性には遠く及ばない。
以上かな。
あとは値段の安さではかなり安価だと思うんだ。ホームセンターなどで少ロットで買えればとにかく安くあがる。
プッシュ式ターミナルのオーディオ機器をメインで使用するなら、平型端子接続はオススメだよ。
スピーカーの末端処理をする端子は他にもいろいろある。Yラグ、棒端子など用途と予算に応じて使い分けをしてほしい。