いろんな理由で自作スピーカーをやりたい人がいると思う。
興味をもった時にスピーカー自作初心者の人が安心して始められるのがコイズミ無線。
例えばある日の、FOSTEX FE83NVという8cmフルレンジユニットを1個買う場合の値段は、店頭4572円、ネット4572円+送料、Amazon5590円。という感じ。
Amazonよりかなり安いこともあるので両方チェックしよう。
秋葉原が近い人は店舗で購入が最安値だね。
1950年創業!自作スピーカーの聖地コイズミ無線はこんなところ!
秋葉原駅からストップウオッチで計ったら徒歩4分50秒だった。
まあのんびり歩いて5分といったところ。
大通りから1本裏の通りにあるビルの2階。店舗にいくには外階段のみだから注意。
店内はコンパクトながら狭さは感じない、スピーカーとボックスとその他パーツ類がところ狭しと並んでいる。
ぶっちゃけ、スピーカーに1ミリも興味のない人なら5秒で飽きてしまうような空間。
でもぼくみたいにスピーカー好きなら天国だ。夢中になるよ。
スピーカーユニットも実際に実物を見れるというのはやっぱり楽しいのよ。
「8cmのユニットってこんなに小さいのかぁ…」実物を見てみると印象が違う。
だから、あらかじめ決めていたモデルとは違うものを買ってしまうなんてこともよくある。
「やっぱり10cmにしよー」みたいな感じ。
スピーカーDIYに挑戦!コイズミ無線で何を買えばいいの?
基本的に自作スピーカーって、スピーカーユニットと箱を組み合わせる遊びだから。
あんまり難しく考えなくて大丈夫。
どのユニットを選ぶか?
どの箱と組み合わせるか?
この無数の組み合わせのチョイスを楽しむ娯楽なのよ。
でね、
まず好きなスピーカーユニットを選ぼう。
事前にYouTubeとかでスピーカー比較動画とか見て気になるユニットがあればそれを試してもいいよね。
で店員さんに、
みたいに正直に聞くと、快く教えてくれるよ。
因みにバスレフ箱というのはこんな感じでポートという空気の出口となる穴が空いてるタイプ。最初はバスレフが種類も豊富でオススメ。
例えばP800Eは、スピーカーケーブルを接続するスピーカーターミナル。
内部には、スピーカーとターミナルを繋ぐ内部配線、少量の防音材、バスレフポート、が既に設置されているからスピーカーユニットをネジ留めするだけですぐに完成するBOXとして販売されている。
こんなのが2000円以下で買えたりするのは安い。全てを自作したほうが高くつくような…
「なにもかもわからないですー」。だと店員さんも困ってしまうだろうから、せめてこのスピーカーを鳴らしたいというのは伝えよう。
よっぽど忙しくなければ、実際に希望のスピーカーとBOXを組み合わせて、簡易的に音を聴かせてくれるはずだ。
同じバスレフでも、サイズの違う2つのBOXを比べさせてもらって、ユニットの推奨容量よりやや大きめの箱のほうが低音の出かたが好みに聴こえたからそちらを選ぶみたいなこともあるだろう。
スピーカーBOXの穴が10cm、使いたいユニットの径が8cmで穴が大きくて取り付けられない!なんてときも店員さんに相談すれば、スペーサー(10cm⇒8cmにするもの)というものを教えてくれたり頼もしい。
箱が決まったら、ついでにターミナルとか内部配線とか必要なものを教えて貰えばOK。
コイズミ無線なら、ターミナル、端子類、吸音材、内部配線まで何でも揃う。
木材選び、カット、組み立てと全て自分でチョイスして本格的に作りたい人にも最高だ。
この記事では具体的な組み立て方法などは割愛する。気になる人はの↓の記事など参考にしてほしい。
自作スピーカーの楽しみ方は無限大、世界にたったひとつというロマン
最後に、自作スピーカーの楽しみについてなんだけど、単純に自作したほうが安いだろうという動機だけでやるならオススメしない。
自作スピーカーは安く作ることも可能なんだけど、ユニットや箱にこだわりはじめるとけっこうお金もかかる趣味。
あと一般的に音のいいスピーカーをメーカー製品より安く作れるか?これも難しい。
上級者ならできる方もいるかもしれないけど、
ぼくみたいなひよっ子だとそれは無理。
1.5万円の予算で頑張って組み上げたとして、例えばこんなスピーカーに総合的には勝てないのよ↓
Amazonで1万円ちょっとぐらいのスピーカーのほうがバランスのいい音質でコスパもいい。
自作ってどんな人にオススメかというと、
一般的ではないバックロードホーンなど趣味性の高い鳴らしかたで自分の好みの音を極めていくような遊び方とか、
DIYで作ったスペースにスピーカーを埋め込みたいとか、ぬいぐるみをスピーカーに改造したいとか(最近なら小型Bluetoothスピーカーを埋め込んだほうが安上がりで音もいいけど)
日本酒の箱を改造してスピーカーを埋め込み、「天城越え」などの演歌を聴くなどの風情も楽しめる。
塩ビ配管や、ガラスなどをエンクロージャーにした世界にたったひとつのスピーカーを作るというロマン。
因みにぼくはホームシアターが好きだから、センタースピーカーだけは綺麗な人間の声にしたくてFE83NVを使ったりしてる。
2022年もというか、時代を越えてモノ造り精神を受け継いでいくためにも、コイズミ無線さんには頑張ってほしい!
また、凄く簡易的に最安値でやりたい人は段ボールスピーカーという世界もあるよ↓