ホームシアター

ボヘミアンラプソディの音響レビュー!ディズニープラスで見放題アトモス配信中

ボヘミアンラプソディのBlu-ray

2018年11月9日公開135分

*2021年7月DTS-HDマスターオーディオ7.1chをドルビーサラウンド5.1.2chで視聴(Blu-ray)

現在ディズニープラスでアトモスでみれるよー

ボヘミアンラプソディの音響は庶民がホームシアターで楽しむレベルを完全に超えてしまってるよ!

喜んでるんだよ、嬉しいんだけどぼくみたいにマンションの6畳の和室でやるもんじゃない。それぐらいバンド演奏の音圧が凄いの。

クイーンを全身で感じる音量にして視聴すると確実に近所からクレームがはいりそうな感じ。

DTS-HDマスターオーディオで収録されている素晴らしいサウンドを満喫できないフラストレーションが溜まる。

一般家庭ではどうしようもない…防音、騒音的に無理なレベルに到達している。これを満喫できるホームシアターってどんなお宅?

とにかく音量をコントロールするリモコンを握りしめながら観たわけさ。

映画音響というのは、収録されてるいちばん小さな音と最大の音の差がとても大きいのが一般的なんだけど、ボヘミアンラプソディはあの映画館で見てもびっくりする音量で演奏が始まる。

感覚的には普通のドラマシーンでの会話の音量を50とすると、演奏シーンの音量は500とかだよ!

だから演奏が始まった瞬間にビビってリモコンの下ボタンを長押しという操作が繰り返される。

えいが子
えいが子
なんかアホだな…

でね、

家で使うホームシアター用のAVアンプには、収録されている小さな音と大きな音の音量差を補正するラウドネスマネージメントという機能(メーカーにより名称は異なる)がついている。

これは購入時にデフォルトでオンになっているから、ほとんどの人は当然のごとく使ってホームシアターを楽しんでいるはず。

だから、途中でリモコンの音量操作をせずに固定した音量で映画鑑賞ができるわけ。

くろかわ
くろかわ
ところがぼくはラウドネスマネージメントをオフにしている
えいが子
えいが子
ねぇ、アホなの?

いやいや!究極を目指すならオフにすると思う。背水の陣で音響に向き合うならオフよ。

あんまり知られていないんだけど、ぶっちゃけオフのほうがラサウンド感やリアリティが上。

そしてなにより映画館そのものの、補正されてない音を全解放するというロマンがある!自己責任で宜しく!

えいが子
えいが子
それを世間では近所迷惑というのよ

ボヘミアンラプソディのサラウンド音響は4.9

えいが子
えいが子
イチ押しサラウンドシーン発表!
くろかわ
くろかわ
伝説のライヴ、ライブエイドのシーンの全てだ!

ボヘミアンラプソディはぼくの音響レビュー史上、最高峰の音質で収録されている。

では何故5.0ではないのか?

ライブ音楽ソフトとしては最高の音質と録音なのよ。それは間違いない。

上のジャケット写真のスタジアムの観客の人数見てw

この歓声に包まれるサラウンドをお家で体感することができる奇跡。6畳の和室で!

人は感動すると脳が震えるという表現をするけどまさにそれ。

製作陣はここの音響に相当こだわったみたいだね。歓声がうねりながら迫ってくる描写は見事としか言いようがない。

今回は、ノーマルのBlu-rayディスク版を観たから音声はDTS-HDマスターオーディオ7.1ch。

これで十分サラウンドは完成されていてぼくは震えた。

さらに欲をいえばUHD版のドルビーアトモスを聞きたかったけど、そんなお金はない。

しかし!これをそのまま7.1chで鑑賞するのではなく、5.1.2chのドルビーサラウンドモードで鑑賞するのがぼくの好み。

つまり、天井スピーカーを含めて、臨場感があるモードだね。もう全てドルビーサラウンドでいいやと思っているほどお気に入り。

リアルアトモス音声以外は2chのYouTubeも音楽も全てドルビーサラウンドで楽しめている。

もう完全に虜だよ。AVR-1600H内部でどういう演算が行われてるのかは知らんけど、DTS系の Neural:X より音が自然で気に入っている。

ドルビーサラウンドのほうが、音がまんべんなくドーム状にきれいに広がるし、マイルド。

Neural:X はリスナーの耳の高さを中心に、水平方向に濃いめの音が広がる感じがする。高さ表現はちょっと物足りない。

ネット上では Neural:X のほうが自然と表現している方もいるので、感じ方はけっこう個人差があるかも。どちらも試して欲しい。

最近のアトモス対応アンプなら対応しているからね。

因みに、ボヘミアンラプソディはこのサイトの音響レビュー最高評価のレディプレイヤー1より音はいい。

しかし、映画的な表現とは少し違うかな…という思いがあって今回4.9とした。

ボヘミアンラプソディの空間の表現はもうライブ会場完全再現みたいな感じで反則レベル。

ぼくの人生で最高の音楽ライブサラウンド音源だと断言できる。

僅かにジャンル違いということで、最高評価を見送ったのは許して欲しい。

注目の音は、分厚い中音域と低音域のアタックの力強さだ。

突発的な低音の強いアタックから演奏が始まるシーンが多いから、サブウーファーが壊れそうだし、可哀そう…

畳+サブウーファーが斬新
安い5.1chセットに付属のサブウーファーも馬鹿にしないで使ってみると
必死に頑張るよ(^^)/限界付近の音にリアルを感じる?!

うちの中古2980円のサブウーファーの底つき感が凄い!人間でいうとアゴが外れちゃってる!明らかに限界突破してる感じが笑える。

もし、防音に自信のあるホームシアター環境をもっているなら是非ともボヘミアンラプソディの爆音再生をやってみて欲しい。

間違いなく最高だと思うから。ぼくの家ではムリだった(涙)

あと自慢のサブウーファー持ってるなら、さらに楽しいだろうね~。

音響評価 4.9

ボヘミアンラプソディの世間の評価は4.2

公開当時、イオンシネマでたしか…爆音仕様とかで見たのかな?記憶が曖昧でゴメンね。

とにかくライブのシーンが迫力満点だったこと、周りのお客さんが後半けっこう泣いていたのは覚えてる。

特に男より女の人が泣いてるイメージ。

この映画の凄いところは、今までクイーンなんて1ミリも興味なかった人を全員虜にしてしまったこと。

あと、ぼくみたいな音響オタクだけでなく、普通の人が一聴して「音スゴっ!」となるところ。

音楽ライブを生で聴くのが趣味という人には反論もあるかもしれないけど、これはもう一般家庭では持て余すレベルだよ。

ボヘミアンラプソディは2020年の年末年始ぐらいかなぁ…詳しくは忘れたけど、このあたりの時期に、AmazonプライムとNetflixで配信をしてた。つまり1~2ヶ月という短い期間限定で見放題だった。

その時、絶対に短い期間でラインナップから消える予感が凄いしたのを覚えてるw

予想通り現在はNetflixでも消えてるし、Amazonプライムでは有料レンタル300円となっている。

名作あるあるだね。

NetflixとAmazonプライムビデオはドルビーデジタルプラス5.1chで配信されている。要するに圧縮された音源。

ぼくはどちらも視聴したけど、Blu-rayのロスレスを聞いてしまうと、細かい部分で差はある。

2021年の夏にはNETFLIXでもAmazonプライムビデオでも配信してたよ。

これはずーっと残して欲しい1本だ。

でもね、ドルビーデジタルプラスでも元の収録がいいから、同じNetflix作品の中でも飛びぬけて音はいい。

再度配信があったときは(けっこう再配信はあるからあきらめないで!)ぜひ見てほしいよ。

Blu-rayもAmazonで少し価格が安くなってきてるからオススメだよ、但しアトモス+UHD環境があるなら頑張ってUHD版を買うのもありだ。

でも、たぶんアトモス版はさらに爆音に注意だと思うよ。気をつけて!(^^)/

最後まで読んでくれてありがとうございます。
また、映画サラウンド音響レビューで会いましょう(^^)/
⭐映画のある人生をもっと楽しく⭐

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VODはいろいろあるけど、サラウンド5.1ch配信が実用レベルなのは次の3社だけ!