「そんなにいいのか?ドルビーアトモスの音楽って…」
多くのオーディオ好き人間からしたら、なかなか受け入れ難いよね。
しかも、今回はairpods(第三世代) などのイヤホンではなく、AVアンプを使った5.1.2chスピーカーのガッチガチのリアルサラウンドだ。
airpods などの、おそらくAppleが推奨しているようなイヤホンでの空間オーディオ視聴もしたことのないぼくだけど(3万↑は高すぎて手が出ない泣)
それを飛び越えてリアルスピーカーで検証するのだ!
「今日のために、今まで庶民のホームシアターサイトをやってきたのだ!」と言えば言い過ぎの感もあるが、
歴史のある、音楽の2chステレオ再生に、適当なシステムで勝てるとも思えなかった。
実は過去にファイヤースティック4KMAX+AmazonMusic+AVアンプで音楽のドルビーアトモス再生に挑んだことがある。
その結果が↓
YouTube動画もある↓お好きなほうで
目次
ドルビーアトモス楽曲で感動できるのはAppleMusicとAmazonMusicどっち?
それで、AmazonMusicとファイヤースティックでアトモス音楽をやった結果は、
この記事は動画でも見れるよ↓
AppleTV4KでAppleMusicのドルビーアトモスを聴いてみよう、設置は簡単
アップルのウリの1つに、接続すれば勝手に最高パフォーマンスでやりますよというのがある。
つまり、この手の接続でつきものの、細かい設定の難解さはないのだ。
HDMIの接続っていつもろくなことないので、今回もくるならきやがれ!ぐらいの気持ちで臨んだのだが、拍子抜けするほど簡単にAtmosで音楽が聞けた(^^)
アップルTV4KのHDMIをAVアンプのHDMI入力と接続。(そういえばアップルTV4Kを購入してもHDMIケーブルは付属してこないので注意!ファイヤースティックのノリで接続できないので事前に準備というか…、つまりHDMI2.1ケーブルを同時購入必須という感じ)
そして、Atmos対応AVアンプのHDMI出力からテレビやプロジェクターに繋げるだけ。
ホーム画面立ち上がると、アップルMusicアプリは最初からあるのでそのまま開く。
サイインというかログインみたいなことして、音楽が普通にきける。
Atmos対応楽曲を再生すれば勝手にAtmosになる極楽仕様。
しかし、ロスレス高音質の設定は別にあるので、この記事の最下部のやり方を見てほしい。最高音質で音楽を聞く設定を解説してる。
AppleMusicのオススメドルビーアトモス楽曲を紹介
↑もうド定番だけど、世代だからしょうがない。
宇多田ヒカル、まぁファーストラブが至高。
これは必聴である。好きとか嫌い関係なく逃げずに聞いてほしい。
音楽視聴の新時代の波を感じるはずだ。
ステレオより音場が広大になる。
マルチチャンネル特有の、センターにファントムするボーカルの声が、ステレオに比べ滲む、濁るような感じもほとんどない。
ぼーっと入り込んで聴き入ってしまった(何度もいうが、特に宇多田ヒカルが好きというわけではないw)
劇場公開されているアニメ、ブルージャイアント。
これは自然な音響が素晴らしい。自分を取り囲むスピーカーの存在が全て消える感覚。
これはとっても心地よいし、スピーカーの存在が消えると聞き疲れないというメリットもある。
あとね、定番のジャズが意外とハマるのよ。
これもいい感じ。
でっかいJBLで正統派オーディオやられている方にも是非体験してもらいたい。
というか、そういう方のステレオシステムのフロントはそのまま活かして、フロントはフルレンジにして、サブウーファーもなしの4.0で今回の接続のDolbyAtmos音楽をきいてみたいなぁ…
ジャズは間違いなく心にグッとくるはずだ。
ぼくみたいな小型システムだと、トランペットなどのバリバリと炸裂する音が弱いことがあるのだけれど、Atmosだとけっこう音が飛んでくる圧が上がる気がするのよ。
このようにジャンルごとに空間オーディオのプレイリストもあり、対応楽曲もAmazonMusicよりかなり多い印象。(正確にはわからんけど)
ステレオの音楽再生がドルビーアトモスに負けた日…
AmazonMusicとファイヤースティックの組み合わせでは、ギリギリ踏みとどまったものの…
アップルMusicとアップルTV4Kの組み合わせで聴いたリアルDolbyAtmos音楽の一部は完全にステレオの体験を超えていた…
これは認めるしかないね。
「ステレオが負けた日」と呼ぶしかない。
ぼくの中で2023年5月にステレオによる音楽視聴がDolbyAtmosにまけたのだ。
もちろん、楽曲の差や、個人差もあると思うが、流石にここまでくると、単なるイロモノではない。
だだし、よーし!じゃあぼくも聴いてみたい!となったときのハードルはかなり高いのも事実。
冒頭でも伝えた通りで、リーズナブルに揃えても15万円〜はかかってしまう。
ほぼAtmos対応AVアンプとリアルスピーカーのシステム費用なんだけどね。
今後、更にAtmos楽曲の音場の表現が進化して、ユーザーを楽しませてくれるのは間違いない。
まだ初期なのよ。Atmosは2012年に日本にやってきたからもう10年以上経つ。
ずーっと志しはありながらも、燻り続けてきたAtmos。そろそろ普及に向けて重い岩が転がり始めたのかもしれない。
最後に、AppleTV4KでAppleMusicのドルビーアトモス再生の注意点
MACのiosのPCはAVアンプに接続してもAppleMusicのドルビーアトモス再生できません!動画内で可能と解説しているぼくの間違いです。
2023年5月時点、AVアンプ経由でリアルアトモスできるのはAppleTV4Kのみです!
注意:ロスレス再生のために必ず確認してください↓
「設定」>「App」の順に選択します。
「ミュージック」を選択します。
「オーディオの品質」を選択します。
デフォルトは「高音質ACC」になっているので「ロスレス」を選択します 。
あとで気が付いたのですが…AppleMusicのドルビーアトモスはLPCM4.1.2chでAVアンプに入力されてきています。48KHzです。 つまりセンターをアクティブにしていてもセンターは鳴らない仕様のようです。
もし用途がAppleMusicアトモスのみならセンターなしの4.1.2などでシステム構築もありですね(^^♪
オススメアトモスAVアンプ↓