お部屋で超一流のクラシック動画をドルビーアトモスで鑑賞することができるサービスがある。
ベルリン・フィルのデジタルコンサートホールという動画配信サービスがそれで、2022年の6月よりドルビーアトモスに対応した。
雰囲気と使用感がわかる動画↓
デジタルコンサートホールは、これまでも4Kハイレゾ配信というハイスペックでお部屋にいながらにして、コンサートホールにいるような体験を提供してきた老舗のクラシック音楽サブスクサービス。
今回対応したドルビーアトモスはiPhoneユーザーでドルビーアトモス対応の条件が揃っているイヤホンでも再生できるみたいだけど…
ここはやはり、アトモス対応のAVアンプを使い、専用のホームシアター環境で視聴が最高に楽しめる。
現在は7日間無料お試しキャンペーン中のようだね
通常は月額1760円のサービス↓
目次
ベルリン・フィルデジタルコンサートホールの視聴登録方法は?
↑レビューがきになる人はAmazonのリンクからユーザーレビューが見れるよ。(酷評もけっこうある)
まず登録はスマホからできるので、このまま下のリンクから公式サイトで登録しよう↓
すると名前(英語で!)やメールアドレス、パスワード等の入力を求められる
入力を完了すると、↓の画面になる
このタイミングで、登録したメールアドレス宛に、ベルリン・フィルからメールが届いている↓
この真ん中の【登録メールアドレスを確認する】を選択すると…
ようこそ!とでて登録完了だ。
ここで、【コンサート映像】に進めばコンテンツを楽しめると思いきや、紛らわしい案内が出ることがある。
ぼくの場合、すぐさま↓の画面が出たので、
【7日無料チケット】?
先ほどの登録で既に7日間無料視聴になってるはずでは?
【全員プレゼントに申し込む】をタップして進まないといけないのか…と思案した。
が、
アカウントから確認すると、どうやら無料期間が既に有効になってることがわかった。
どうも先ほどの案内は、別途申し込めば今回の7日間無料とは別に後日プレゼントされるものみたい…
プレゼントの郵送先に続いて
【学位】(任意です)の入力を求められた…
学位だと?
めちゃくちゃ場違い感があるけど…とりあえず学位は空欄として、何も考えず入力を進めました。
因みに6月にプレゼント申し込みをしたところ、プレゼントは8月に郵送されてきますと表示された。
でもちょっと楽しみだ。
ついにドルビーアトモスでデジタルコンサートホールを視聴するぞ!
と、その前にコンテンツはどのくらいあるのかというと、
⭐コンサート映像のアーカイブ(過去映像)714件
⭐ドキュメンタリー70件
⭐インタビュー499件
とオーケストラ演奏以外のコンテンツも充実しているので、アトモス環境ないけどクラシック音楽は大好きという人もこの機会に試してみてはいかがだろうか?
それでは、スマホでベルリン・フィルに登録したものの、実際にはスマホアプリで視聴するのは画面小さいし音も貧弱ということで、
例えばファイヤースティックなどの別のデバイスから再生しようとなるはずだよね。
再生デバイス内のアプリをインストールして開くと、コード番号が大きく表示されている。
あれっ、どうするの?となるけど大丈夫!
あなたのスマホから
https://www.digitalconcerthall.com/ja/device-connect/
このリンク↑を押して飛んだ画面で紐付けができる
この画面で、再生デバイスのアプリ内で表示されたコード番号とパスワードを入力すれば、数秒後に反映されてファイヤースティック等の再生デバイスで視聴できるようになるよ。
デジタルコンサートホールをドルビーアトモスで視聴できない!?
こんな感じでコンサート映像の多くの作品にはドルビーアトモスのロゴが表示されているのだけれど、
一旦再生してから、画面↓のステータスバーを表示させ、右下の歯車⚙️マークを押して【音質設定】に行くことができる
ここでいちばん上のドルビーアトモスを選べばOK
無事アトモス再生された時はAVアンプはこのような表示になるはずだ。
Windowsパソコンはアプリ非対応、Macはアプリがある
ドルビーアトモスで楽しむならMacユーザーの方が簡単。
WindowsもMacのエミュレーターを使うことでアトモス最前線可能というマニアックな情報(真偽は不明)もあるので検索してみてね。
ホームシアターオタクが感じたベルリン・フィルのアトモス音響は?
ここからはぼくが感じたことなので、1人のホームシアターオタクでクラシック音楽のド素人の意見として聞き流してほしい。
これは、今回話題となったアトモス化された音源がいまいちということではないのよ。
それ以上にステレオで聴くオーケストラの方が、グッと心にくるものがあるような…
ステレオに切り替えると、音量レベル差がかなりあることに気がつく。
ステレオのほうが大きいレベルで収録されてる。
聴き比べに重要なのは同じ音量レベルで聴くことなのよ。
その補正がわかっているんだけど、感覚的に追い付かないからステレオのほうが鮮烈に感じて、アトモスはかなりソフトに響く印象だ。
例えばぼくみたいに重度のホームシアターオタクが映画を見るときに、アトモス再生できる環境があるのに、あえてステレオを選ぶことはあまりないのよ。
でも
デジタルコンサートホールはドルビーアトモスももちろんいいんだけど、弦楽器とかの響きがリアルで鮮烈なのはハイレゾ(ステレオ)再生のように感じるので、しっかり集中して聴くならステレオもやはりスゲーと思ったよ。
アトモスとステレオは切り替えると違いはわかる。
ステレオはリスナーと演奏者の距離が近い
アトモスはリスナーと演奏者の距離が遠い
でもどっちが好みかは人それぞれ。
もともとホームシアター好きで部屋にリアルアトモス環境がある人は、聴き比べて好きな方でクラシック鑑賞したらいい。
でもデジタルコンサートホールがドルビーアトモスに対応したからといって、アトモス対応AVアンプから全て買い揃えて…まではしなくていいんじゃないかなぁ。
まずはしっかりしたステレオ環境で美しい音響のデジタルコンサートホールを楽しんでもらいたいよ。
それほど映像コンテンツ自体は素晴らしいものだと思う。
Amazonミュージックなどでは映像なしでクラシック音楽を聴くことができるけど、ベルリン・フィルは高画質のコンサートホールの映像も一緒に楽しめる。
だから臨場感がある。プロジェクターで大画面もいい。
指揮者の表情とか演奏者の細かい仕草まで見れてしまうのは初めての経験だった。
好きな人にはたまらないと思うよ。
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