XBOXでDolbyAtmosとDTS:Xを両方リアルスピーカーシステムで再生して、ゲームを遊んでいる人は国内に100人以下だと思います(^^♪※根拠なし
ぼくは今、XBOX seriesSでバイオハザード7レジデント イービルをドルビーアトモスで楽しんでいる。
バイオファンならわかると思うけど7はけっこうヤバい。シリーズ屈指の怖さなのだ。
ボロっボロの気味悪い倉庫を探索中に…
「上を見るな!!」と天井から老婆の叫び声が降り注いできた衝撃が皆さんにわかっていただけるだろうか?
これこそぼくがリアルスピーカーのドルビーアトモスでゲームをする理由だよ(^^♪
この記事では XBOXでDolbyAtmosとDTS:Xを 再生する方法を解説します。

最終的に目指すのは、xboxホームから設定、オーディオの設定と進んだ時に上の画像の状態になることだ。
非圧縮ステレオからいちばん下のdts:xホームシアターまで全7音声が切り替えられればxboxの音声全てを手中に収めたといえる(^^)
この7音声解放のやり方は後ほど説明するとして
まず、用意する機器は、
①XBOX seriesX/S本体 (XBOX ONEも同様に再生できる可能性ありますが、ぼくは未検証)
②DolbyAtmos/DTS:X対応AVアンプ
③5.1.2ch以上のリアルスピーカー環境
上記がある前提で解説するよ(^^)/
もちろん DolbyAtmos/DTS:X対応 の※テレビやサウンドバーのバーチャルサラウンドでもやり方は同じ。※対応規格以上のHDMIでXBOX本体と直挿し必須
でも、体験の質はかなり変わるので過度な期待はしないように。
XBOX seriesX/SでDolbyAtmos/DTS:X対応ゲームを探す方法
ネットで【XBOX 空間オーディオ対応ゲーム】や【XBOX ドルビーアトモス対応】などと検索しても結果はあんまりぱっとしない。
理由はだれもゲームの音声仕様なんかに興味ないからだ。
この流れはPS3等で5.1chゲームサラウンドがスタートした15年以上前から変わらない伝統なのでどうしようもない。
現在は開発メーカーがゲームパス内の【技術仕様】欄に音声仕様も好きに記載できるのだけど、それすらやらないメーカーも存在する。
ドルビーアトモス 対応作品をリリースしていてもだw
それなのに、フレームレートの【60FPS】等は絶対に記載する。
ゲームのカーストではフレームレート、レイトレーシング、HDRが最上位で、音声は常に最下層に位置する。
これを踏まえたうえで元気に解説していくよ(^^♪
ぼくが実際に空間オーディオ(アトモス、dts:x含む)で楽しんだゲームはPS5も含めてけっこうあるのだけど、特に包囲感やアトモスの効果がよいなと思った作品を羅列する。
コールオブデューティーシリーズ
バイオハザードシリーズ
アンチャーテッドシリーズ(PS5)
サイバーパンク2077(PS5)
GTA5
特にというとこのあたりだね、つまり空間オーディオ対応といっても5.1chとあんまり変わらないものもたくさんあるし、ぼくのプレイが下手くそで余裕がないから素晴らしい音響に気がつけなかったというのもあると思う。
それでもバイオハザードのRE:2とか7とかCAPCOMのゲームは空間オーディオの有効活用ではトップクラスの演出ができている。
サイバーパンク2077も世界観と空間オーディオはハマる。残念なのはぼくの映像環境がフルHDでSDRなこと。
これが4KHDRで処理がリアルになると、音声も相乗効果でさらに没入感があがるのは確実。
そういう意味ではサイバーパンク2077は突き詰めればAV(オーディオビジュアル)の最高峰かもしれないね。
そして、戦場にまさにいる!という没入感が強いコールオブデューティシリーズ。
もう、体験する映画という感じ、ずーっとドルビーシネマ。
空間オーディオ対応ゲームと記載されているゲームは増えつつあるけど、程度の差はある。
7.1.4ch等のガチホームシアター環境を整えた方なら、迷わず上記のゲームをプレイしてみてほしい。
ゲームサラウンドも5.1.2ch以上、理想を言えば7.1.4chあると自然な包囲感で楽しめる。
映画鑑賞のドルビーアトモスを超える経験がそこにあるのよ(^^♪
それは世界中の一握りしか体験できないとても貴重で贅沢な体験だ。
XBOXでDolbyAtmosとDTS:Xを再生するためのアプリをインストール
それでは冒頭で紹介した7種の音声対応を実現させるため
XBOXでDolbyAtmosとDTS:Xを再生するためのアプリをインストールしていこう。
でもね、安心して!ホームからアプリを探すみたいに進むと…
ぶっちゃけ、【ドルビー】と【DTS】ぐらいしか追加できるアプリがないw
あとはまぁ動画サブスクがちらほら、コンシュマー向けゲーム専用機だからこの辺りはわかりやすくて良いね(^^♪
🔽 DolbyAtmos は【Dolby access】アプリ。

🔽 DTS:Xは【DTS Sound Unbound】アプリ。

どちらのアプリも【for headphone】と【for Hometheater】という2つのバージョンがある。
リアルスピーカーとAVアンプで本格的に7.1.4ch等でガチンコ空間オーディオやるよ!という方は、【for Hometheater】を選択。 なんと無料で使える。永年無料、無料アプリだ。(Dolby、DTS共通)
ヘッドホンのバーチャルで楽しむ方は 【for headphone】を選ぶ。 この場合は無料体験などもあるけど、原則DolbyもDTSも有料の買い切り。これは謎w
これら2つのアプリをインストールして、アプリ内の設定でホームシアターシステムを有効にすれば、完全無料で全音声対応のXBOXが完成だ(^^♪
最後に、「DolbyAtmosとDTS:Xはどっちが音が良いですか?」と聞かれることがよくある。
この記事の方法で、もうすでに好きな方を切り替えてゲームする環境が整ったと思うからご自身で聞き比べてみてほしい(^^♪
差は僅かだよ。正直どっちでもいいと感じることがほとんど。でもね細かいところに拘りたい方は、是非どっちが好みか考えてみるのも楽しいよ。
ざっくりだけど、自然な広がりのアトモス、迫力のDTS。知らんけどw
あと数年前の情報でアトモスはゲームで遅延があるとネット上に あるけど、AVアンプのHDMI入力にxboxを繋げる使い方のユーザーではないんだよね。
そういう情報は、サウンドバーで、TVにまずxboxを繋げてARCでサウンドバーから⋯音が出ませんみたいなのが出どころ。
2025年6月にぼくがAVアンプ直結で上級のゲームを遊んだ感じ、dts:xとの比較で遅延を感じることは今のところないと記しておきます。
XBOXでDolbyAtmosとDTS:Xを再生できない理由
テレビを中心に据えて、サウンドバーを使いたい方は、テレビも、サウンドバーもeARC対応HDMIで接続した時のみxboxはアトモス、dts:x再生できます。
この情報が紛らわしいのは「でも、同じ接続と設定でNetflixだと映画をアトモスで観れてるよ!」という意見。
映画は音声が既に決まっていて、リアルタイム演算が要らないので圧縮の音声をデコードして出力する余裕があるので映画配信サービスの音声フォーマットはDD+。
ゲームはドルビーMATで主人公の動きに応じてリアルタイム演算して⋯つまり遅延を最小にしたいので、音声のビットストリーム出力がPCMのマルチチャンネルになっている。
DD+はロッシー(圧縮)だからARCで通るけど、PCMマルチチャンネルはロスレスで両方の機器がeARC対応でないと通らない。