今日は全てDENONで統一した、5.1.2chシアターにおじゃましてきたので報告するよ(^^)/
今回の見どころは2つ、
①映像と音響だけじゃない、ポスターやフィギュア等、夢いっぱいの空間を安価にDIYで演出する方法。
②8畳の限界に挑んだ130インチ投影の苦労話。
今回も胸アツのホームシアターおたく訪問となったのよ(^^)
目次
映画ポスター、フィギュア、夢いっぱいDIYシアター

入り口でワクワクする装飾、ネオンの柔らかい光がシアター感を演出。
天吊りのプロジェクターはEPSON EH-TW5650

ホームシアターでなければ、どうでも良い凸形状の廊下?部分だけど、今回の巨大130インチスクリーンの実現には焦点距離確保のための超重要なスペース⇩

こんな感じで設置できると、存在も邪魔にならないし、リスニングポイントからもある程度の距離が確保できるのでファンの稼働音も気にならないメリットがある(^^♪
因みに明るさ設定は【低】でかなり稼働音が抑えられている。
入口直ぐのワンダーウーマン、シアター内側壁のポスターはLEDで光るギミックが施されている。

美女と野獣、ローグ・ワンのポスターもLEDライトが仕込まれていて光る仕様。
電源はUSBでとっている。

表の額はマグネットで脱着可能。飽きたらポスターの変更もできる(^^♪

完成品で5,000円 円ぐらいしそうな感じだけど、実際はダイソーで買えるものでポスター代にプラス1500円ぐらいでDIYしたものだという。

ポイントはLEDライト。

今はこんな便利なものが2メートル550円で購入できる。
ポスター本体とLEDライトに適度な距離を設けることで幻想的な光になる。
さらにポスターの裏にPPシート(これもダイソーで100円)というものを貼ることでさらにソフトに。

さらに、スターウォーズのフィギュアもメルカリで1000円ぐらいでセット購入したという。

ディスプレイしているケースはダイソーで400円製品。
ポスター同様にLEDを仕込んであるため、幻想的に光る(^^♪
さらに、左手に写っているダースベイダーはハードオフの実店舗で500円で購入したという掘り出し物。
とにかく、見た目の豪華さからは想像もつかない、低価格で作り上げるFさんのこだわりがひしひしとつたわってきた。
8畳の130インチシアター?

夢の130インチ実現。Fさんはとにかく最大のスクリーンサイズにこだわったそう。
ここに3 つの苦労話がある。
①この長尺スクリーンを3階まで運び入れるのが大変!
最悪、建物の外から吊って入れることまで想定したそうだけど、結果的には奥さんと室内の階段からあげたという。
かなりすれすれでかわして上げていく作業だったようだけど、とにかくこれがいちばん大変だったとFさん。
②普通のプロジェクター投影では、投影距離(焦点距離)が足りず⋯
通常正方形の8畳では130インチは難しい。壁の一辺の長さは349cmの正方形のお部屋で、130インチスクリーン自体はなんとか収まるのだけど、肝心のプロジェクターの投影距離が足りなくて、そこまでスクリーンサイズが広がらない。
もちろんプロジェクターによって焦点距離は変わるので、短焦点のタイプならいけるかもしれませんが、一般的なEPSONのドリーミオのシリーズだと距離が必要。
③自動スクリーンで130インチは高価
記事執筆時点で、130インチの自動スクリーンは中華格安を探しても5万円以下は見つけられず…※最近はAmazonでもなかなか厳しい
国産のある程度のメーカー品だと15万~の印象(汗)
そういう意味でも、導入当時5万円以下で購入したというFさんはホントに良い買い物をされたと思う。
普段からアンテナ貼っておかないと、いざ出物があったときポチれないので、このあたりは見習いたいところ。
映画館を超えるリラックスシート!DIYのひな壇に大興奮

130インチの巨大スクリーンだからこそできる2名様シート(しかもめちゃくちゃラグジュアリーw)

シート下に高さを設けたひな壇があるのだけど、これも自作とのことで驚いた!

更にブルーのLEDが仕込んであってカッコイイ。
座り心地や、リラックス感(オットマン機構もあり)、ドリンクホルダーの使い勝手など庶民のホームシアターではこれ以上ない視聴環境。
一般家庭で、ひな壇があるの初めてみたけど、これがあるだけで特別なシアター感が出て王様気分というか…とにかく嬉しくなって気分がアガる。
ホームシアターにおける、椅子の重要性を再認識させてもらいました(^^♪
スピーカーシステムとフルDENONサウンド

Fさんは昔からのDENONファンとのことで、フルDENONのシステムになっている。
まずスピーカーから、
フロントLR デノンSC-T777SA
センター デノンSC-C777SA
サラウンドLR デノンSC-A33
トップフロントLR デノンSC-A33
サブウーハー デノンDSW-33×2台
AVアンプ デノンAVR-X1700H
ユニバーサルプレーヤー デノンDBT-1713UD
プロジェクター エプソンEH-TW5650
スクリーン ライブスクリーン電動130インチ(これは中華だと思います)
ゲーム機 ソニーPS4
このシステムの音響は、とても重心が低くゆったり楽しめる音響でした。
構成しているスピーカーは20年選手なんだけど、その年月は音からはわからない。
ぼくは普段から、庶民のホームシアターにはフロントに13㎝~16㎝のツインウーファーのトールボーイを置いて5.1chを構成すると中音以下の厚みが充実して映画館っぽくなるよ。と発信をしている。
これは間違いない構成だなぁ…と確認することができました(^^♪
Fさんのシステムはオーソドックスなスタイルで、基本に忠実。だからいくつかサラウンド聞かせていただいたけど、どれもちゃんとサラウンドしていた。
熟成のDENONスピーカーによるシステムは、チャンネルベースではまったく聞き疲れない空間でした。
あとは天井SPの配置、アサインモードを工夫してアトモスなどの空間オーディオにどう最適化していくか?という伸びしろが残ってて今後も楽しみですね(^^♪
20年超スピーカーで映画サラウンドは楽しめるということを勉強させていただきました。
ホームシアターオーナー様アンケート
①いちばん気に入っているところ、満足ポイント
100インチから130インチに変えた事です(^^)
通常では不可能ですが、出入り口ドアのあのスペースを利用する事で実現出来ました。
しかし当初はかなり悩みました、まず3m以上あるスクリーンをシアターのある3階まで上げられるのか問題です。
これは玄関で段ボールの梱包を剥がし、裸にしてから二人で上げて何とかクリアーしました。
それから設置の問題です。スクリーンの位置が変わると言うことはスピーカー等全ての位置関係が崩れると言う事なので設置に関しては全て最初からやり直しになってしまいました。正直かなり大変な作業でした。
それと画質の問題です。130インチまで引き延ばして画質が粗くならないか心配でした。でもいざ写してみると自分の中では意外と普通に見れるなぁと感じました。
そんなこんなで幾つかの問題も何とかクリアー出来たので今ではやって良かったと思っています。130インチで観るスターウォーズは圧巻です(^^)
ちなみに余談ですが当初使っていた100インチスクリーンは、ぼくの勤務先の部長さん宅で元気に稼動しています 。
②もうちょい改善したい。こうすればよかった、課題等。
天井スピーカーです。アトモス化が初めてだった事もあり、あまり知識も無いままある程度と言う感覚で設置してしまった為トップフロントでもなくトップミドルでもない様な中途半端な位置の設置になってしまいました。

なので今の位置からもっと後方にずらして頭上真上にしアサインをトップミドルにしたいと思っています(ぼくの映画館過去動画参考)
現状、今のアサインはトップフロントにしています。
もうひとつは、天井の迷光対策です。とりあえずスクリーン近くの天井だけでも黒くしたいです。
あとこれは今後の課題と言うか希望なんですが、いずれは天井4発をやってみたいと思っています。
天井繋がりでもう一つあるんですが、うちの天井は中央部分(2.5m四方)が凹んだデザインなので、そこに蓄光の壁紙を貼ってブラックライトで照らし星空風にしたいと考えています。
③これからホームシアターやる人に向けてメッセージ
ホームシアターをやりたいと思っている人がまず最初に思うのは、かなりお金がかかるのではないかと言う事ですよね。
ぼくも最初はそんな風に思っていました。でも、やり方次第でなるべくお金をかけないで始められる方法もあります。
ぼくは最初5.1chパッケージでサイコロみたいなスピーカーを5つ並べてやってました(あまりおすすめは出来ませんが)他には実店舗だとハードオフとかで安い物を見つけるとかネットならヤフオクやヤフーフリマ、メルカリなど色々あります。
まずはそこから始めて、もっと良くしたいと思えば、そこからステップアップしていけば良いと思います。
それともう一つホームシアターをやる上で必ず誰しも直面する問題が騒音(近所迷惑)問題ですよね。
これは避けては通れませんが業者さんに防音なんて頼んだら、もの凄い金額になってしまいますし、まして賃貸にお住まいなら無理ですよね。
でも、これも工夫次第で自分で少しは出来る事あります(もちろん100%では無いので自己責任にはなりますが)
一番音が漏れるのは窓からだと思います。
ぼくはネットで色々調べて更に自分なりにアレンジしたりして窓の防音をやりました。これだけでも、かなり効果あります。
外を走るバイクや車の音がかすかに聞こえるくらいになりました。って事は部屋の中の音もさほど外に漏れてないのではないか?と思っています。これなら何処にも傷付けないので賃貸でも出来ますよね。
こんな風に工夫して自分なりに出来る事をやって何とかこの問題を切り抜けて欲しいです
いくつか問題もありますが、それ以上にホームシアターは楽しいです(^^)少しでも多くの人に、この楽しくて素晴らしいホームシアターを始めて欲しいと思います(^^)
F様邸ホームシアターおたく訪問の感想
Fさんのホームシアターおたく訪問をさせて頂き勉強になったことがあります(^^)
①大画面追求のロマンはやっぱり素晴らしい
ぼく自身はホームシアターを3つやってますが、画面サイズはそれぞれ27.50.70インチです。
画角もあるのでいちがいには言えませんが、家庭での130インチ感動しました(^^♪
理由はわかりません。先日池袋で約1200インチ見てきたのですがw
同じように、映画を楽しめると思いました。
皆さんもお部屋で、プロジェクターで楽しむなら、スクリーンは最大サイズを計算して狙ってやると後悔がないと思います。
そこから、スピーカーを配置して…と設計していくといいかもしれませんね。
悩ましいのは、フロントのトールボーイをオーデイオ的に理想的に配置すると100インチ。フロントはやや犠牲(小型とかスクリーン被り)でも120インチか?
こんなときは、もうオーナーが決めるしかないね(^^♪この悩む時間が、また楽しいから大丈夫。
②ホームシアターは秘密基地であり自分だけの自由空間。内装、ポスターなどを好きなように飾ることも、映像や音響の向上と並んで幸せになれる大事な方法。
今回のおたく訪問もヒントがたくさん。楽しかったです。Fさんありがとうございました。
飲み物もごちそうさまでした。極上のシートでのどを潤し幸せでした(^^♪
みなさんも是非、夢のホームシアターをぼくらと楽しみませんか(^^)/