リアル5.1.2chなどのドルビーアトモスをやりたい!となったときに悩むのが天井スピーカーだ。
今回は主にドルビーアトモスのトップフロント、トップミドル、トップリアに使えるスピーカーの話。
この記事では価格がお手軽で、設置がしやすく、入手性もいいAmazonで買えるベストバイを紹介するよ。
この記事をYouTube動画でさらに詳しく↓
カロッツェリア TS-STX510を天井に付けよう!
約1万円でペアで揃うカロッツェリアのTS-STX510がオススメ。
例えば、ぼくの狭いホームシアター環境(3畳)でTS-STX510を設置してAVアンプの自動音場補正機能を使うと、クロスオーバーは200hzと設定される。
天井に付けようと思うような多くの小型スピーカーの場合、200~250hzと高めになるのが普通なのでこれは気にしないでOK。
サラウンド感は個人の好みもあるだろうからこのまま使ってもいいんだけど、モノの移動感や正確な位置、高さ表現を優先するなら100hz程度までクロスオーバーを下げてみるのもオススメ。
低音域の再生限界の質より、トップスピーカーに割り振られた音の多くを天井から出力することを優先させたセッティングだね。
ぼくは小型スピーカーでサラウンドを構築する場合はこのようなセッティングの音が好み。
TS-STX510を天井に取り付ける方法
車にアトモスのトップスピーカーをつける人は世界に数人しかいないと思うけどw
車の場合パイオニアの設計通り、内張りに挟み込む設置がとても簡単。
15分くらいで左右のトップスピーカーを設置することができた。
細かい角度などはその後、付属の6角レンチで微調整すればいい。
これがとても小さなネジでやりにくいのが難点だけどね。
それでも、予想よりもしっかり固定できて、グラグラしてしまう感じはあまりないのは良かった。
またスピーカー自身の命綱ワイヤーも着いているので万が一の落下のリスクも減らすことができるのは、車、家どちらにも良いところ(^_^)
このような壁の側面ではなく天井面から吊るすなら
このような金属金具を天井用プッシュピンで固定してから
挟み込むタイプの金具(スピーカーに付属)で固定するのがオススメ
詳しくはYouTube動画でみれるので興味ある人はみてほしい。
今回購入したのはこの2点、左右両方取り付けなら2セット必要。
2セット購入すると1300円ぐらいかな?
TS-STX510のデメリットというわけではないのだけれど、インピーダンスは4Ω。
AVアンプの設定を変更して使う必要があるよ。詳しくは↓記事を参考に
アトモス用に天井スピーカーのオススメはTS-STX510
低予算、小型ホームシアターならアトモス用トップスピーカーとしてTS-STX510はベストだと思うよ。
また小型で、設置も簡単だから、今までAVアンプを持っているのにサラウンドを諦めていたユーザーが、TS-STX510をサラウンドスピーカーとして使いリアル5.1chを実現するのも悪くない。
↓の動画でサラウンドでの使用レビューがあるよ。
通常の箱形サイズのブックシェルフに比べると、やや低音域の厚みが不足するけどフロントスピーカーがしっかりしていればホームシアターとして十分つかえる。
密閉型でしっかりとしたエンクロージャーに包まれていて、良質なツーイーターのような高音域が綺麗に鳴る、あとは設置の工夫でサラウンド感は出せる。
ホームシアター界隈にここまで小回りの効くスピーカーは見当たらない。
ドルビーアトモスやりたいけど、天井トップスピーカー選びで悩んでいた人のきっかけになれば嬉しいよ。
トップミドルスピーカーの設置について詳しく知りたい人は再生してみてね↓