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qobuz CONNECTって何?
今まではAppleMusic、AmazonMusic、YouTubeなどで音楽を聴いていて、まぁ多くの人がやってる方法だね(^^♪
ぼくの場合はガチホームシアターおたくなので、基本的にはスマホは使わず、AppleTV4KやAmazonファイヤースティックを再生デバイスとしてAVアンプにつなげて音楽を楽しんでいる。
たま~に、PC(Windows)のAmazonMusicアプリ→USB-DAC→AVアンプでいわゆるハイレゾ、FLACのロスレスという感じで、さらにPCは排他モードでなかなか高音質だなぁとは思って満足してたの(^^♪


そうしたら、2025年の5月に入ってなにやら、ハイレゾオーディオ配信界隈が騒がしい感じになってきてqobuz(コバズ)という聞きなれない謎サブスクが話題に…

いろいろ調べてみたら、高音質な音楽サブスクで、無料でサンプル(30秒)だけ聴くのもOKだし、有料買い切りダウンロードもあるし、月額のサブスクもあるというごちゃまぜ仕様。
高音質といえば、PCからのAmazonMusic再生もFLACのハイレゾロスレスでそれなりに良い音、さらに楽曲数も多いし、あんまり好んで聴かないけどドルビーアトモスもある。※個人的にアトモス音楽はAppleMusicが好み
AmazonMusicはお気に入りの再生プレイリストの使い勝手もまあまあで…
現状不満はないし、qobuzが高音質といっても、ぼくに従来の音楽サブスクとの音質差が聞き分けられるのか?
「qobuz CONNECTをイチから学ぶのめんどくさいな…」と少し考えてしまった。
一方で最近話題になるqobuzのニュースはホームシアター好きとしては気になる…。
ぼくはDENONのAVアンプを2台所有しているのだけど、Heos機能は使っていない。
Heosは音質面では一定の評価があるのだけど、ぼくにはUIの操作感がいまいちというか、スマホアプリのようにガシガシ直感で操作できないのが不満だった。

DENONやMarantzのAVアンプ等に上のような高音質そうなロゴマークを見たことがあると思うのだけど、qobuzという音楽サブスクはこのHeos製品を外部出力先として連携できるのだ。
ここで、
最大のポイントはHeosのアプリとか、Heosの操作性とかどーでもよいという仕様。
つまりスマホが使いやすければ、 スマホの qobuzアプリで操作して、音だけHeos対応のDENONやMarantzのAVアンプから高音質で鳴らすことができる仕組み。
しかも、ぼくみたいなオールドタイプが考えそうな、音のいまいちなスマホから圧縮音声を、いまいちな無線でアンプに送ってD/A変換→演奏という眠たい仕組みではない。
無線を信用しないオーディオマニアも唸る、まさかの有線LAN(もちろんWi-Fiも可)で接続したAVアンプに直でFLACのハイレゾ音声が入ってくるという嬉しい最短の仕組み(^^♪
常日頃から、音楽ステレオ再生は、上流の元のソースの音質が大事だよな…と考えている人には是非試していただきたい。
ぼくも早速30日無料のストリーミングサブスクに加入したので、一緒にやり方をみていこう!
先に言っとくけど、ぼくはあんまりオーディオのこと詳しくない!ただのホームシアターおたくが知ったようなことを言ってるだけなので、細かい間違い等はスルーでお願いします(^^♪
qobuzで音楽を聴く方法

まず、ぼくは使い慣れているAndroidスマホで快適に操作したかったので、また通勤などでもイヤホンで聞いたりできるので、qobuzスマホアプリを入れてみることにした。
ここで、言っておきたいことがある。Androidスマホの従来の【Heos】アプリは使わない。スマホからアンインストールしてもOK。全く関係ないのだ!
Googleplayで【qobuz】と検索すると↓出てくるのでダウンロード、インストールする。

iPhone、Android、もちろんWindowsPC版のアプリもあるね。
ぼくはファイヤースティック等を数えきれないほど持っている(ぼくの長所w)
てっきり、これらストリーミング端末にqobuzのアプリが対応するのかと思ったけど、そうではなかった。
でも、結果的にそれでよかったと今は思っている。スマホの方が操作性が良いからだ。
ましてプレイリストなどを垂れ流すような使い方なら、コントローラーはもうどうでもいいのよ。
で、プレイリストなども作りたいので、会員登録(ログイン)した。
そしてすぐに30日無料体験を申し込んだ。

これで、 会員登録(ログイン) のみだと各曲30秒しか再生できないサンプルから、フルで1曲丸ごと再生可能に!
でも、逆に言えば、とりあえずどんなもんか試したい人は30秒再生できる初期状態でいじってみてもいいだろう。
野良の身分でも全曲聴けそうだし、どうやらハイレゾで聴くこともできる…(AVアンプで入力情報を確認したらFLAC 96khzとなっていたのでたぶん大丈夫)
で、とりあえずこれで普通にAndroidスマホで音楽聞ける状態よね。
次にぼくらホームシアター愛好家はAVアンプのシステムで聴きたいわけじゃん。
自慢のスピーカーから音を出そう!
普通にAVアンプの電源を入れる。
この時、Wi-Fiでも有線LANでも、操作するスマホと同一ネットワーク内が絶対条件!
スマホで選曲画面↓の最下部にある【このデバイス】をタップ


すると👆に【AVR-X3800H】等アンプ名が表示されればタップして音が出る。
以上だ。
ご存じの方も多いと思うが、基本的にHeosには待ち受ける設定という概念がない。
電源さえ入っていればスマホで連携操作した瞬間、即時優先して反応する。
家族が映画を観ていて涙のクライマックスだろうが、お構いなしに「木綿のハンカチーフが」爆音で再生されるw
このレスポンスは過去のHeosのイメージより格段に良く感じる。シーク、選局の反応もまずまずだ。(ぼくみたいに回線速度がいまいちの環境の場合、それがボトルネックになることはあり得る。ハイレゾは音声のみとはいえ意外と通信容量あるね…)
音量操作はどうか?
手元のスマホでも、AVアンプのリモコンでもOKだ。
あとは各々音楽を楽しんでほしい。
自身のシステムでAmazonMusic(こちらもFLACハイレゾ)などと比べて、好みの高音質と感じれば乗り換えもありかもしれない。
↓ここから、AVアンプユーザー向けのオタクな内容となります(^^)
qobuzとAVアンプの使いこなしの注意点
同一ネットワーク内という落とし穴。
AVアンプのWiFi機能を【オン】にしていて使っている方も多いよね。例えば定期的なファームウェアアップデートとかに対応したいと考えればそうなる。
でも、今回音楽再生ということで気合いを入れて有線LANで使いたいという人が、そのままLANケーブルを挿すと思うんだけど、そうすると同一ネットワークと認識されないかもしれないという話。
もちろん有線LANが優先されるので、WiFiを【オン】にしていても【イーサネット】と接続判定されるけど、ぼくの場合はうまくいかなかった。
接続デバイスの候補として【X3800H】の表示は出るんだけど、接続はエラーがでた。
この同一ネットワーク問題は、意外と悩んでいる方も多く、場合によってはルーターの設定をウェブブラウザからいじるケースもあるようだけど、
ぼくはAVアンプのWiFiを【オフ】にしてから有線LANを挿して【イーサネット】と接続判定が出てるようにしてみたら同一ネットワークと認識されて【X3800H】とやっと接続(CONNECT)できた。参考までに。
最高音質はHeosで
あと、最高に音質が良いと感じたのはHeosで無らした時。
従来通り、PCからHDMIでAVアンプに接続して鳴らすこともできる。
この場合、AmazonMusicと同じく、排他モードで24/192とスペック的には劣らないように感じる。
でも、AVアンプの入力情報を確認するとPCM/192で入ってる。
因みに、Heosで接続してるとFLAC/192だ。
おそらくPCの場合はFLAC→PCM変換→AVアンプという流れで、Heosと最短距離で比べると劣るのかなぁ⋯
Adoが中森明菜の十戒を歌う楽曲があるんだけど、これで差がわかりやすかった。
PCからだと、ボーカルの高音域が歪むというと言い過ぎだけど、すこし危なっかしい感じ、それをHeosに切り替えると、スムーズにボーカルが歌うように感じた。
このあたりの感じ方は個人差あるかもしれないけど、Heosが高音質なのは間違いないと思う。
YAMAHAのAVアンプは qobuzに非対応?
DENONのMarantzはHeosがあるのでいいとして、YAMAHAのAVアンプユーザーがqobuzを使うのはどうなんだろう?
YAMAHAのコントロール用アプリから操作できるかもとのこと。
アプリからログインして⋯
ぼくのチャンネルの視聴者様は、YAMAHAのAVアンプを使ってる方もいるので、どうにか情報共有したいのだけど、今のぼくにはやり方がわからない。
もちろんHeos同様、限りなく高音質な方法での再生がしたい。
もし今後qobuzがYAMAHAに対応する予定なら嬉しい。もしそのような情報をお持ちの方はコメントいただけますと幸いです(^^♪
qobuz CONNECT(コバズ コネクト)はまだまだ、連携が不安定、途切れ発生あり
ぼくの体験だけど、プレイリストなどを垂れ流す分には、かなり正確で安定して動作する印象。
ところが単品で楽曲を頻繁に切り替え、シークを送り、戻しと激しく操作していると完全にスマホからのコントロールを失うシーンもあった。
ただ、連携しなおせばもとに戻るし、安定性も今後のアップデートで良くなれば問題ない範囲と思うよ。
邦楽のラインナップが貧弱との口コミもあるけど、じっくりと着実に高音質音源を追加してもらえると嬉しいね。
今後のqobuzに期待大だ。
qobuzとAUDYSSEY
意外と盲点なのはAVアンプのAUDYSSEY設定だ。
2chステレオの音楽を聴く装置という印象で、うっかりAUDYSSEYの存在を忘れてしまうけど、Heosという再生ソースにも個別にAUDYSSEYの設定がある。
普段はReferenceで映画を見ている人が、音楽はFLATで聴きたいと思うかもしれない。
qobuzでの音楽視聴を最高にするためにも、AUDYSSEYの設定が最適になっているか確認しておこう(^^)