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PRORACINGゲーミングチェアを買うのは恐ろしいか?
うん!恐ろしい(^^)/
なんでかというと、心配なほど安すぎるから。
ゲーミングチェアの本物は4~6万円ぐらいするらしい。 DXRACERとAKRACINGが有名
本物はこんなやつ👇
でもちょっと庶民が買うのは辛い。
そこで、1.5万~2万ぐらいの価格帯で買える激安ゲーミングチェア市場が盛り上がっている。
Amazonでゲームチェアと検索すると、そこには似たよーなゲーミングチェアが無数にひしめき合っているカオス。
各メーカー、レビューも大量についてて、内容がなかなか面白い。
★★★★★か
☆☆☆☆★かの
2択みたいな評価
で総合評価★4.1とか。
★だけみるとなかなか良さげ、
しかし、★1つのレビューの内容がパンチきいてる。
なかには、単純に中国が嫌いなだけなのでは…というのも多い。
その中で、ビビりながらぼくが選んだのがこれ↓
PRORACINGというぼくは聞いたことないメーカーだ。
これに決めた理由は、
値段がクーポン使用でまあ1.6万円でお釣りがくる安さ。
オットマンなしのモデル。
オットマン付きモデルだと、だいたい+3000円~値段が高くなる。
ぼくはサブウーファーをオットマン代わりに使う作戦なのでなくてOK。
※因みにオットマン付きモデルはレビューが荒れてる。5日で折れた。体重を乗せてはいけないのですか?出し入れがかたい等。
ひじ掛けがソフトな材質。写真ではわかりにくいけど、ただのプラスチックではないとこがいい。
ファブリック素材(布)
Amazonの大量に出品されてるいろいろな激安ゲーミングチェアに共通してるのは、
ド派手なカラーリングとPUレザーという光沢のあるレザー風の生地。
確かに、一見ファブリックに比べると、華やかな高級感を感じるかもしれない。
しかし、長時間座ると蒸れるという問題と、経年劣化でボロボロになりやすいらしい。
さらに表面がツルツルしてて滑りやすい。
ぼくは姿勢悪いからどこまでも滑っていきそうで嫌。
上記のポイントが気になってファブリック素材を探して、PRORACINGゲーミングチェアに行き着いたわけさ。
ファブリックのモデルは少ないのでちょっと探すのが大変だったことを付け加えておく。
ポチったら2週間ほどで届いたんだけど、そのレビュー前に、余談になるけど、激安ゲーミングチェアの悪いレビューがけっこう笑えるから紹介しておく。
中華製激安ゲーミングチェアの劣悪レビュー集!
「なんか椅子が右に傾いている」
これ熱い!
そもそも椅子を買うときに、座面は水平か?と疑う概念は普通ない。
「段ボールを開けたら座面のシートが破れてました」
うーん🤔いきなりかぁ
多くのメーカーはパーツの1年保証を設けている。
そしてその対応は決して気持ちの良いものではないようなんだけど、結果パーツは送られてくるらしい…(笑)
また、返品しようにも段ボールを処分してしまい、こんな巨大な椅子を納める段ボールなんてないから返品できない。という悩みもあった。
段ボールはいきなり処分しない方がよさそうだね。
「1番低くしても座面が◯◯cmで高すぎる!外人サイズ?」
激安ゲーミングチェアのレビューで特に多いのがこれ。
とにかくみんな最低座面高を物凄く気にしてる。
質問でも座面の高さは何cm?というのが多い。
かかとが浮いちゃうのが心配なんだろね🤔
足が完全につかない=ももの裏側に体重がかかり、血行が悪くなるということらしい。結構重要なのかな?
たしかに買ったあと気がついても対策しようがない。
しょうがなく、キャスター外して使用という猛者もいたけど、不便だよ…
概要をいろいろ調べたら最低座面高42~45cmぐらいのモデルが多いみたい。
45cm以下にできないモデルに不満が集中してる。
この先はもうコメント面倒だから箇条書き!
「悪臭がします」
「早く捨てたいですが、重過ぎて処分出来ず困っております」
「回らないネジがありました、ネジがいくつか余りました。」
「日本人の体型に合った作りではないです」
「耐荷重150kgと書いてありますが説明書には125Kgとなっています。どっちですか?」
「この椅子を買うくらいならただの丸椅子やパイプ椅子のほうがいくらかマシだと思います」
うーん、わくわくするよ~(笑)到着が待ちきれないぞ!
ついに!PRORACINGゲーミングチェアが届いたので、恐る恐る組み立ててみる
ドーン!
マンションのドアの感じでわかる?
佐川のお兄さん、いい汗かいてた。ありがとう…
重さは22kgぐらいある。
持ってみると、重さよりデカさにウケる。
安い段ボールをつかっているのか柔らかい。フニャフニャだと重く感じる。
「受け取りサイン時に商品の中身を検品してくれ!」みたいなこと段ボールに書いてあるけど、
佐川のお兄さんを「ちょっと待て!」と引き留めて検品するのは粋じゃない。
中国人を信じてみることにした。
今回は激安ゲーミングチェアの闇を楽しむぐらいのつもりでポチっている
覚悟がハンパではないのだ(笑)トラブルよ来るなら来やがれ!
そのまま家の外で開けてみた。
パーツを個別に部屋に運んだほうが楽。
…椅子の部品が入ってるように見える。これは脚だな。
しかもちゃんとプチプチとかで配慮を感じる。大陸的なあの感覚ではない。
鉄パイプ50本入りが届くのも想定の範囲内だった身としては、少し安堵した。
下段も整然と収納されている。
和室(第2オーディオルーム)にパーツを全て運び込んだとこ。
○○レーシングというだけあってレカロシートっぽい。カー用品に見える。
小さな段ボールの箱(玉手箱ぐらいのサイズ)を開けてみる。
タイヤ(キャスター)がレーシングだ!全5輪で走る椅子。
この段ボールには作業用の軍手、ネジ、ガスシリンダー、キャスター、工具などが入っている。
PRORACINGさんの説明書の日本語は98%正しい!
レビューで他メーカーは説明書が不親切すぎという書き込みも結構あったので別の意味で期待してのだけど…
両面見開きの説明書分かりやすいよ。なかなかだ。
なんとなく信用できる感じだったので…
部品のチェックは面倒なので結局やりませんでした!
たぶん全部揃ってる気がする。
ネジ、工具はこれだけだったので安心した。
ネジ100個ぐらいあったら組み立て嫌になるもん。
六角と+ドライバーが両端についてるL字工具で全てできるからほかに工具不要だけど、いい工具持っている人はちゃんと専用品を使うと力も入れやすいし作業も捗るよ。
背もたれと座面はできるだけしっかり止めたい。
激安ゲーミングチェアのレビューは椅子が軋む音がするというの多いので念入りにやった。
こういうのは一度すべてのネジを8割ぐらい止めて、バランスを確認しながら交互に締めこんでいくのが基本だね。
レビューの1割はネジの不整合だったが、
ぼくは、「超精密に作られてんな~中国ハイテクか!」
と言いながら気持ちよく組み立てることができた。
この辺りは運もあるんだろう。どんな製品でも工業製品である以上一定の割合で不良品も混ざるからね。
ぼくはいつも運がいい。
レビューで最初から破損してたという報告が目立つこのカバー。
確かにペラペラで簡単に壊れそう。
これの部品は丁寧に扱おう。
じゃーん!どう?背後のフルレンジスピーカー多すぎ問題は別として普通にいい感じじゃない?
もちろん右に傾いてたりしない。水平だ。
匂い、悪臭の件!
まぁ…お鼻をシートに埋めて思い切り吸い込むと、臭い!
臭いといってもウ〇コ臭とかそっちではないから、アパレル系の新品衣料の匂い。
各パーツをビニールから取り出すときにMAX工業製品臭いけど、その日の夜この記事を書いているときにはもう気にならないほど消えていたよ。
超過敏な人の場合はわからないけどね。
ここで再度シートの色を思い出して欲しい。
ぼくが買ったゲーミングチェアは黒+グレーだったね。
この写真を見ると黒+5年酷使した薄汚い青に見えてしまうのが悔しい。
実際はもう少しグレーではある。しかしAmazonの商品写真ほどシックな感じではない。ややダサい。
中華製激安ゲーミングチェアの欠点は?シートの座り心地とリクライニング
まずは欠点から、
「座り始めに、背もたれに体重をかけたとき、少し軋み音がして背もたれが動く。」
まぁ、たしかに高級なリクライニングチェアーではあり得ないだろうから、人によっては嫌かもしれない。必ず1度鳴るしね。
ぼくは大丈夫。最初だけだから。座ってしまえば、途中でギシギシ鳴ることはないからね。
今後使い込んで、酷くなる可能性もあるだろうから、その時はまた追記するね。
「深くリクライニングした時の、腕のやり場のなさ。」
深くリクライニングした場合、アームレストはほぼ意味をなさない。
PRORACING のこのモデルは背もたれとひじ掛けが連動しないタイプだから。
これには最初戸惑った。普通に寝るように腕を両脇に置くと椅子の根元のゴツゴツしたとこに当たるから置けない。
妙にお行儀よく、股間の前で手を組むスタイルになる(笑)
最近バンザイしちゃうのもありだと気がついた。
バックレストがとてもハイバックなので両腕をバンザイしておくスペースがあるほどだ。
しかしバンザイしたまま熟睡するか貴様?と言われれば確かに微妙…
「背もたれを元に戻すときのバネの強さが異次元」
立ったまま、椅子のレバーを引いて背もたれを戻したときに猛烈な勢いで真っすぐになり顔面を強打した。
たぶん100歳の老人だったら死んでいた。
これは他のレビューにもあったのだが、
「アホなこと言ってるな~…日本は平和でなによりだ!」
と相手にしていなかった。訂正する。命にかかわるから気を付けよう(笑)
ぼくが気になったのは上記3点だけ。
逆に良かったところは多い👍
もともと、激安ゲーミングチェアを信用していなかったからダメ元なところでハードルは低い。
まず座り心地がとてもいい。レビューで座面がやや硬めとあったが、予想通りだ。
硬いといってもお尻が痛くなる底つき感の硬さとは種類が違う。
極めて標準的な椅子だ!
それでいい!
ぼくはこれを望んで買った。
「座り心地どうですか?」なんて聞かれても…
アイス食ってる人に「冷たいですか?」と質問するようなもんだ。
そうそう、ぼくが壊れやすいオットマン付きモデルを選ばなかった理由がこれ👇
サブウーファーだ。
これにクッションを載せるとちょうどいいオットマンになる。
しかも絶対壊れないオットマン!(サブウーファー)
ぼくは庶民の映画音響サイトをやってるからこれは必須なんだ。
ちょうどこういうものがある人はオットマン無しモデルも安くてお買い得だよ。
中華製PRORACINGは買っても大丈夫!1.6万円はコスパいいよ
ゲーミングチェア購入から3か月経過…
あれだけ不安だった中華製激安ゲーミングチェアが全く問題なく毎日使えて満足していた時に、ホームセンターでゲーミングチェアが置いてあった。
*某Hホームセンター
上の写真がそうなんだけど…これ税込み3万円なんだよね(笑)
ぼくの1.6万のは5.1chリアルサラウンドで映画を観れる夢の椅子に仕上がっている!作り方はコチラ⇒
ちょっと宣伝してしまい申し訳ない…
このホームセンターの3万のゲーミングチェアーに座って驚いたのは、PRORACINGゲーミングチェアの劣化版のような印象を受けたこと。
まず座面が一回り小さい。重量が軽くグラグラ微妙に揺れる。剛性感がない。リクライニングレバーがぼくのとまったく同じ…
つまり、どちらがいいというよりほぼ同等品か、やや劣る製品がAmazon購入よりかなり高めの設定で店舗で販売されているようなんだ。
というわけで、安いけどレビューを見るとなんか恐ろしい…
でも勇気を出して購入してみると満足度の高いPRORACINGゲーミングチェアのレポートは終了だ。
玉座は少し言い過ぎだけど、ぼくにはもったいないくらい上等な椅子だ。
迷っているならちょっと奮発して買ってみるのもいいだろう。
枕や布団などの寝具と一緒。人生の多くの時間を過ごすものには投資を惜しまないというのは人生の質を上げることになるよね。
この記事で紹介したPRORACINGさんの製品👇
Amazonを眺めていると、ゲーミングチェアの移り変わりは早い。1か月も経てば、全く同じモデルは終売してたりする。値段もクーポンが使えたり、タイムセールがありと日々変化してる。
運命的なタイミングを感じたらポチろう!
人によっては不運にも不良品が届く人もいるだろうけど、その時はちゃんと部品を保証してもらえば大丈夫。
なにがあるかわからないから、段ボールをいきなり処分するのは止めよう。
最低でも無事にゲーミングチェアを組み上げて座るまではね。
最後に少し役に立つ情報を、ぼくは170cm標準体型。
PRORACING のこのモデルは最低座面高40cm。
これ結構低くできるモデル。ここまで低いのなかなかない。
これだと踵まで付く。
オットマン付きは座面が高い仕様が多い気がするんだけど、気のせいだったらゴメンね。
170cm以下の人は座面高40cmにできるモデルがいいと思う。
43とか45cmと書いてあるゲーミングチェアは避けた方がいいかも。
あと、男性は1人で組み立てられるよ。
二人で組み立てましょうと説明書に書いてあるけど大丈夫。
女性は、男の知り合いに作ってもらった方がいいかな。
配送の人も不在ばかりじゃ可哀そうだから、できれば受け取り日時指定してあげたらいいよ。何度もトラックから積み下ろしは大変だ。
ぼくはこの椅子で映画を楽しむ!長く使えるといいな(^^)/