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スマホとUSB-DACをOTG接続して24bit/192khz再生【バスパワーで動く?給電は必要?】

※2023年9月時点の補足、Google Pixel6aというAndroidスマホはAmazonMusicのUnlimited契約で、本体のみで、24bit/48khz、外付けUSB-DAC接続で24bit/96khzが確認できています。

同様にAndroid13搭載のタブレット、TECLAST M50 Proは 本体スピーカーで、24bit/48khz、外付けUSB-DAC接続で24bit/192khzが確認できています。しかしポップノイズが頻繁に出るので音楽は楽しめません。スペックだけあってもまさかのノイズ発生など、格安2万円タブレットの問題点も感じたよ(^^)

スマホをハイレゾ再生プレイヤーとして使いたい!という思いはよくわかる。

えいが子
えいが子
あたしのスマホの端末の性能だと24bit/48khzが限界みたいだけど…USB-DAC繋げるとホントに24bit/192khzまで出せるのか不安でUSB-DAC買うの迷う~
えいが子
えいが子
ポータブルじゃないやつ、PCで使うような据え置き型のUSBバスパワーで動くUSB-DACもスマホからの給電だけで動くの?ちょっと荷が重いんじゃない?
くろかわ
くろかわ
それな!その2点はハッキリさせなきゃアカン!
えいが子
えいが子
出た!インチキ関西弁…

スマホとUSB-DACをOTG接続して24bit/192khz再生できるのか?

iPhoneの場合はDACの性能依存になるから安心してくれ24bit/192khz再生も可能。

Androidの場合24bit/48khz制限があったが、現行のAndroid10では24bit/192khzまでサポートになっているんだけど、それが有効かどうかはアプリ次第みたいなんだ。*ファイル再生はOK

但し、残念ながらAndroid基本性能の24bit/48khzを越えられないとしても、がっかりする必要はない。高音質なDACを接続することでDA変換性能は上がるから音は良くなる。スペックだけで判断せずAndroidユーザーもUSB-DACにトライしてみて欲しい。

例えばAmazonミュージックアプリの場合を見てみよう!

👆古めのAndroid(※XPERIA)を単体で再生すると、端末の性能は24bit/48khzと表示がでる。 ※SO-05K

iPhoneXも単体では同じく24bit/48khzだけど、USBバスパワーで動くUSB-DACを接続すると、Amazonミュージックアプリの、端末の性能表示ではどちらも24bit/192khzとなるのが確認済みだ👇

これはAndroidを接続してる。
外部DACをOTG接続することにより端末の性能は24bit/192khzになっている
現在の音質は24bit/192khzになっている
しかし、これで喜んではいけない。
音楽再生時に、受け側のDACやAVアンプの受信サンプリングレートを確認すると48khzとなっている。
Amazonミュージックアプリ側で48khzに制限されているとぼくは思ってる。Web上に誰も答えを書いてくれないからあくまでも推測だけどね。
Amazonミュージックのアンドロイドアプリは外部DACをサポートしていませんと公式に明記されている。(2021年7月時点)
以前YAMAHAのエンジニアの人がAVアンプは素直に入ってきた信号を表示するから間違いは絶対ないと言っていたのを思い出した。
うーん、それならAmazonミュージックアプリの現在の音質って何よ!と思ってしまうがきっと48khzが正しいのだろう。聴いて耳で判断できればいいんだけど、それはムリだなぁw
通常のファイル再生ならアンドロイド+USB-DACで24bit/192khz いける
👇の動画で実験してるよ(^^)/

くろかわ
くろかわ
いいDACを繋いで再生する24bit/48khzハイレゾの音は素晴らしい、そのレベルになると、ぼくには96khzや192khzとの差がわかんないんだ

たまーに、OTGケーブルを挿しても無反応な時がある。

そういう時は、スマホを再起動しよう。PCでもUSB認識しないときは再起動したりするよね?同じようなことなのかもしれないね。

えいが子
えいが子
再起動最強説!

因みにぼくはAndroidとの接続はこれを買ったよー。1000円ちょいの出費で毎日快適に使えてる。

これはDACのUSBと接続して使うんだけど、全体のケーブル長が短くて、少し使いにくいから、どちらかは長さのあるタイプのほうが良かったと反省。

自分のAndroidがOTG対応機種かどうかわからない!

大丈夫!そんなの誰も知らないから、わからなくて当然だ。ぼくも自分のスマホがOTGに対応しているのか調べるのに一苦労だったよ。

そのばあいはOTG対応かどうか簡単に調べてくれるアプリがあるよ👇️

USB OTGチェッカーという無料アプリはここからダウンロードできる

因みに対応してる場合の結果表示はこれ👇️

大きく緑色のチェックマークがでればOK。

一瞬で判定が終わるので拍子抜けする。

これなら型番などで調べる必要もないね。自分のスマホがOTG対応か調べたら、アプリをアンインストールしてしまえばOK。

据え置き型のUSB-DACでも、スマホOTG接続のバスパワーで動く?給電は必要?

バスパワーで動くUSB-DACとOTG接続ならスマホ単体で動作する

正常に接続されている場合は問題なく動作するようだ。

感覚的にポータブルの薄いタイプなら、スマホと繋げていけそうに感じるよね?

でもデスクトップの据え置きを前提とした少し立派なUSB-DACだと少しビビる…こんなのスマホで動くかなぁ?ってなる。

ぼくの持ってる2つのDACで問題なく動作しているので参考にしてほしい。

Ifi ZEN-DAC USB3.0バスパワー(2.0でも問題ない、メーカーが公言してる)最大32bit/384khz

ZEN-DACはUSBバスパワーでも動作するし、更に高音質を狙うなら、5VのACアダプター(別売)を使うこともできる。

FOSTEX HP-A3 USB2.0バスパワーのみの設定。最大24bit/96khz。

どちらも問題なくスマホに繋げて動作するよ。

さらに、ハイレゾ音源(FLAC)だけじゃなく、YouTubeや、ネットフリックスなどの迫力の映画音響もこの接続で楽しめるよ👇

https://youtu.be/oEWVSVr_-vA

くろかわ
くろかわ
風のうわさで聞いた話によると…DACの消費電力はかなり小さいらしく、例えば最大でも400mA。そう考えると2.0規格の500mA給電で十分というメーカーの発言もわかるきがする
えいが子
えいが子
あんたの風のうわさは…信憑性15%ぐらいだから正確な情報を知りたい人は自分で調べてね

と言いつつも、「別売のACアダプターで音質アップします」というメーカーの説明をみると、ここはオーディオ世界なんだなぁとしみじみ思う。

えいが子
えいが子
電源最強説!

因みに、ACアダプター(もちろん純正ではないw)をためしてみたけど、音の差は1ミリも変化ないように感じた…

ということで、スマホ単体で給電も音楽データも伝送して問題なく使える。

くろかわ
くろかわ
でも、いまいちなポイントもけっこうある。スマホが可哀想なんだ…

Amazonミュージックなどのアプリは音楽をバックグラウンドで再生できるけど、有線接続ならではのコードが邪魔、短い、など使い勝手の不便さはある。平行してスマホで他の操作するのは現実的ではない

給電しながら、大容量データ伝送で、スマホ本体の発熱がけっこうある。機械的な負荷がかかる。

バッテリーの消費が激しい、参考までにぼくのボロいAndroidだと1分で1%減る。まあまあ不便w

メインで使ってるスマホを常に再生用に使うのはリスクある。

車でハイレゾの再生プレイヤーとして、回線契約してない古めのAndroidを使ってる。

真夏にはスマホ本体が焼けるように発熱する。しかも熱くなるとバッテリー性能はガタ落ちになるのね、目に見えて減ってくし、一度冷やさないと、熱いまま充電器に挿してもちっとも充電されないよ。

だから、常用してると2年ぐらいでダメになった。ぼくみたいにどーでもいい端末を中古で安く買って使うのもありだけどね。

ZEN-DACのようにスマホとDACをOTGケーブルで接続しながら、さらにACアダプターを挿せばスマホの消費電力はかなり抑えられるよ。

実験してみると、2時間ぐらい再生して、スマホのバッテリー消費はだいたい30%ぐらい。

スマホのディスプレイをMAX明るくして、ずーっと触り続けてたらもっとハイペースで減るし、ディスプレイをオフにして、プレイリストを垂れ流すという使い方ならもっと長持ちしする。

くろかわ
くろかわ
AmazonミュージックHD使ってるけど、結局いろいろ総合的に考えてみると、音質はパソコンで楽しむのがいちばん!排他モードも使えるしね。スマホでもできるよという程度でいいんじゃないかな
えいが子
えいが子
DACにACアダプターを併用すると、一緒にスマホの充電もされるとかないの?
くろかわ
くろかわ
それも期待したんだけど、充電はされない!ホスト(スマホ)側が給電するというのがOTGの仕様みたいだ

が!

裏技はある

これだ!

これを使うとなんとスマホ側も少しずつ充電されつつ、変わらない高音質でUSB-DACも使うことができる。どうしても据え置きで充電を気にせず使いたい人にはオススメだよ。

最後に、一部のスマホでは、設定の深い階層にOTG機能をオンにする設定があるモデルもあるようだから、OTG接続したけど、すぐに使えないと判断するのはやめよう。

ぼくのスマホは挿すだけで、すぐに使えたよ。

WindowsにUSB-DACを繋ぐ場合、専用のドライバーをインストールしなくてはいけないものとか、そのあたりの不具合で何故かスペックを発揮できなかったり、設定が複雑だったりする時があるけど、

スマホはその点ラクだ。

もし、OTG対応機種をもってるならスマホとUSB-DACによる高音質ハイレゾを楽しもう!