プロジェクター

JMGO N1の良いところといまいちポイントをホームシアターおたくが解説

この記事ではJMGO N1の一般的な情報には一切ふれない!使って遊んだものにしかわからないことだけまとめるよ(^^)

JMGO N1の良いところ(メリット)

HDMI2.1対応でHDR10、4K 60hz 4:2:2 12bitカラーに対応しているところ。つまり現行プロジェクターではHDR10性能に隙がない。(pc接続の輝度、ぼくのHDRモニターでは400nitのところ、JMGO N1は1450nitとの判定が…でもプロジェクターなので意味ない?)

70インチ程度以下のサイズなら、眩しさをギリギリ表現できる明るさのHDR性能がある。

ぼくは真正面投影しか興味無いけど、30度ぐらいまでの角度をつけた投影での四隅のピントの合い方が従来のプロジェクターとは比べ物にならないくらい精度が高い。(世の中の全てのプロジェクターは斜めから投影できることをユーザーにアピールするけど、4隅のピントが合わないこと、画質が落ちることは黙っている)

やや静音。明るさのわりには静音。背面からかなりしっかりとした風量で排気されている。ファンの音というより、風の音という感じ。

しかし、プロジェクター寿命を考えると、真面目に排熱しているともいえるので、これはメリットとしていいよね。

軽量2キロなので天吊り(天井設置)がしやすい。

加えてジンバルによる。上下の画面位置調整がカンタン(^^)

あまりやっているユーザーはいないけど、天井投影もかなり良かった。

天井投影にあまりいい思いでのないぼくに、初めて天井投影してもいいかなぁ…と思わせてくれたプロジェクターだ。

JMGO N1のいまいちポイント(デメリット)

Android内蔵機の宿命か、起動には上のように時間がかかる。

このホームから起動するのは契約上のルールらしく、あらかじめ設定したHDMIでの直接起動は許されない仕様。

このあたりは格安中華2万円以下プロジェクターのほうが融通がきく。

ただし、ホームシアターといえどもそこまで焦って再生したいと思うわけでもなく、慣れればどうということはない。(←これ真実w)

もっと言ってしまうと映像についても真実を言ってしまおう。

ぼくはYou Tubeなどもやっている関係で自分では到底変えない高級機をレビューすることがある。

その後、メーカーに返却するのだけれど、そうするといつもの2万円の格安プロジェクターにもどるw

さすがに2〜3日は劣化を感じるのだけどそれ以降はあまり気にならない。

プロジェクターとは日常的にとっかえひっかえ使ってみるとそんな真実もあるのだ。

明るいと言っても、HDR性能を考えると最大80インチくらいか?100インチで使うならSDRにして視聴したほうが良いかも。

フルHD解像度で13万円という価格。

JMGO N1をホームシアターで使うならどんな人に向いてる?

10万円オーバーの価格にリアル解像度フルHDというスペックに割高感を感じる人もいるかもしれないけど、

そもそも画面サイズ80インチ程度までで最高画質が出る輝度なので、4Kと1080Pの解像感の差が出にくい。

レーザー投影方式特有のシャープな映像で滲みが少ないので、通常のLEDモデルより解像感が高い。

上記の理由から、ぼくが70インチで視聴してる感じでは、フルHDと言われればそう見えるし、4Kだから綺麗でしょ?と言われたら、あー綺麗だね(^^)と答えてしまうレベルで分からない。

スペックばかりが、気になる方には向かないが、ぼくのように70〜80インチでお一人様ホームシアターに限定して使うなら、設置性とかなり細かい画質調整で満足度は高い。

ある程度予算が見れて、配信のNetflixなどの映画をHDR10(+は非対応)で観たいというユーザー、そして内蔵のAndroidではなく、ファイヤースティック4KMAXなどのストリーミング端末を用意して使うというユーザーにはかなりオススメだ。

内蔵のAndroidは、Netflixの対応が現在不明、また解像度やHDRの対応がAppleTV4Kやファイヤースティック4KMAXに比べてスペック的に制限されているアプリの可能性が高い。

というわけで、その時代に合った最新のストリーミング端末を使うのがJMGOに限らず、ストリーミング内蔵プロジェクターには必要なことだね。

OS自体も基本的にアップデートは期待しないほうがいい。